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女性エンジニアとコミューンの開発組織

こんにちは、DevHRのあらです。
今回は、Commune開発組織の女性モバイルエンジニアのお二人にインタビューしました!
お二人がエンジニアを目指したきっかけやコミューンでの仕事のやりがい、女性エンジニアとしてのキャリアについて語っていただきました。



モバイルエンジニア
シュタインミュラー萌/Moe Steinmueller
モバイルエンジニア
チェ スルギ/Seulgi Choi


1.私たちがエンジニアを目指したきっかけ

まずは自己紹介をお願いします。

Choi:私から自己紹介させていただきますね。
学生時代は経営学を学びながら、Webエンジニアとしての勉強も少しですがしていました。
社会人一年目で入社したペイメント関連の企業では、Android開発チームに配属され、モバイルエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。その後、eコマース業界に転職し、ネイティブAndroidとFlutterを並行しながらクロスプラットフォームを開発するモバイルエンジニアとして業務に携わりました。そして2024年の3月にコミューンに入社し、現在はモバイルチームでFlutterエンジニアとして働いています。

ありがとうございます。ではMoeさん、お願いします。

Moe:私は大学院では言語学を学んでいたのですが、卒業後にドイツのプログラミングスクールに通いました。スクールを卒業してから、eコマース企業でデータエンジニアのインターンを経験、その後フードデリバリーサービスを提供する企業でiOSエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。そして、2023年11月にコミューンに入社し、現在はChoiさんと同じくモバイルチームでFlutterエンジニアとしてApp開発に携わっています。

お二人がエンジニアを目指したきっかけについて教えてください。

Moe:私がエンジニアを目指した一番のきっかけは、大学院のデータ関連の授業でコーディングを学び、コードの書くことの楽しさを知ったことです。当時、私は博士過程へ進むかどうかを迷っていましたが、授業でコーディングに触れたことをきっかけに、テックへの興味が強くなっていました。最初は独学で勉強していたのですが、その後プログラミングスクールに入り、しっかりとエンジニアリングを勉強していくうちに「エンジニアは常に学び続ける必要がある」ということに気づき、コードを書く楽しさだけでなく、”学ぶこと自体の楽しさ”も知ったことでエンジニアを目指そうと思うようになりました。

Choi:私は、高校生の時に少しだけエンジニアという仕事に関わる機会があったのですが、その当時はあまりエンジニアに興味がありませんでした。
大学では経営学を学んでいましたが、いざ大学で学んだことを仕事にしようと考えたり、アルバイトで会計の仕事に近いことをしていた時にしっくりこないことがありました。それと就職活動をする際には、”海外で働くこと”にとても興味がありまして、海外で働くとなると”制約がないこと”を仕事の軸の一つと考えた方がいいなと思って、色々と調べるうちにエンジニアという仕事に辿りつきました。
海外での就職支援をしてくれる教育センターというところに入る前、エンジニアになるための勉強やコードを触ったりすることで、仕事にできるかどうかを自分の中で擦り合わせるようにしました。それから私は、”何かを作り、結果を出すこと”が好きということもあり、性格的にも仕事の内容的にもエンジニアは自分自身にあっていると感じて、エンジニアになることを決めました。

Moe:確かにChoiさんが言う”制約がない”というところは私も同じ考えです。私は大学院からコミューンに入社するまで、ずっとドイツにいたのですが、エンジニアという仕事はどの国にいても”共通でできる職業”という点もエンジニアになるきっかけでしたね。

お二人とも、現在はモバイルエンジニアとして活躍されていますが、Webエンジニアではなく、モバイルエンジニアを選ばれたのは何か理由があるのでしょうか。

Moe:私の場合、プログラミングスクールではWebプログラミングコースを選択していたのですが、スクール卒業後にいざ就職しようと思っても、Webエンジニアとしての実務経験がないと就職はなかなか難しくて。一番初めに就職したテック企業でのポジションは、データエンジニアでした。「まずはテック業界に飛び込んでみよう!」と思い、オファーを受けましたが、データエンジニアの仕事も楽しいと感じながらも、やはりコードを書くことの楽しさを知っていたことや一番やりたいことはフロント側の業務だったこともあり、「やりたいことに挑戦したい」と考え始めた時に、モバイルエンジニアという職種を知りました。
モバイルエンジニアもフロント側の仕事であること、業務に携わった時に「自分が開発したAppが多くの人に使ってもらえると嬉しいな」と思い、モバイルエンジニアのキャリアに進むことを選びました。

Choi:私はWebエンジニアの勉強をした上で、最初の会社に入社したのですが、Javaではモバイルアプリも開発することができるということもあって、配属先がモバイル(Android)チームとなりました。
配属された当時、他の社員の方から「言語は同じだからモバイルもできるよ!」と言われたのですが、実際に業務で携わってみるとWebの開発とは異なる部分や知らないことも多く、モバイルエンジニアの勉強を本格的にするようになりました。その後は開発効率化も考えて、Flutterエンジニアに転向し、今に至る形ですね。

2.女性とエンジニアという仕事

お二人は他の企業でもエンジニア経験がありますが、やはり女性のエンジニアの人口は少ないのでしょうか?

