パソコンの謎エラー奮戦記
今回、自分自身の身に起こったパソコンエラーとの戦いについて備忘録として書いています。かなりホラーな内容なので、怖いのが苦手な方はご遠慮ください。また、長文になりそうなので、読んでいただけるのであれば、ぜひお暇な時にでも。
先に問題の原因・結論をお伝えすると・・・
常時接続していた外付けバックアップ用ストレージ（HDD）の故障でした。
これを念頭に置いて、読み進めてください。怖いです。
まずは、問題が起こった環境をご説明します。
iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)
4.2GHz Intel Core i7
64GB 2400 MHz DDR4
Radeon Pro 580 8192 MB
MacOS Monterey 12.6.1
PremierePro 23.0（& 22.6.2）
USBハブ２機
外付けストレージ2TB バックアップ用 （3.5インチHDD）
外付けストレージ4TB 編集用（2.5インチHDD）
※編集用ストレージはSSDも使用していますが、この編集ではHDDを使用していました。
コトの起こりは２つのおかしな出来事
・極まれに、接続している外付けストレージが突然外れる（マウント解除される）
・まれに、編集しているHDDの転送速度が明らかに遅くなる
「あれ、なんかおかしいなー」と思いながらも、編集用のHDDが「USB3.0」接続のはずなのに「USB2.0」まで転送速度が落ちることがありました。（HDDのパイロットランプの色で転送スピード（3.0 or 2.0）が把握できる）
「これはHDDが壊れる予兆だ」と焦って新しいのに買い替える。
→それでもなんか改善されていない。
「もしかして・・・USBハブが古くて不調をきたしているのか」
とUSBハブを買い替える。
→それでも何か不安定な日々。。うーん。。
なんとなくだが、USBハブから外付けHDD（2.5インチ）への給電がうまくいってない気がする。
しばらくして・・・トッカンの編集作業日。
・編集中の映像にノイズがのる（素材はすべて編集用外付けHDD）
→キャッシュクリアするも直らない。
→素材そのものが壊れたかもと思い、元データからコピーし直すも直らない。
→収録時点でのノイズかと思い、収録機を疑うが時間がないから編集を進める。
・いつの間にかオーディオデータが途中で無音になっている。
→元メディアのデータは正常、嫌な予感が増えていく。
・映像クリップが１つずつオフラインになっていく。
→リンクできない。
→もはやホラー
PremiereProのバーション23.0をやめて、22.6.2に変えてみる。
→しばらくは正常に動くが、、同様の症状が出始める。
→編集HDDを別のパソコンに接続してPrを立ち上げるも症状は変わらない。
→編集HDD内の元データを確認するとFinderでも再生できない（壊れている）。
この時点では「なんて日だ！」と嘆く余裕はまだあった。
・急いで素材をすべて別のSSDに移し、編集を進める。
しばらくして・・・
・Pr以外のソフト、Safariでさえ挙動が悪くなり、開くのに数分かかる。
・パソコンに接続されていたストレージすべてが、強制的に外れた。
・さらにキーボード・マウスが効かなくなった。
・でもパソコン自体はフリーズしていないみたい。
→おそらくは、USBポート系が一気に遮断された模様。BLUETOOTHも効いていない。
→超絶ホラー
こうなると、iMac本体の問題か？
・First Aidで修復を試みる。
・ハードウェアテストを試みる。
・いにしえのMacメムさんのRemberでメモリチェック。
→全て異常なし、ホラー
・OSのバージョンを下げたストレージから起動してみる。
→症状の改善はなし、もう、笑うしかない。
なんとかかんとか、騙しつつ、編集作業を終える。
→頑張った。
後日、appleサポートに連絡し、症状を説明する。
・新規ユーザー作成での運用を提案される。
→改善せず
「いよいよ、このiMacが寿命か・・・、買い替えかな・・・」
そんなことを思いながら、内臓ストレージのバックアップの準備をしていると・・・
ふと、常時接続のバックアップHDDを外した状態だと機嫌が良いことに気がついた。
→おいおい、まさか。。
試しにそのHDD接続して、中のファイルを開こうとすると、、
→全ストレージが強制的に外れた。
「きた！！！！これだ！！！」
なんということでしょう。。。まさかのまさか。
全く関係ないと思われていた、
バックアップ備え付け外付けHDDの不調による怪奇現象！！！
そんなことがあるのか・・・ありえるのか。。
ここからは想像の域を出ないですが・・・
そのHDDの不調のせいでなんらかの電圧不安定？などで、ケーブルから、USBハブ＆iMacのポートに不安定な電力が伝染し、トラブルを巻き起こしていた・・・ような気がする。。
今回の教訓
なんらかの不調をきたした場合、すぐに誰かのせいにしてしまうのはやめよう。
あらゆる切り分け作業を丁寧におこなわないと、罪のない機材・ソフトを貶めることになってしまう。
ごめんなさい、iMacさん、
ごめんなさい、USBハブさん、
ごめんなさい、Premiere Proさん。
そしてこれからもよろしくお願いします。
【お知らせ】
PremiereProのテキストスタイルプリセット・エフェクトプリセット、
Photoshopのレイヤースタイルプリセットをこちらのサイトで販売しています。
よろしければお試し下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？