カンマエー

Takahiro Inoue / 窓辺のベンジャミン / 作詞 / 歌いますが、楽器は…

カンマエー

Takahiro Inoue / 窓辺のベンジャミン / 作詞 / 歌いますが、楽器は弾けません(弾き語りは以ての外)/ ソロ初音源「,a (カンマエー)」発売中

最近の記事

ゆうやけ帰り道(仮)#1 ~1コーラス

「エンドロールに願いを」を作ったときにインスタで少しだけその制作過程を追ってみたんやけど。インスタやと1分の縛りあるし、noteでやるとどんなもんか。試しに。やってるうちに、ここ覗いてくれてる方も一緒に作ってる感覚になってもらえるようなアイデアが降ってきたらえぇな、とか。 「ゆうやけ帰り道(仮)」タイトルは裕也からメロディが送られてきたときの仮タイトルそのまんま。裕也がラララでメロディのラインをつけてくれてるデータをくれたとこから始まる。そこに曲のイメージが数行添えられてた

    • 生まれつき、僕の胸には穴があいている。

      「生まれつき、僕の胸には穴があいている。」 覗いたって何も見えやしないのに、裸の僕には視線が集まった。こんなことで目立ちたくもないし、同情されるのもまた違う。普通で居たかったんだ。だからずっとプールや海水浴が嫌いだった。身体測定とか、とにかく人前で服を脱がなきゃならない機会ぜんぶが嫌いだったんだ。 「お前が優しいのは、ぜんぶ"俺"のおかげなんだよ。」 "穴"にはいつもそう言われてた。最初に言われた時はカッとなって殴ろうとしたけど、"穴"は"ある"けど"ない"もんだから殴

      • det[,a]il #3 ~春モノ電気服、後編

        少しだらだらとした箇条書きになってもた。お経ほどありがたいもんやないけど、あくびとイイ感じでちちくり合いながら読み切ってもらえたら、「,a」の聴こえ方がまた違ってくるんやないかと思います。どうぞヨロシク。 M4「DANCE HOLE」 初めて裕也と一緒に作った曲。2018年6月に大阪で卓郎くんと飲む機会があって、そこで「裕也、合うと思う。」ってことで間取り持ってくれる話。しかしながらなんやかんや実際に会えたのは、翌年2019年4月。9mmのリハにお邪魔して、その後武田くん交

        • det[,a]il #2 ~春モノ電気服、前編

          「,a」収録曲、裕也と作った2曲以外はずいぶん前に作った曲で、うろ覚えながらも当時のメールやらスケジュールやら見返しつつ振り返って整理してみた。バンドやめてからは基本的に先ずは歌詞で。それからメロディ。1コーラスできたら誰かにコード出ししてもらって。2コーラス目やCメロの歌詞にとっかかるっていう流れで曲ができていく。特にアカペラのデータは素っ裸感がすごくて、こっ恥ずかしいんやけど、それがピアノやギターの音色に包んでもらったときの抱擁感は格別で。大ちゃんや裕也、滝くんには、素っ

        ゆうやけ帰り道(仮)#1 ~1コーラス

          det[,a]il #0 ~感情移入のファンファーレ

          普通の流れで「#2」書いてたけど、どう考えてもコレは「#1」の前段階やなと思ったんで、いきなりやけど「#0」。果たして「,a」のディテールと言えるかどうかも微妙やけど「#0」ってことにしときますね。 歌ってるんやったら、音源や歌詞だけ表に出しとけばいいのに、なんでわざわざ歌詞かくときくらい脳みそ振り絞って文章かいてるんやろ?なんでいきなり若い頃の画像貼っつけてるんやろ?ってふと考えて。いくつかニョロっと。 苦手やった納豆が食べれるようになったときの話。ずっと食べてはいたん

          det[,a]il #0 ~感情移入のファンファーレ

          det[,a]il #1 ~歌い方について、ふたりの重要人物

          やっとこ産声上げたソロ初音源。普通はその日までに色々と準備も重ねて、こんなよな文章も発売タイミングで販促的に出すんやろけど、ニョロニョロと暗闇のバックロードを経た低音のように、後追いで「,a」に奥行き持たせていけたらと思てます。1記事1000文字くらいが精一杯なもんで、書き切れんやろから、とりあえず「#1」てことで。スタート。 まずはというか、やはりというか。この作品の総合的な立役者の滝くん。実は滝くんと曲のアレンジ作業をするのは今回が初めてではなくて。6年半ほど前に仕事の

          det[,a]il #1 ~歌い方について、ふたりの重要人物

          ギャランドゥ・ノイマン

          UFCとかで割と男臭さのあるMMAファイターの名前っぽ。ライトヘビー級くらいで、赤パン履いて、豪快なフックでアゴ打ち抜いて殴り倒すパターンの勝ち方が多いんやけど、負けるときも失神KOとかで、記録より記憶に残るタイプの「漢」やね。しらんけど。 そんな枕の妄想はとりあえずおいといて。鉄と鉛のラストダンス含め、去年から再開したライヴ活動で頂いたギャランドゥならぬギャランティーの行方のお話。裕也へのお礼とHEREのクラウドファンディングに使わせてもうた。んで残りでマイクを買わせても

          ギャランドゥ・ノイマン