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ビジネスとは「愛」を贈り合うこと

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

いきなりですが、この1年を漢字一文字で表すと何になりますか?僕は間違いなく「愛」という文字を選ぶと思います。

こういう風に、今年の僕のTwitterでは何度も「愛」というワードが出てきています。

先日のnoteにも書いていたのですが、数年前の僕は何かに対して「愛」を叫んでいる人のことを、あまり良いように捉えていませんでした。でもそれって、僕自身の憧れの気持ちの裏返しだったような気がします。

本当はそうしたいけど、そこまで「愛」を叫べるものはなかったし、恥ずかしいし、なかなかそれができない状況だったのかなと。

それが解放された2018~2019年の僕は、反動的に「愛」を叫びまくりました。

Wasei Salonで本当にいいコミュニティだよ!
イケウチオーガニック触ってみて!
10YCっていうブランドって知ってる!?
EVERY DENIMというブランドを兄弟がやっててさ!
6curryというカレー屋行かない?

みたいに、僕の身の回りにある「愛」を持って接していること・ものを話す機会がどんどん増えていました。

両極端を経験した僕が感じたのは、「これってビジネスの本質じゃないか」ということ。本日はそんなお話を。


数字=ビジネスは間違い

以前の僕は、仕事・ビジネスとなると自然と数字をイメージしていました。「売り上げを上げろ!」「昨年より達成率を上げろ!」など、新卒でユニクロに入社した僕に取って「数字を追いかけるのが仕事だ」そんな印象を抱いていたのは事実です。実際にそれを実行してきたので。

もちろん、数字自体に意味はあるし必要なことも理解しています。でも、それって本質ではないんだなぁというのが、僕なりの解釈です。

どんなビジネスや仕事においても、人と人がやりとりして成り立つ。人が介入しない仕事って存在しないですよね。数字を追いかけすぎると、その大事な「人」も数字に見えてきてしまう。

そうなると徐々に歪みが生まれてしまいます。数字ってある意味、しっかりと向き合えば操れることが可能なもの。だからこそ、自分がそれをコントロールしたと、その先にいる「人」をコントロールしたと思い込みがちです。

でも、そんなことって一切ないんですよね。人が人を操れることなんてあり得ないのだから。


情緒的な価値が今後の社会に必要

高度経済成長が終わった日本にとって必要なのは、「情緒的な価値の理解」だと思います。もう作業とか、数字だけみるとか、そういうことはロボットに代替されていく。

そんな時、人間に必要になっていくのは「情緒的な価値」をいかに生み出せるか?だと思うんです。

コミュニティもそのひとつ。

一見、価値があるか理解しにくかったり、なかなか数字に直結しなかったりする「情緒的な価値」は体験することで理解できる。僕もコミュニティの価値を届けたい人がいたら、まずそのコミュニティの空間を体験してもらいます。

「それって何がいいの?」っていう人がいたら、ロジカルに説明するんじゃなくて、その空間に引っ張り出し、体験してもらうに限ります。

以前、西野さん・箕輪さん・中田さんが、オンラインサロンの価値を説明している番組がありました。

この放送とは別で、西野さんがこの番組(とある人)に対して「体験していないことを説明して理解させてることは時間の無駄」とコメントしていて、まさにその通りだなと。

まだまだ全員に理解してもらうことは厳しい「情緒的な価値」。だからこそ、今は踏ん張ってでも追求した方がいいと思うんです。なぜならば、それこそがビジネスの本質だと思うから。


愛を贈り合うこと

ひとつの製品・サービスを届けることは、僕にとっては「愛」を贈ることと同義語。

「売れた!ラッキー!」という感覚でやっていては、正直弱い。そうではなく、相手のことを想い、価値を丁寧に伝え愛を届けること。そして、愛を受け取ってもらえて初めて、お金という形で愛が返ってくる。

それこそが、ビジネスの本質だと思うんです。

その時必要になってくることは、自分が手掛ける製品・サービスをしっかり愛すること。愛を注がないと愛って生まれないじゃないですか。そもそも、愛ってつくるものではなく、溢れて生まれてくるものだと思うし、上っ面な愛ってすぐバレる。

また、溢れるほどの愛があれば、自然と伝播し、外にも広がっていく。すると、それまでなかった関係性が生まれていくんですよね。愛が溢れているもの同士が引き寄せ合い、価値共創をしていく流れが生まれるんじゃないかなと。

これからの社会を考えた時、この流れが生み出せる人こそ重宝されて、活躍していく。Twitterでもどこか目立っている人って、その愛を伝えるのが上手いひとたちだと思います。「人目を憚らず愛を全力で叫ぶこと」そんなスキルを持ち合わせていくことが、これからますます大事になってきそうだなぁと。

そして、愛を叫ぶことで得られる一番のメリットって、「多幸感を得られること」なんです。自分自身の心が満ちていく感覚を持てることこそ、愛を叫ぶことのメリット。これは声を大にして伝えたいことです。だからこそ、ひとりでも多くの方が、愛や好きを叫べる社会になればいいなぁと日々思っています。


最後に

なぜかふとこんなことが頭に溢れてきたので、文字にしてみました。

書いてみて改めて実感したのですが、この「愛」を持てる人のことは好きになれて、上っ面な人のことは嫌いになってしまうんだなと。

「ピュアに愛を叫ぶこと」
それは2020年も引き続き変わらずやっていきたいなぁと思います。うるさいと感じてしまったら、すみません。

それでは!
よいお年を!

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