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鞆の浦に、夫婦の会社「コト暮らし」が生まれました

こんにちは。
鞆の浦移住暮らしをしている長田です。
気がつけば、2月で移住して1年が経とうとしています。こんなこと言うとおじさん感漂いますが、時が流れるのは早いですね。

話は変わり、先日こちらのnoteで今後夫婦ではじめる予定のお店についてお伝えさせていただきました。

それに続けてのニュースになりますが、妻といっしょに『合同会社コト暮らし』を立ち上げ、その共同代表となりましたことを、本noteにてご報告させていただきます。 

これまで、2018年8月から”コミュニティフリーランス“として4年半歩んできましたが、今後は個人でやっていた仕事もすべて法人で受けさせていただきます。

いつか来ると思っていたフリーランス卒業が、ついにきたことに僕自身驚きつつ、今後夫婦の会社を経営していくことに楽しみを感じております。

鞆の浦から見える瀬戸内海 photp by me


なぜ「コト暮らし」なのか?

コト暮らしとは、「コトか?暮らしか?ではなく、コトも暮らしも」

僕らは、コト(仕事や活動)と暮らしって実際は境界線がないものなんじゃないかなと思っています。仕事かプライベートか?みたいな線引きって勝手に僕らがしているだけで。そんな境界線があいまいになり、混ざり、コトも暮らしも大切にするライフスタンスを大切にしたい。

それは、A or Bのようなわかりやすいことじゃないところにこそ、その人らしさが現れるんじゃないか?そこにある「あなたの選択」に寄り添いたいという想いからです。

また、コト暮らしは「個と暮らし」という捉え方もしていきたいと考えています。それは、どんな場面でも”個“にフォーカスした取り組みをしていきたいという、僕らの意志です。

コミュニティや社会を語って、個を尊重しないあり方はしたくない。コミュニティや社会は個の集合体であるこそ、まずうは個を尊重していきたい。そんな考え方を大切にしたいと思っています。

このような願いや意志が込められたのが、「コト暮らし」という社名です。

そもそもは、移住先探しのときに取り組んでいた「夫婦のコト暮らし」というInstagramプロジェクトが起点でした。(この時は、僕らが憧れていた「夫婦でのコトも暮らしも大切にしたあり方」を実現している方々へ話を聞きたくて、そのおすそ分けの意味ではじめました)

そんな「コト暮らし」のビジョンは

つながりを通じて、「わたしの選択」に寄り添う。

「人生は選択の連続である」
シェイクスピア「ハムレット」にある有名な一節です。膨大な数の選択が僕らの人生を築いているとしたら、ひとつひとつにどんな意味をこめるのかが大切になると思っています。

そんな大切な”選択“が、「わたしの選択」でありたいんです。

ひとりひとりが「わたしの選択」と思えること。それは社会の常識に引っ張られた選択ではなく、自分自身のことを尊重し納得した選択であること。そう感じられる人を増やしていきたい。

この価値観を大切にすることこそが、僕らのあり方だなと思っています。


何をやるのか?

自社プロダクトとしては、先日発信させていただいた「ありそろう」の運営です。地域での場づくりが、自社プロダクトとして大きな柱になります。まオリジナルの地域プログラムとして、「暮らしのフィールドワーク」を開催していきます。

photo by @daichi_photo_

一方、これまで僕個人がやってきた、コミュニティマネジメントの支援事業のような委託事業も引き続きやっていきます。コミュニティマネージャーやアドバイザーという形で、さまざまな企業のコミュニティ事業と伴奏していきます。

ただ、それだけではフリーランスの延長上でしかないので、夫婦ふたりの強み・スキルも活かしていくことを大切にしたい。夫婦のスキルの掛け合わせにより生まれるコトを、意識的に活動していきたいと思います。

今回のnoteで僕らのことを初めて知ってくれた方もいると思うので、このタイミングで夫婦のプロフィールを置いておきます。

僕は「コミュニティマネジメント」
妻は「コーディネート」
が、代表的な役割になりそうなので、この掛け合わせの可能性を探求していきたいと思います。

この掛け合わせの可能性を模索したい

例えば、コミュニティの観点が入ったプログラムのコーディネートだったり、伴奏者がいるコミュニティ運営だったり、どちらの役割も必要なことだったり。いろいろ妄想を広げています。

というところも考えつつ、まずは会社として下記あたりをメインに取り組んでいきたいと思います。


なぜ法人化したのか?

今回法人化するにいたったのは、いくつかのきっかけがありました。

そのなかでも最も大きかったのは、Wasei Salonのプロジェクト「この町いいなの見つけ方」で、島根県にある石見銀山に家族で訪れたことです。

プログラムのなかで、石見銀山を拠点に活動する「群言堂」ではたらく皆さん(社長も!)とお話する機会がありました。その姿、地域との関わり方や今後考えていることなどが、僕ら夫婦が地域でやりたいこととかなり近かったんです。

石見銀山でのワンシーン

帰りの車の中で、「法人化して、鞆の浦の群言堂になろう」そんな会話を妻としていました。群言堂のように、地域とそこで暮らすひとがいかされる循環を生み出し、地域を代表するような存在になりたい。結果として、自分たちが地域の一部になりたいなと。

暮らしと観光が入り混じり、地域にすでにある資源が巡っていき、ひとりひとりが自分にあった生き方を模索できるようことを、つながりやコミュニティを通じてやっていきたいと描いています。

僕らの法人化は、いわゆるフリーランスが税金対策として形にするような法人化ではありません。それ以上に、「自分たちが地域に対してどう在るといいのか?」「夫婦としてどう在るのがいいのか?」を考えた結果の法人化です。(税金を考えるなら、今のタイミングではなかった方が良かったでしょう)

ある種の覚悟をもって、僕ら夫婦が描く”なりたい姿“を目指しての一歩になります。

法人化するにあたり、ここ数ヶ月間準備を進めてきたのですが、お互いがどんな気持ちで何を考えて今の仕事をしているのか?を交わし合ったんです。すると、やっていることは違えど、大事にしたいことは同じことがわかりました。

僕らはひとりひとりがいかされ、そのひとらしく歩んでいくための選択に寄り添っていきたいんだなと。妻はそれを社会起業家の支援で、僕はコミュニティマネジメントでひとつずつ形にしてきたんだなと。それこそが、ビジョンである『つながりを通じて、「わたしの選択」に寄り添う。』です。

隣にいるように、寄り添っていきたい


最後に

ということで、コミュニティフリーランスを卒業し、今後は「コト暮らし」代表として活動していきます。(妻は会社員を続けながら、コミットしていく予定です)

自分たちに何ができるのかは、まだ手探りの状況ではありますが、ひとつずつ見つけていきたいと思います。

もし、このnoteを読んで、「コト暮らし」に相談したいことや話してみたいことがあれば、お気軽にご連絡ください。ゆっくりお話を聞かせてもらえれば幸いです。一緒に楽しいことしましょう!(色んな仕事したい!)

2023年も、長田ファミリーをどうぞよろしくお願いいたします!


※長田個人のこれまでの実績はこちら

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コト暮らしメールアドレス: Koto.gurashi.LLC@gmail.com

photo by @daichi_photo_

【最後にお知らせ】
「鞆の浦 ありそ楼」のプレオープンが、2/4.5の二日間に決まりました!ぜひ遊びにきてもらえると嬉しいです!また、追って具体的なご案内をします!(Instagramを中心にお伝えしていきます)


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