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「コマツ、F1チーム『ウィリアムズ』のパートナーに」に注目!

コマツ、F1チーム「ウィリアムズ」のパートナーに - 日本経済新聞 (nikkei.com)

コマツは6日、自動車レース「フォーミュラ・ワン(F1)」に参戦する英ウィリアムズ・レーシングと複数年のパートナーシップを結んだと発表しました。同チームを過去にも支援しており、2024年のF1向けの車体にコマツのロゴが入ります。

1980〜90年代にもコマツはウィリアムズとパートナーシップを結んでいました。ウィリアムズがコンストラクターズ(製造者)のタイトルを獲得した1996年、1997年の車体にはギアボックスを供給していました。

コマツの小川啓之社長は「イノベーションと人材の開発に共通の価値観を持つ。共に価値を創造していくことを楽しみにしている」とコメントしました。人材育成や技術など様々な分野で協力するとしています。

F1は世界中で数百万人が観戦する最高峰のレース。オリンピックやサッカーのワールドカップに次ぐ人気のスポーツイベントとされています。

コマツは、「今回の最先端の技術、卓越した品質、揺るぎない信頼といった、コマツに脈々と受け継がれてきたDNAは、モータースポーツの最高峰であるウィリアムズ・レーシングのDNAにつながっていきます。

このパートナーシップは、コマツの存在意義の一つの現れでもあります。すなわち、『ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓く』ということ。コマツはこれから、ウィリアムズ・レーシングと共に世界中で行うさまざまな活動によって、若い感性や新しくイノベーションを担う世代との関係も強化していきたいと考えています」とリリースしています。

なお、ウィリアムズ・レーシングは、世界有数のフォーミュラ1チームです。そのはじまりは、1966年にフランク・ウィリアムズ・レーシング・カーズが設立され、1977年に公式チームとして結成されたことに遡ります。30年以上にわたる歴史の中で、114勝、313回の表彰、128回のポールポジションを獲得しています。コンスターズ選手権でも9勝をあげ、フォーミュラ1史上2番目に活躍するチームと言われているとのことです。

今回のウィリアムズ・レーシングの車体やレーシング・スーツにもコマツのロゴがついています。F1という最高峰のモータースポーツとコマツとのコラボレーションがどのようになるのか。今から楽しみです。