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ツイッター、オジサンにも思いのほか優しかった

こんなツイートをした。


Twitterに集う皆さんは、ボクみたいなオジサンにも優しかった。


その前に、まず断っておきたい。

上記のツイートは、ハッキリ言って気持ち悪いにもほどがあるツイートだ。

なんと言っても、オジサンが「甘えたい」的なことを言っているのだから、コレ以上に気持ち悪いものはない。


世間では、オジサンは甘えることの許されない生き物

もちろんオジサンでも「エグいほどイケメン!」とか「渋くてセクシー!」な素敵なオジ様は別。そもそもそういう素敵な方は「オジサン」とは呼ばないかもしれない。

いま、ボクはそんな一握りの素敵なオジ様の話はしていない。

ボクのようなただのオジサンの話をしている。


やっぱり「令和」というこの時代には、オジサンには目に見えない制限がたくさんある。

•バカはダメ。
•甘えてもダメ。
•ダサくてもダメ。
•自分をオジサンだと思い込み過ぎもダメ。
•けど「オジサンではない」と思うのもダメ。
(ただのイタい奴になるからね)

•もちろん威張るなんて言語道断。
(死んでくれ!って思われるからね)


もしリスクにあまり耐性がないなら、静かに。

とにかく静かに生きること。

それがオジサンにとっては賢い選択であり、生存戦略かもしれない。


当然、リスク耐性がある人は好きにすればいい。

どんなことも「人による」と思う。

だけど、そうは言っても社会全体で言えば、オジサンに優しい時代とは言えない。

ボクは常日頃からそう思っていた。


しかし、Twitterの皆さんは驚くほど優しかった。

フワッと思いついて、数秒間で打ち込んだあのつぶやき。きちんと読めば誤字もある。

適当なツイートなのが完全にバレている。

そんなどうしよもないオジサンの、どうしよもなく甘えたツイートに、思いがけない優しさがたくさん集まったのだ。


ボクは嬉しかった。

と、同時に照れてしまった。

「話を聞きますよー」という優しいリプ。

いや、「じゃあ聞いてー」なんて言えるわけがない。


ボクは41歳。

同じ年齢の女性をオバサンとは思わない。

年上の女性にもそうは思わない。


しかし、ボクは男。そしてリプは"公衆の面前"

そこで「じゃあ、お話聞いてくださーい!♡」なんて言えるわけがないし、言うわけがない。

もう、これはどれだけ考えても結論は同じ。

ハッキリ言って「オジサンをなめるな!」と言いたいくらいだ(笑)


もちろん、そういうキャラでTwitterを運用されている紳士の方もいるのは知っている。

それはボクからしたら高等技術のなせる技。
(どっかで特別な機関でトレーニング積んだ可能性が高い)

もしくはTwitterの神様から愛されているのかもしれない。

答えは定かではない。

だけど、ボクにはそんな器用な真似はできない。

また、Twitterの神様から愛されているわけでもないことは確かなこと。


だからこそ、皆さんの優しさにお礼を言いたい。

あのツイートにいいねを。

そして優しいリプをくれたすべての人に感謝を捧げます。


ありがとうございます


世の中には厳しいこともあれば、自分の意思ではどうにもならないことなんてたくさんある。

だからこそ、Twitterくらいは優しさ分かちあえる場所だと助かります。


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