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JLPT JLPT JLPT

非母語話者のための日本語試験、JLPT。
TOEICの日本語版というイメージです。

・ N1-N5の5つのレベルに分かれている
・7月と12月の年2回実施で世界中で受験可能
・受験料6500円
・更新義務はない
・外国人材の採用基準にしている企業が多い
 (N1,N2がほとんど)


この試験にはいくつかの注意点があります。

○スピーキングがないので会話力は測れない
○文字による試験なので漢字圏の人に圧倒的に有利
 (リスニングも問題文と選択肢は漢字)
○敬語は多少、ビジネス表現はほとんどなし
○合格点が50/100と低い
○全て4択(マークシート)の解答形式

外国人材の採用基準にするにはリスキーすぎます…

この試験、確かに日本語力を測る一つの基準にはなります。
それと「どれだけ努力したか」の評価にも。
ただ、コミュニケーション力とは比例しないので、「採用基準の一つ」程度の位置付けに留めておいた方が無難です。

では本気で採用したい外国人材がいたら?

◇可能であれば短期間インターンとして受け入れる
◇社内ミーティングなどに参加してもらう
◇一時期流行った「オン飲み」などに招待してみる

とにかく「現場」です。
これでだいたいのコミュニケーション能力はわかるはずです。少し手間と時間をかけてみてください。

あくまで僕個人の、企業の都合を完全に無視した提案ですが…

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