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こんな夢をみた③ピンクの象

今日は一年ほど前にみた夢と、それにまつわるオリジナル曲、ピンクの象(CNo42、2022年7月26日生まれ)を紹介します。

ピンクの象の夢

その夢で私は、いつもの通勤電車に乗って自宅に帰るところでした。でも今日はいつも降りる駅よりひとつ先に行ってみよう、と思い立ち、降りてみました。降りたことあったっけ、意外となかったかも、などと思いながら。

駅を出るとすぐのところに、知らないお寺がありました。お堂の中ではなく外に、大きな仏像が10体くらい立っており、訪れていた人々とともにゆっくり眺めて行きました。

ひと通り見終わった辺りに御守りなどのグッズコーナーがあり、売店の人が直径10センチくらいのピンクのゴムボールのようなものを、サービスなのか店の前を歩く人にあげていました。

私も「お子さんにどうぞ」などと言われてもらいました。子供いないけどな、と思いながら手に持って歩いていたところ、そのボールがみるみる大きくなり、全長1メートルくらいの小さいピンクの象になったのです。

正確に言うと象かどうかはわかりません。鼻が長く、尻尾は象より太くて長い生きものでした。あるいはぬいぐるみなのかもしれません。

とにかく帰宅途中だったので私としては困ってしまい、電車に乗ったら目立ってしまうしどうしよう、と象を小脇に抱えたまま途方に暮れているところで目が覚めました。

ピンクの象を曲にする

なぜこんな夢を見たのかは未だにわかりません。目が覚めて、ピンクの象って何??とネットで調べてみました。すると、ピンクの象には大きく分けて2つの意味があることがわかりました。

ひとつは縁起のいいタイプで、ガネーシャでよく知られる、タイにいるヒンズー教の象の神様ですね。私の夢には最初に仏像が多数現れていて、宗教つながりで関係ありそうな感じもしますが、心当たりはありません。

もうひとつは酔っ払ったときなどにみる幻覚の表現としてよく使われるものです。

ディズニー映画ダンボでは、ダンボが酔っ払って幻覚をみるシーンにピンクの象が出てくることが知られています。私の夢は、ただおとなしい子象を私が小脇に抱えているだけでしたが。

後で調べたところ、この夢をみたのは2022年10月23日で(私は夢日記をつけています)、夜中のオンラインミーティングが二夜連続だったため疲労を自覚していたことが前の日の記録に残っていたので、その影響かもしれません。アルコールは飲んでいないのですが。

夢の意味をずっと考えているうちに、「ひょっとして今作っている曲になるために出てきたかも?」と思うようになりました。そういえば少しアフリカンな曲だし、翌日「ピンクの象」と曲名をつけました。前にも書いたように、曲名をつけるとにわかに曲のイメージができて先が作りやすくなります。

実は予知夢だった??

ところがその1か月後、オンライン講習会の講師をしているときに、私自身がおかしくなりました(ピンクの象は見えませんでしたが)。記憶もしっかりしていて話せているのですが、話を頭の中でまとめて次に話すことを考える、ということができなくなったのです(専門用語では遂行機能障害と呼ぶものに近いと思います)。幸いスライドがあったので、字面を追って普通に最後まで解説することはできました。しばらくしたらもとに戻り、後日受けた検査でも問題はなかったのですが。これについては自分で考察しているので、また別のときに書きたいと思います。

私は転んでもただでは起きないタイプなので、さっそくこの経験を曲に入れました。幻覚を表現するハラホロヒレハレみたいな変な部分を冒頭から1分くらいのところに入れたのです。曲調が急に変わるところがあるので、聴くと分かると思います。

主人公の子象は、一時は幻覚に見舞われたものの、その後復活し、曲の後半では立派に成長していくように作りました。青年期くらいまで成長できたと思います(笑)。なんだかこの曲を飼っているような気がして可愛く思えてきました。


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