Moe:そうですね、前職では数名いましたが、やはり女性のエンジニアは少ない気がします。海外に居た頃より、日本に来てからはさらに女性のエンジニアに会う機会は減りましね。

Choi:私がこれまで経験してきた企業では、いたとしても1〜2人でしたね。海外で行われたカンファレンスに参加した時には結構いらっしゃいましたが、それは海外が日本に比べてダイバーシティに対する考え方が広まっている傾向があるからかもしれないです。

業務について話すMoeさんとChoiさん

女性エンジニアが少ないという状況で不安に感じることもありましたか?

Moe:男性エンジニアの方が多いことやエンジニアという新しい領域への挑戦ということもあって、「馴染んでいけるのかな」っていう不安がありました。

Choi:そうですね。私も似たところで、キャリアという点で漠然とした不安がありました。女性エンジニアのキャリアモデルが周りにあまりいなかったこともあって、「どこまでキャリアアップしていけるのかな」とかは考えましたね。

そういった不安に対して、現在はどう感じていますか。

Moe:慣れてきたということもありますが、これまでコミューンの開発組織に女性エンジニアは私一人しかいなかったところに今年、Choiさんが入社してくださって、女性エンジニアが増えたのは嬉しかったです。ただ在宅勤務が基本なので直接お話できる機会は少ないのですが(笑)。

Choi:私も、同じ開発組織内にMoeさんがいてくださって、とても心強いです!それにコミューンの開発組織は性別関係なく、話しやすい環境だと感じています。

3.二人から見た開発組織

女性ならではの目線が業務に活かせたことはありますか?

Moe:「女性ならでは」というのはなかなか難しいのですが、”多様性”がチームにあると様々なアイデアが生まれるのかなと思います。
「女性だから」ということではありませんが、様々なバックグランドを持つ人が集まり、話し合うことで沢山のアイデアが生まれるので、そういった場面において女性目線が活かせているのかもしれないですね。

ありがとうございます。ではお二人から見たコミューンの開発組織について教えてください。

Choi:私がコミューンで働くことを決めた理由の一つに在宅勤務ができるという点があります。フレキシブルに働けるという環境は、とても良いなと思っています。

入社してから感じたことでは、”開発組織全体の雰囲気の良さ”がありました。組織全体でお互いをリスペクトしあっているのを感じますね。”一緒に協力しながら作る”という雰囲気が開発組織にはあります。それに、それぞれが自由な働き方をしているところもいいなと思います。私もしっかり集中して、業務をこなす。その上で休める時にはしっかり休む といった自分に合った働き方ができていますね。

Moe:確かに風通しはすごくいいなって思います。在宅勤務という直接会って話せない環境で、Web開発チームのエンジニアのみなさんは抽象的な質問でも丁寧に教えてくれますし、分からなければ一緒に考えてくれます。
それから、男性エンジニアの方でも育児休暇を積極的に取られているので、組織としても多様性という部分をしっかりと受け入れる体制ができていることは、働く環境としていいなと感じています。

4.今後、挑戦していきたこと

最後に、今後挑戦していきたことについて教えてください。

Moe:私は今、デザインとアプリにおいて開発の壁を無くしていくプロジェクトをデザイナーの方と進めています。そのプロジェクトに参加したことをきっかけに最近は、デザインの領域にも興味が湧いてきました。
UXエンジニアのような領域になるかもしれませんが、デザインに関する知識も深めていきながら、エンジニアとしてのキャリアを詰んでいきたいと考えています。また、Webエンジニアの方とのやり取りが多いので、Web側のコードをもっと読めるようにすることでコミュニケーションをスムーズに取れるようにしたいと思っています。

Choi:デザイナーの方と一緒にプロジェクトを進めながら、技術スキルをアップするのはいいですね。

Moe:今回のプロジェクトは、コミューンの特徴である”挑戦ができる環境”だから実現できていると感じていますし、このプロジェクトを通してエンジニアとデザイナー双方の考え方を共有できるようになったのはとても良いことです。なので参加させてもらえて本当にありがたいなと思っています。

ありがとうございます。では、Choiさんお願いします。

Choi:私はモバイルエンジニアの経歴が長いのですが、この先はサーバー側の勉強もしながら、フルスタックエンジニアのキャリアを選択肢の一つにできるようにしたいと考えています。それから、将来的には開発組織だけではなく、Moeさんのように他部署の方達とも連携をしながら、開発を進めていけるエンジニアになりたいですね。
まだ入社したばかりなので、今年一年はコミューンのモバイルエンジニアとしてしっかりと成長していきながらも、多くのことを学び、チャンスがあれば挑戦をしていきたいです。

本日はありがとうございました!


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