「味の素冷凍食品、小分け包装の冷凍総菜　つくねや唐揚げ」に注目！

味の素冷凍食品、小分け包装の冷凍総菜　つくねや唐揚げ - 日本経済新聞 (nikkei.com)

味の素冷凍食品は、弁当向け冷凍総菜の新ブランド「おべんとPON」を8月11日に発売します。スティック状の小分け包装に総菜が入っており、押し出すだけで手軽に中身を取り出せます。一般的な冷凍総菜はトレーに分けられており、消費者の間では使用後のごみがかさばるなどの不満があるといいます。トレーを使わないことで、ごみの削減にもつながります。

とんかつや唐揚げ、つくねなど弁当のおかずに人気の総菜5種類をそろえます。1パック5個入り（90グラム）で、参考価格は297円前後です。

味の素冷凍食品によると、弁当向け冷凍食品のスティック形状の包装は初めてです。トレーを使った既存の類似商品に比べパッケージの大きさは半分以下になるため、冷凍庫の空いている隙間などに保管できます。

自然解凍もできるため、パッケージから押し出して中身をそのまま弁当に入れられます。忙しい朝に弁当調理の時短になる点をアピールします。

トレーを使わないため、プラスチック使用量を類似商品に比べ69%削減しました。使用後にパッケージを丸めた場合のごみの体積はトレー品と比べて約85%小さく、家庭ゴミ総量の削減にもつながります。丸めて捨てられるため、トレーごみがかさばるという消費者の不満も解消します。

パッケージがスリムなため、輸送効率も良いです。トレー使用品と比べて輸送に用いる段ボールのサイズが小さく、物流用のパレット1枚あたりに積載できる量はトレー品の2倍となります。商品が入った化粧箱を段ボールから取り出してそのまま棚に並べられるため、陳列の手間も大幅に減らせるといいます。

チルドピザなどを製造販売するデルソーレの調査によると、弁当を作る機会が増えた人は約3割にのぼります。物価高のために外食を控える動きもあるなか、弁当向け冷凍食品の需要が高まっています。

味の素冷凍食品は、お弁当づくりの新しいカタチとして、冷凍庫のスキマに「シュッ！」と収納でき、お弁当箱に直接「ポンッ！」と盛り付けができ、捨てるときは丸めて「ポイッ！」と捨てられる「おべんと PON」シリーズを発表しました。このシリーズは、これまで冷凍食品売り場にはなかった業界初のスティック形状の商品です。

コロナ禍以降お弁当を作る機会は増加していて、重視するのは「時短で作れること」だそうです。そして、冷凍食品の不満といえば、小分けトレイの「スペース」「切り離し手間」「ゴミのかさばり」が挙げられます。

このような悩みの声に応える商品として、「おべんとPON」を開発し、冷凍庫スペース問題、調理の手間を解決し、プラスチック大幅減でCO2削減、家庭ゴミ総量削減につながります。

また、パレットあたりに積載できる量がトレイ品の2倍になったことによる輸送効率向上で物流の2024年問題にも対応することにもつながりました。

生活者や流通の悩みに応える商品を開発していく味の素に今後も期待しています。

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