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【原点回帰対談番外編】ごてつとコミュキャピ研の歩み


こんにちは!コミュニティキャピタル研究会(コミュキャピ研)の呉です!
前回は、「コミュニティキャピタル研究の歩み」の過程の原点にあたる「共同代表の川西諭(上智大学)と呉哲煥(NPO法人CRファクトリー代表)の問題意識」を取り上げました。そこでは、特に川西の問題意識について掘り下げました。

前回記事はこちらから!

今回は、同じく共同代表の私(ごてつ)の問題意識に焦点化して、NPOの文脈で活動していく中で感じたもやもやを中心にお話ししていきます。

わたしたちコミュニティキャピタル研究会が発足したきっかけは、本研究会の共同代表である川西諭(上智大学経済学部)との出逢いでした。その当時、私はNPO法人CRファクトリーという団体を立ち上げて、「コミュニティ」と「つながり」が豊かな社会をつくっていこうと高い志を掲げて活動していました。

少しずつではありますが事業が前に進んでいき、様々なプログラムや現場や変化を創り出せている手応えを感じ、参加者やスタッフなどの関係者も増えていきました。少しずつ自信も深めていきました。

しかし、現場を運営すればするほど、一つの大きな問題意識が膨らんでいきます。

「このまま現場をつくるだけでは、社会は変わらないのではないか?」

私は実践者として多くの現場や価値を創り出してきた自負があります。多くの人が関わり、その人の人生に影響を与えるような価値や変化も創り出してきたと思っています。世の中のNPOや市民活動やコミュニティ活動などには、そのような価値を生み出している団体がたくさんあります。そして、そういうものを創り出す「活動」や「場」にものすごく価値があると思っています。

だからこそ、その価値がなかなかうまく可視化されず、人や世の中に伝わらないことに歯がゆい想いが段々と募ってきました。活動を進めたり、活動を支援したりしながら「価値」を創り出しつつ、それを「可視化」して世の中に伝えていくことが必要だという想いがどんどん膨らんできたのです。

私たちは、これからの人と社会にとって「コミュニティ」と「つながり」が必要だと思っていて、「コミュニティ」と「つながり」が豊かな社会をつくっていきたいと思っています。そのビジョンに立ったとき、事業・実践という車輪のみならず、調査・研究という車輪も備え付けて、両輪を回すことの必要性を強く感じています。

このようにNPOの活動していく中で感じたもやもやから、実践と理論の両方の必要性に気づきました。そんな時に出会ったのが、共同代表の川西でした。
そして、このご縁で、コミュニティキャピタル研究会が発足しました。わたしたちは、コミュニティの研究をしながら、「コミュニティの状態」を測定する方法(コミュニティキャピタル診断)の開発や、価値の可視化に取り組んでいます。

この志高い偉大な取り組みが長い時間をかけて実を結び、「コミュニティ」と「つながり」が豊かな社会と、それによる人の幸福や社会の平和につながることを願っています。
このようなことに関心のある方は、ぜひ仲間になってください~!


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