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【映画感想】映画界の王道 Stand By Me

夏になると無性に見たくなる映画、Stand  By Me を見ました
この映画と私の出会いは中学生
少し苦手だった英語の先生が英単語の説明の例え(なんの単語だったか忘れた)としてイラストを書きながら教えてくれました


この投稿は映画“Stand By Me”のネタバレを含みます

あらすじ

1959年 オレゴン州の田舎町に住む12歳の少年4人組がいた
ある日、彼らは森の中に放置されている死体の噂を聞き、死体探しの旅に出る

公開日 1987年4月18日
監督 ロブ・ライナー
原作者 スティーブン・キング


思い出話

先生は黒板に一本の線路と景色を奥行きがわかるように書いた
なぜか私はそれが頭から離れず
放課後すぐレンタルショップでDVDを借りに行き
“す”の覧の中からこの作品を見つけた
配信サービスが普及した今、レンタルショップでDVDを借りることはもうないのかもしれない



“人口たった1281人 だが私には全世界だった“

子供はある意味見えるものが全てだ
自分を取り巻く環境で悩み、将来に絶望する
そんな感情を隠しながら4人は一緒にいたのだと思う
ひょんなことから始まった冒険で悩みを打ちあけ、お互いを励ます
一瞬一瞬を全力で生きる彼らを見て少年時代の自分と重ねてしまう人も多いはず



“子どもさ 子ども時代は二度とこない”

冒険の途中でハマってしまった深い沼
最初はテンションが下がるもテディがバーンを沼に沈め、全力で遊び始めた
そこでクリスは“子供っぽいぞ“と声をかけるのですがテディはこう答えた
大人になって、沼で全力で遊べる人は何人いるのだろうか
テディの言う“子ども時代“にしかできなかったことがこの作品には多く含まれている
それを見たひとはもう二度と戻れない“子ども時代“に切ない気持ちを抱く



“クリスとは10年以上会ってなかった”

とゴードンの書いた文にある
ラストシーンでゴードンはきっと小説を書いていた
それらきっとゴードンが亡くなったクリスに送った弔文代わりのものなのだと思う
ゴードンの死が、死体探しの冒険を思い出させたのだろう
故郷に帰った時や学生時代の友人に会った時
何かしらのきっかけがあって、昔の記憶に浸る
これは私たちにそのきっかけを与えてくれる作品でもある



“あの12歳の時のような友達はもうできない もう二度と“

冒険を終えて4人は帰路につく
進学して4人は少しずつ会う機会をなくし、離れていった
誰もが経験することだが、感傷的になってしまうのは私だけだろうか
冒険で歩んだ真っ直ぐな線路は今はわかれ,それぞれの線路歩んでいるのだろう



最後に

この映画を初めて見た時、最後のエンドロールで放心状態になりました(笑)
子供の時に見るのと、2度と味わえない青春を経験した大人になってからみるのじゃあ全然違うように感じます
いっときは親友のように感じても、いずれは離れていく
誰しもが経験することではないでしょうか?
これは少年時代の儚さを描いたノスタルジックな作品ですよね
この作品を象徴しているとも言える最後の台詞は歳を重ねるほど心に刺さります
エンディングで流れる歌を聞くとどうしても泣いちゃうちゃうなあ・・・;;
不朽の名作にふさわしい作品です

初めての感想は何を書いたらいいかわからず読みにくくなってしまったと思います;;
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
またお会いできると嬉しいです^^

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