4月のお言葉「合掌聞法(がっしょうもんぽう)」 お誕生日おめでとうございます。
4月の誕生日の皆様おめでとうございます。
4月の言葉として、合唱聞法(がっしょうもんぽう)をお伝えします。
合掌聞法(がっしょうもんぽう)
両手を合わせ感謝し、相手の話をよく聞くという意味です。
合掌
まずは、合掌から
右手は神仏。左手は人間。それを合わせることで合掌。
同時に右手は、自分。左手は、他人。心を合わせるという意味で合掌。
神様仏様に挨拶するのも合掌ですが、
相手に感謝をするときも合掌です。
つまり、相手を敬い尊重し、そして心を落ち着けて神仏の言葉や相手の意志を静かに聞く姿勢につながることなのです。
聞法
その後に聞法と続きます。
聞法とは、教えを聞くこと、相手の話を聞くことです。
手を合わせ心落ち着けて相手の話をよく聞くことです。
合掌には、相手を尊重し謙虚さ、つまり、「自分がこの世で一番偉いわけではない」という意味が込められています。自分が完璧だと思いこむと、新しいものを学ぼうとしないし、意欲もなくなりますし。自分勝手に振る舞うことになります。その意識を持って、相手の話を聞くということ。コミュニケーションで言う「傾聴」ですね。
自分の話を聞いてほしければ、相手の話をまず聞く事から始めましょう。
話すと聞く
ところで、みなさん、お口はいくつありますか?お耳はいくつありますか?
そう、話すお口は1つ、聞くお耳は2つです。
まずは、聞くためにできているのです。赤ちゃんのときは、喋れません。
ずっと親や大人、お兄ちゃんやお姉ちゃんの話す言葉を聞いています。
そして、色々吸収して、やっと喋れるようになるのです。
聞く⇒考える⇒話す のループが、より真実につながって、コミュニケーションの対話が生まれ新しいアイデアや、智慧に結びつくのです。
親子でも、仕事でも、学校でも、合掌聞法をちょっと気に留めてみると面白いと思います。
って書いてて、「合掌聞法」の漢字の中には、口が2つあり、耳は一つしかないことを発見したのは内緒ですw.
4月は新しいスタートです。
さて、いよいよ4月、新学期・新年度です。
みなさんも新しい出会いがたくさんあるでしょう。
新しい友達や、新しい上司、新しい部下、新しいスタッフ、新しいお客様
まずは相手が目の前にいることに感謝し、そして相手の話をよく聞くこと。聞くことで相手も自分の意見を聞く姿勢を持ってもらえると思います。
話を聞かせてくれてありがとう、話を聞いてくれてありがとう。
その感謝の気持で新しい季節を迎えると、きっと幸せな世界が待ってっていると思います。
この12ヶ月の言葉は、日本仏教保育協会から拝借しました。
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