コミュニティ・マネージャってどんな仕事?

ここ数年でコミュニティ・マネージャと言う言葉が定着している日本でありますが、実際のところコミュニティ・マネージャーの仕事ってなんですか?と感じる方も多くいると思いますので、言語化してみました。

主に2つの役割が求められます。

①マーケ・コミュニティ(戦略的・コミュニティ)

サービスローンチやプレスに向けての取り組みや企画・立案などがあげられます。ここまでだとマーケティングなのですが、その取り組み(過程)の際にコミュニティ観点での盛り上げ方やユーザに対する期待値の設計、デザインしていくことが"マーケ・コミュニティ"を指します。

イメージしやすいのが"お祭り"でお祭りの準備している時のワクワク感、みんながお祭りの話をし始める"あの一体感"をどのように作っていくかなどが求められる力です。

Twitterやインスタなどで企業アカウントをお持ちであれば、そのアカウントに対する数字での結果が求められることもあるでしょう。お祭りであれば、来場者数やスポンサー数などが該当します。


②ワーク・コミュニティ(自走・コミュニティ)

ワーク・コミュニティはマーケ・コミュニティとタイミングがイコールではありません。①で盛り上がった施策の結果、ユーザを一度に大量獲得することができたとします。その際のユーザの定着率(離脱率)を設計をしていかないと単なる打ち上げ花火で終わってしまいます。ここででてくる役割がワーク・コミュニティです。

コミュニティを意識しているサービスを例にあげると、コミュニティ内でのユーザとの接点つくりや話題の提供など、コミュニティ内での熱を高めていくトリガー(火つけ役)になる役割が求められます。

お祭りで例えると、お祭り後の感想やフィードバック、次回のお祭りでやりたいことなどをユーザ同士が意見交換、実行まで行く空気や流れを作ることが求められます。


整理すると、このような軸に



特に②のイメージが強い方も多かったのではないでしょうか?世にいうアンバサダーなどであれば②のイメージでも差支えがありませんが、仕事としてコミュニティ・マネージャーを担う場合は①の考えや経験を備えている方が所属先との認識祖語が少なくなると感じます。



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