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日経新聞記事「韓国のAI用半導体、日系投資呼び込む 東エレクは新拠点」に注目!

コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。

本日は以下の記事を紹介いたします。
韓国のAI用半導体HBM、日系投資呼び込む 東京エレクトロンは新拠点 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

以下、記事のサマリーです。

韓国のAI用半導体市場: 韓国でAI向け半導体「HBM」の供給網が急速に拡大しており、SKハイニックスとサムスンが市場をほぼ独占しています。
日本企業の進出: 東京エレクトロンやディスコなどの日系企業が韓国での拠点を拡充し、現地での研究開発や製造を強化しています。
韓国政府の支援: 韓国政府はHBMを国家戦略技術に指定し、税制優遇や補助金を通じて半導体産業を支援しています。
人材と技術の課題: 韓国では半導体製造装置の内製化が進んでおらず、日系企業の技術や人材が重要視されています。
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東京エレクトロンの韓国法人は韓国で4カ所目のR&D(研究開発)センターを新設し、2026年の稼働を目指しています。また、過去5年間で人員を約2倍に増やしているとのことで、韓国での業績拡大を目指しています。韓国企業が最も求めているのはスピードとの認識で、速い開発こそが半導体の価値を生むとのことです。

ディスコは日本語学習歴がない人材についても、採用前提のインターン一括採用を始めており、現地採用を増やす方針です。また、社員同士の交流や改善活動の発表会スペースを広げるなどの投資を行い、ローカル社員の働きがいを高めていく活動も行っています。

どちらの企業も現地の採用を重視している印象です。HBMを国家戦略技術に指定している韓国において、今後も成長を続けていく事に期待しています。

※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。