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【エースの条件】「はやさ」を制する#0


こんにちは

これまで「はやさ」に関して多く話してきましたが、
具体的な「はやさ」の仕組みを解説していきます。

大まかに分けると「テクニック」と「段取り」になります。
段取りはこれまでのお話しにも出てきましたし、
各々の会社の仕組みによって効果に波があると思います。
ですが「テクニック」は自分でコントロールできる範囲なので
これから「はやさ」を身に着けたい人は参考にしてください。

新規・修正どちらにも当てはまる内容なので、
どの段階でも使えます。

それでは解説していきます。

【〇〇感】

デザインをするにあたりクライアントからの
聞き取り・指示のなかで多少かぶることもありますが、
大きく分けて5種類から構成されます。
●色を変える
●強調する
●見やすくする
●大きくする
●変わり映え
になります。
そしてこれらをまとめて使える
最強(最悪)の指示があります。それは…

「〇〇感を出す」です。

〇〇に入る言葉はこの世に存在する単語すべてといって
過言ではないでしょうか。

代表例は「高級感」じゃないでしょうか。

黒ベースに金を使った色合いで
余白を多く使い細い書体を使うことで有名な高級感。
これは色の持つイメージ+空間を贅沢に使う=高級感
という意味になるので、色・強調・見やすさ・大きさを
複合したい意味になります。

「〇〇感」が出てきたら
これらを分割した質問をすることで
具体的な方向性を聞き出せます。
ここですり合わせないと黒と赤や白と金でも
高級感は出せるので
「そのデザイナーのもつ高級感」でしかないので、
そのデザイナーのレパートリーがあればいいですが。

まとめ

クライアントの指示(オーダー)を分解すると
〇〇感というベースがあり、その中に
●色を変える
●強調する
●見やすくする
●大きくする
●変わり映え
という分類された派生が存在しています。
派生の指示ではわかりにくかったものが
ベースを尋ねたら理解度が増すこともあるので、
「何が言いたいんだろう」となったときは
この分類をもとにリスニングすると
最短で答えが見つかりますので試してみてください。

では

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