1月の禅語「吾唯足知(われただたるをしる)」です。 誕生日おめでとうございます。
1月の誕生日の皆様おめでとうございます。
1月の禅語「吾唯足知(われただたるをしる)」です。
出典:遺教経 知足
竜安寺にある蹲踞(つくばい)が有名「吾唯足知」
水戸黄門様が龍安寺に寄進したとも言われているとか、
「吾唯足知(われただたるをしる)」は、まさに今に感謝する。です。
もちろん文字通り読むと
吾唯足知は、われだたたるをしるとよみ
自分は、ただただ 現状に満足していることを知っている。ということです。
人は欲張らずに今を大切師にて感謝しなさいということだと思います。
満足を知っている人は、たとえ金銭的に貧しくても、しあわせである。
逆に言うと、満足を知らない人は、何があっても満足できない不幸な人となる。
1億貯金があっても、高級車に乗っていても、タワマンの最上階に住んでいても、
もっと貯金があったらなとか、もっといい車に乗りたいとか、もっと高いマンションがいいとか、欲を言い出すと切がなく、いつまで経っても、上を見ている限り満足できないものです。
今ある身体、今ある健康、今ある愛情、今ある仕事に まずは満足してありがとうと感謝をしてみましょう。
今日食べれることが幸せ。
昨日のことを悔やんでも仕方がない。
明日のことを気に病んでも仕方がない。
あまりにも忙しい現代社会。競争の激しい時代。
格差もある世の中で、
お金を稼ぐことが勝ち組のような勘違いが蔓延してしまいました。
そこまで頑張らなくても、
そこまで競争しなくても、
そこまで勝負にこだわらなくても、
今、口に入る分くらいの稼ぎなら足りるはずです。
1年のはじめに、今年の誓いを大きく立てるということもいいですが、
まずは、今のある環境に感謝して、まずは十分に自分は、足りていると思うこと。
そうすると、自分は安定して、周りのために動くことができるはずです。
まずは、今生きていることに満足して、「ありがとう」と思ってみましょう。
12ヶ月の禅語は、私が選んで、長寿山西福寺の住職 雅教和尚に監修いただきました。
また、拙い字ではありますが、私が字を書かせていただきました。
毎年ですが、2月から12ヶ月を始めたので、1月で今回のシリーズは終わりになります。2月からはまたお楽しみにw
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