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かんたん!水耕栽培の始め方

自宅の限られたスペースでも気軽に始められる水耕栽培。家にあるものや100均で揃えたものからでも始められます!手軽な値段でスタートできる水耕栽培キットもいろいろな種類が販売されているので、そういった物を利用するのも簡単です。慣れてきたら水耕栽培の装置などもおすすめ。お洒落なデザインのものもあり、インテリアとしてリビングにあっても素敵です。今回は水耕栽培についての基本情報から始め方、栽培におすすめの野菜をご紹介します。

水耕栽培って何?

土を使わずにスポンジなどの育成培地を使い、水と液体肥料で育てる栽培方法です。気軽に始められる家庭菜園として注目度が上がっていて主婦層にも大人気です。IT技術を駆使し管理された室内環境で育てられる事から、水耕栽培の植物工場を経営する企業も増えています。

土耕栽培と水耕栽培の違いは?水耕栽培のメリットは?

名前の通り土耕栽培は土を耕し育てる栽培方法。土で育てるか、水で育てるかの違いです。自宅で行うレベルであれば、水耕栽培にデメリットは特にありません。植物工場の様な大規模運営となると水耕栽培の施設設備、電気代や水道代など大きな費用がかかりますが、自宅で行う水耕栽培は家にあるものを利用したり100均で揃えた物を使う事で十分スタートできます。規模も小さいので水道代、電気代など光熱費もそれほど大きくありません。むしろ新鮮野菜が食べられる、植物を育てる楽しみを感じられる、子供の食育になる、などのメリットの方が大きいのではないでしょうか。また、無農薬で育てられるので安心安全です。


◉メリット

・自宅内の省スペースで栽培可能
・いつでも新鮮野菜が食べられる
・室内の安定した環境で育てられるため一年を通し安定して栽培可能
・無農薬栽培ができる
・植物を育てる楽しみを感じられる。食育になる。
・初心者でもお手軽かんたん

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さっそくスタート!必要な物を準備しましょう

まずはスタート!必要な物を準備しましょう。

◉準備するもの

・培地
 食器洗いなどに使うウレタンスポンジで大丈夫です
・容器
 深さ6〜7㎝程度の容器が便利です。
・液肥
 ハイポニカ液体肥料がおすすめ!
・栽培する野菜の種

◉あれば便利なもの

・ピンセットや竹串
 培地に種まきをするときにあると便利です
・スポイト
 種まき後、培地の表面に水をかけるときに便利です。

さっそくスタート!栽培のすすめ方

◉育苗(スポンジ培地に種まきをして発芽をさせるまで)
1.スポンジをカット
食器洗いスポンジなどを2㎝角くらいにカットしていきます。
周囲に網や硬いたわし部分がついているものは、そこを取り除いてください。
水耕栽培用のスポンジ培地を使うのも便利です。メラミンスポンジは使えません。
2.スポンジに水を含ませる
容器にスポンジを入れて上から水を入れていきます。水の中でスポンジを何回も押してスポンジの中の空気を抜き、水を含んだ状態にします。最後にスポンジが半分位つかる量の水を入れます。容器は豆腐の空きパックや保存容器、お弁当箱などが活用できます。
3.種まき
スポンジの表面に種をまいていきます。1つのスポンジに2個ずつまきます。小さい種はピンセットや竹串などの先を水につけてから種に触れるとくっつくので、それを1粒ずつスポンジに置いていきます。種を傷つけない様に優しくまきましょう。
4.スポンジの表面をティッシュで覆う
種の表面を湿らせた状態にするためにティッシュで覆います。ティッシュは2枚1組になっているので1枚に分け、スポンジ全体を覆える大きさにカット。スポンジの上から被せ、その上からスポイトで水をたらして表面を湿らせていきます。発芽するまでは日の当たらないところに置きます。
5.発芽を待つ
植物の種類にもよりますが、発芽までは2〜7日ほどです。スポイトで表面に水やりをしながら発芽を待ちましょう。容器の水量はスポンジの半分くらいの位置をキープしてください。発芽したら日の当たる場所に移し、双葉に成長するまでこのまま育てます。発芽から双葉までは大体2週間程度です。種まきの日付がわかるようにシールなどを貼っておくと便利です。


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