データ利活用といえばコミューン、と思ってもらえる未来を目指して
こんにちは!コミューン編集部です。今回は、データサイエンティストとしてはたらく樋口さんにお話を聞きました。
コミューンを知るにつれて、データチームの意思決定が素早く、強い人材が多いと思えた
──これまでのキャリアを教えてください。
大学では理工学部を専攻し、大学院では腎臓がんの自動識別をテーマに人工知能やデータ分析について学んでました。インターンなどを経て、自分ひとりで与えられる影響が分析やMLを通して大きくできること、システムを作ることがレバレッジを拡大できるんだ、という気付きがあり、プロダクト開発におけるデータ分析やML利活用が面白いなと感じて、Wantedlyに入社しました。
WantedlyではTopページである募集一覧やスカウト検索機能など、ユーザのコアの体験となるマッチングシステムの精度改善や、ML基盤の改善などに取り組んでいました。
──コミューンとの出会いを教えてください
ChatGPTを活用した機能のプレスリリースと、Xのフォロワーだった柏木さんがコミューンへ転職されているのを見て気になりました。その後、JPN Product Ownerの久松さんとカジュアル面談を実施し、そこでプロダクトとして壮大な夢があるけどまだまだ手が回ってないので、アジャイルにたくさん施策を打てる人がほしいと話されていて、いろんなことに関心がある自分とマッチしていると思いました。
ChatGPTが出たばかりの時期にプレスリリースを出している点や、MLOps勉強会を主催している柏木さんが転職されてるので、データチームの意思決定が素早く、かつ強い人材が多いのでは、と思いました。一方でプロダクトについては、出会った当時はコミュニティに関するものに触れたことがなかったため、あまりピンときてなかったのが正直なところです(笑)
プロダクト開発を通して豊かな未来を創っていく
──入社を決めたきっかけは?
気になって調べてみるとラジオやインタビュー、How Commmune Worksなど、たくさんの情報が公開されており、どうやって働くのかや会社の雰囲気が割と掴みやすかったです。
YouTubeやポッドキャストで執行役員の方の話を聞いて、プロダクト開発を通して豊かな未来を創っていきたいという気持ちが強い方々だと思いました。
データ活用を推進しはじめるフェーズであること、カルチャーがマッチしてそうなこと、自分が経験したいMLPdM・MLOps周りを業務として扱えそうなことがわかり、選考に進みました。面接で、久松さん・柏木さん・前側さんと話す中で、データチームに力を入れていくこと、事業内容やフェーズが面白そうなこと、選考で真摯に向き合っていただけたこと(オファー面談時に全員来てくださったこと、オファーレターをもらったこと、各選考フェーズでFBをいただけたこと)などが決めてで内定承諾しました。
──入社前後でギャップはありましたか?
幅広く仕事がしたいと思っていたのですが、その求められる幅や決定権が想像よりさらに広かったです。プロダクトの見るべきKPIをドリルダウンしていくなど、想定より組織に大きな影響を与える施策に携われました。
また、MLやLLM等の利活用を進めるぞ、と思ったのですが、それより前段の「プロダクトとしてどんな指標を見るべきか」などを決めていくことから始められるフェーズだと思いました。今後よりデータ活用を進めていき、データドリブンな組織にしていきたいですね。
ミッションを体現できている人が集まる組織
──現在の仕事内容を教えてください
推薦システムやLLMなど、プロダクトのユーザ体験を上げるためにデータを利活用して機能開発をしています。プロダクトの見るべきKPIを決めることや、コミュニティを成功させるために働いている人の仕事の仕方などをデータを使って補助することも担っています。
──コミューンの仕事はどんなところが面白いですか
今、データチームは組織やプロダクトにどのような関わり方をすれば価値を最大化することができるかということを探索している状態です。だからこそ、部署間の隔たりが少ない中で、やる仕事も誰と進めるかも自分で決めながら進められる裁量の大きさ・チームを立ち上げていくことができるのは面白いです。定量面だけでなく定性的な意味でのスペシャリストがたくさんいるので、データ分析で出た指標に対して議論し、深い考察をもらえることもとても良いと思っています。たくさんのコミュニティがあり、データのバラエティが豊富なので、考察に飽きないですね。
──一方で、コミューンの仕事で難しいところはどんなところですか
今のデータチームは前述の通り裁量が広く関わる人が多いため、面白いものの、一方で自由度が高いため、本当にやるべきことを決めてやりきるのが難しいという側面もあります。
また、コミュニティは規模も目的も開始も異なるので、一般的なSaaSのプロダクトメトリクスでは測りきれず、俯瞰してみることが求められるので難しさを感じています。
──コミューンの好きなところを教えてください
「あらゆる組織とひとが融けあう未来をつくる」というビジョンを体現するに当たって、それを実現できている社員が多くて働きやすいです。一方でシビアに成果も測るので、温かさと厳しさがうまく両立しているように思えます。
また、あらゆる部署・レイヤーの人の考えがnotion, slack等でオープンになっているところも好きです。資金調達など会社の大きな意思決定の根拠やそのフローを知れるのは面白いし、ためになります。
──コミューンには「How Commune Works」という行動指針がありますが「How Commmune Works」の中にある20の行動指針のなかで、日々仕事をする中で特に意識していることはありますか?
「前向き、上向き、外向き」です。
これは体現されていて、私が入社した際のオンボーディングもこのおかげでうまくいったように思います。基本はリモートで働いていますが、Slack上での反応がよく、議論するときに否定から入らない(肯定から入る)という文化があり、初対面の人でもスムーズに馴染める環境だと思います。
また、「自分の持ち場の成果に責任を持つ」も徹底されています。
経営レイヤーの意思決定が情報共有されているので、経営が社員を背負った上での判断・覚悟感が伝わってくるので信頼できます。また、その成果主義がチームリーダーにおりてきて、それがメンバーにもおりてきて、という流れで現場にも浸透しており、みんな自立しながら仕事に向き合っています。
──これからやりたいこと・挑戦したいことを教えて下さい。
データを使ってプロダクトをどのように成長させるか方向を決めつつ、成長に必要な機能開発も出来るような人材になりたいです。コミューンをデータ利活用のお手本となるような企業にしていきたいですね。自社にあるデータがユニークなので、研究開発・発表をして技術力がある会社だと思ってもらえるよう日々の仕事に取り組んでいこうと思っています。
──最後に、樋口さんがどのような方と一緒に働きたいか教えて下さい!
自分の中でこうするべきという思いがあり、それを他の人と協業しながら形にできる人です。
樋口さん、ありがとうございました。
コミューンでは一緒に働く仲間を募集中です。少しでも興味のある方はカジュアル面談フォームよりお気軽にご連絡ください。