GANMA!女性向け作品ヒットまでの道のり～編集部Tさんへインタビュー～
どうも！人材開発部の宮本です！
最近は暖かい日もあったり春の訪れを感じる日も増えましたね！
そうです、春になるとやってくるのは花粉の季節・・・。そんな時はお家にこもってやっぱりGANMA!を読むのが一番ですよね？！
GANMA!ではオールジャンルの作品があり、今では310作品ものオリジナル作品が読めます！まだダウンロードしていない方はこの機会に是非ダウンロードしてみてくださいね♪（DLはこちらから⇒GANMA!）
私たちコミックスマートは、マンガ家が安心して創作活動に集中できるための様々な支援を行う目的で創業しました。
マンガ家という職業が 世の中でより高い評価を受け、魅力的な作品を生み出し続けられる仕組みをつくると共に、インターネットの力で あらゆる可能性を実現し、多くの読者へ作品を届けていきます。
今回は数ある作品の中から"女性向け作品"をGANMA!に定着させた、"女性向け作品ヒットの立役者"と言っても過言ではない、編集部T原さんにお話を伺いました！
内に秘める情熱はすごい！
ーーそれではよろしくお願いします！
よろしくお願いします！
ーー早速ですが、T原さんのこれまでの経歴を教えて頂けますか？
新卒でセプテーニHDへ入社しました。セプテーニHDでは情報システム部、その後に転籍したセプテーニでは広告検索ツールの発注・管理などをする部署に在籍していたので、サポートとしての仕事が多かったです。
ーー今とは全く違うことをされていたんですね！コミックスマートへはどのような経緯で入られたんですか？
コミックスマートへの転籍希望者をセプテーニグループで募っていて、私は"グループ内転籍"という形で入社しました。実は何回か落ちてしまって・・・、3回目でようやく転籍することができたんです。
ーーえっ！3回も！？結構厳しいんですね（笑）
それでもマンガとかアニメとかがすごく好きだったので、そういうものに携われる仕事に就きたいなという想いがあって、諦めずに応募し続けました！
ーーそうなんですね！ちなみにどんなマンガやアニメが好きだったんですか？
バスケットのアニメとかマンガだとジャンプ系が好きで沢山読んでいました。
ーーそれは意外です！てっきり女性向け作品なのかと思っていました・・・！
前職と比べるとかなり思い切ったキャリアチェンジをされましたが、編集の仕事をするにあたってどんな勉強をされたんですか？
まずはたくさん色々な女性向け作品を読みました。
これに関しては誰にも負けない自信があるくらい！笑
あとは、社内に女性向け作品を主に担当している編集がいなかったので、外部の勉強会に参加したり、外部の編集の方にWebの問い合わせフォームから「お話聞きたいのでランチしませんか？」と誘ったり・・・
ーーなんと積極的且つ行動的ですね！T原さんの秘めた情熱はすごいです！
GANMA!って昔は割と男性向け作品が目立っている印象でしたが、今では女性向け作品に強いアプリというイメージがありますよね！
女性向け作品を広めた立役者がT原さんと伺っていますが、なぜGANMA!で広めたいと思ったんでしょうか？
最初に担当した作品が女性向けの作品でした。その時にGANMA!内でも他に沢山良い女性向け作品があるのにスポットがあたっていないものが多く、"これは広めたい！"と思ったのがきっかけです。
ーー女性向け作品をもっと強化するためにどんなことをされたんですか？
まずは1人ではなくみんなで一緒に盛り上げたかったので、メンバーを募ってプロジェクトを立ち上げました。
ーー行動力がすごい！結構「こういうことがやりたい」と言えばできる環境なんですね！
企画書をとにかく自分でたくさん書いて提案しまくりました！割とやりたいことにチャレンジできる環境だと思います。
ーーパッションがあればという感じですね！プロジェクトでは具体的にはどんなことをされたんですか？
その当時は女性向け作品を描く作家さんがあまり居なかったので、まずは女性向け作品の作家さん募集を強化しました！
他には女性向け作品の認知度を上げたくて、GANMA!内で連載している複数の女性向け作品の1話を集めたマガジンにして特集を組んだりもしました。
すごく地道ですが、Twitterもマメに更新したり話末に予告を入れたりして作品の魅力を色んな形で伝えられるようにしました。
ーー確かに良い作品なのに埋もれてしまうのはもったいないですよね。プロジェクトは結構すぐに軌道に乗ったのでしょうか？
いえ…。やはりすぐに結果が出るものではないのでしばらくは大きく変化はないというかんじでした。
