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第2話「へその緒を切る」魂の故郷で奏でる物語


~ある人の物語~

「呼吸は命の源。吐いては吸って。死と再生のリズムです。
ストレスが溜まっていると、浅い呼吸をし、リラックスしていると、
深い呼吸をします。
 

あるところに、笑うことが好きな女性がいました。その女性は、
どんな出来事にもユーモアのエッセンスを見出し、笑いにかえる
ことが出来ます。 

そんな女性も、夜になるとなぜか息苦しくなります。息を深く
吸おうとすればするほど、上手く息を吸うことが出来ません。

 

ある日、女性は湖畔にドライブへ出かけました。キラキラと輝く水面を
見て、心が穏やかになります。ふと水の中を覗くと、魚たちが気持ち
よさそうに泳いでいます。 

「私も魚のように気持ちよく泳いでみたい」こう思った女性は、水の中に
もぐってみます。 

魚はえらで呼吸をしているので、苦しくありません。ですが、女性は人間
なので息を止めなければなりません。 

しばらくすると、苦しくなっていそいで水面に上がります。地上での空気がとても美味しく感じられます。浅い呼吸が、次第にゆっくりと深い呼吸に
なっていきます。 


すると女性は、お母さんのお腹の中にいた記憶を思い出しました。
お母さんのお腹で呼吸をしている時は、へその緒を通して酸素をもらって
います。お母さんと女性には境界線がありません。何でもお母さんから
もらって、ある意味あたたかくて心地が良い環境です。ですが、女性はもうお母さんのお腹から出た一人の人間です。 

すると「私とお母さんとのへその緒は肉体的には切れているが、エネルギー的にはまだ切れていなかったんだ。」「今こそお母さんのお腹の中から出る時だ」と気づきます。

女性は再び生れます。自分で呼吸をする心地よさを感じます。空気を
吸って、肺に送ります。肺からいらないものを吐きだします。自分で呼吸が出来る心地よさを味わいます。 

 

女性は、今までのことを思うと泣けると同時に笑えてきました。泣きながら笑い続けると、大きな解放が起きて、ほっとします。 

自分が孤独だと思い続けてきた女性は、いつでも自分の心が見守ってくれていたことに気づき、胸が一杯になります。 

 

「私は一人の人間として生れた。もう母のお腹には戻らない。」こう決意
した女性は、今日も楽しく笑います。笑いあう仲間がいる故郷へと戻って
いきます。」

 

kiyomiとkiyomiの無意識さんとつながって出来た物語
*きよみ著「おかえりなさい 魂の故郷へ~50人の喜びの物語パート1~」
アマゾン より抜粋


・・・・・

中身の濃い日々を過ごしていると、ハプニングから沢山の気づきが
訪れます。ハプニングを経験することにより、無意識さんから流れ出てくる美しい物語を味わう喜びを感じています。

🍀この物語を読んで、何か感じられた方は、コメントくださいね!コメントのやりとりで、物語を共同創造し、共に自由になっていきます。そして、
喜びを分かち合います💐



🌈YouTubeにてアップされているオリジナルソング
「おかえりなさい 魂の故郷へ」作曲・補作詞 池間史規
作詞 岡聖美

「おかえりなさい 魂の故郷へ」を聴く・カバーするだけで、
魂の故郷での物語を共同創造することになります♪

曲のいきさつなどはこちらから
一年後再録アップ:オリジナルソング「おかえりなさい 魂の故郷へ」カバーされて、孤独から解放される人が増えることを祈って

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