優柔不断な子どもの成長

子どもが買い物でお菓子を買ったりおもちゃを買ったりするとき、なかなか決まらなくて子どもが優柔不断に見えて、疲れて待っている親の方がイライラすることありませんか?

でもよく子どもを観察してみると、嫌なものは嫌!と言ったり、好きなものは即決していたりします。優柔不断だと思ってたのは親の一方的な見方で、優柔不断だと思っていた事柄は、本人にとってどっちでもいいことだったり、本当にどちらも欲しくて悩みに悩んでいるのではないでしょうか。我々大人も、決まらないことありますよね。

また、親が何かを説得しようとするとき、なんやかんやと本人なりの建設的な意見を持ち出してきて、粘り強く拒否したり交渉しようとしていることもあります。

なかなか子どもが親の意見を聞こうとしないとき、感情的にはイライラするかもしれません。でも、少し落ち着いて観察してみると、子どもなりに交渉をあきらめない姿に、なんだか成長を感じることもあります。

たまには親が折れて、子どもさんの意見を聞いてみてください。いつも子どもにNO!と言っている親自身がこだわっていることが、実はどちらでもよいことだったと親が気づいたり、子どもは子どもで親が自分の意見を聞いてくれたと嬉しくなったりして、また自分の意見を言ってくれることが増えるかもしれません。



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