本当にじわじわという感じで目に見えてすぐ結果が出ない分、ジレンマを感じる部分もあったんですが、「あ、来てるな」と感じたのは1つの女性向け作品だけではなく複数の女性向け作品がGANMA!の上位にランクインし始めたあたりで、他の作品も読者に届く機会が増えて相乗効果で良い流れができ始めました。
とにかく作品を信じて粘り強くやることが大切だと思います。
ーーなるほど、こうやって地道な努力あっての今あるヒット作達なんですね！
そうですね、良い作品を読者に届けることが大切ですね。
ーーこの仕事をしていてやりがいを感じるときはどんな時なんでしょうか？
やはり、たくさんの読者の方に作品を届けられたなと感じることができた時です。
例えば、電子書籍をたくさんの方に購入して頂いたり、書籍の重版が決定したり、GANMA!アプリ内でたくさんのコメントを貰ったりするのも力になります。
担当した作品のアニメ化が決定したときはGANMA!では初の30分枠のアニメ化なのでひとつ新しい歴史を作れたなという感じがして手ごたえを感じました。
あとは担当している作家さんに「T原さんが担当で良かった」と言ってもらえた時は本当に嬉しいですね。
ーー編集部の方は直接作家さんとやり取りされるわけですが、その上で大切にされていることとかって何かありますか？
作家さんの大切な時間を使って執筆をしてくれているので、良い環境でできるように体調面は気にかけるようにしています。
「描いて良かった」と作家さん自身が感じて、作家さんの人生に良い影響を与えられるような作品作りをしてもらえるように、しっかりコミュニケーションをとっています。
作品は作家さんがいないと成り立たないですし、作品は読者さんがいてこそなのでどのようにしたらより読者さんに届くかということはよく話しています。
ーー作家さんありき、読者さんありきというのは本当にそうですよね。編集者として必要な資質ってどんなことだと思いますか？
作家さんがいないと作品はつくれないので、作家さんが一番良い状況で作れるように気を配れることと、読者さんが読みたいと思える物をつくることを常に念頭に置いて考えられる人かなと思います。
ーーなるほど。作家さんの世界観を大切にしつつ、読者さんの目線もしっかり意識されているんですね！ ヒット作も続々誕生してとてもお忙しく過ごされていると思うのですが、休日はどんなことをされているんですか？
休日はマンガを読んでいることも多いですが、プロ野球が好きで、とくにヤクルトスワローズが大好きなのでシーズン中は月に2回くらいは神宮球場に行って観戦しています！
ーープライベートもしっかり好きなことをしてリフレッシュされているんですね！今日は色々お話をしていただきありがとうございました！これからも沢山素敵な作品を世に送り込んでください！
はい、頑張ります！ありがとうございました。
いかがでしたか？
編集部のT原さんに色々とお話を聞くことができて、私自身も非常に感銘を受けました。
T原さんは見た目の印象はふんわりとした優しい雰囲気ですが、話しを聞くとものすごく内に秘めた情熱と行動力を持っていてそのギャップがとても魅力的でしたね。
「作家さんの人生にとって良い作品作り」や「読者さんに届けるにはどうしたらよいか」など作品を取り巻くすべての人へ意識を向けてリスペクトしている姿勢は聞いていて本当に素敵だなと思いました！
"ヒトが作るものをヒトに届ける。届くまでに色んなヒトの努力と優しさが過程にあって、それが世の中のヒトに元気を与えてくれている”
これって最高にハッピーなサイクルですよね！
マンガに限ったことではなく、やっぱりエンタメっていいなぁと改めて思いながら今日もGANMA!で夜な夜なマンガを読もうと思います。笑
最後までご一読いただきありがとうございました！
T原さんインタビューはこちらの記事でも紹介しています！
また違った角度からのインタビューとなっているので是非🎶
コミックスマートでは一緒に働く仲間も募集中です！マンガが大好きな方！パッションをお持ちの方！是非お話しましょう！
👇エントリーはこちらから👇
福岡オフィス立ち上げに伴い、コーポレートスタッフも募集中です！一緒に世界一のマンガ制作スタジオを作っていきましょう！
👇エントリーはこちらから👇
さらにさらにYouTubeアニメ運用ディレクターも募集中！自社IPでヒットチャンネルを一緒に作りませんか？！【業務委託／フルリモートOK！】
👇エントリーはこちらから👇
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？