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#19 ChatGPT×単元導入で授業構想の生産性を上げよ!

どうも。こみっくです。

またもや出番です。GPT君。

前回の記事でChatGPTで仕事の生産性を上げて早く帰ろうぜ。という話をしました。

今回はChatGPTを授業で活用しちゃおうよ!という話です。

今回は単元の導入をGPT君に考えてもらいましょう。

⓪GPT君に指示をする時のポイント

GPT君にした質問は以下の通り。
「あなたはプロの小学校教師です。
6年生の(教科名)で「単元名」の学習をします。
子どもたちが学習したいと主体的になれるような導入を具体的に考えてください。

ポイント

☆「あなたはプロの小学校教師です」と前置きすること。GPT君にプロ意識を持たせることでより専門家に近い意見を出させることを心がけさせます。

☆「主体的になれるような」と指示。ただ導入を考えてもらうだけでなく、子どもたちが楽しめる内容を考えてもらうためです。

☆「具体的に」と指示する。学校現場ではフワッとしたことは子どもたちに足元をすくわれます。だからこそ、具体的かつ実践的な内容をもとめるためにこのように指示をします。

では、GPT君の回答はどうだったのか。
みていきましょう。

①算数「比例と反比例」の場合

もちろんです!6年生の算数の単元「比例と反比例」を学習する際の導入方法を考えてみました。以下が導入のアイデアです。

**単元導入: 物事の関係を見つけてみよう!**

**セッション1: 日常の比例を考える**
- 生徒たちに、日常生活でどのような比例の関係があるか尋ねます(例: 距離と時間、値段と数量など)。
- それぞれの関係性について、どのような特徴があるのかをディスカッションします。

**セッション2: 図やグラフを使って関係を表現する**
- 物事の関係を図やグラフで表現する重要性を説明します。
- グラフを通じて比例関係や反比例関係を視覚的に理解し、具体的な例を見ながら考えます。

**セッション3: 比例と反比例の違いを考える**
- 比例関係と反比例関係の違いを説明し、どのような状況で発生するかを考えさせます。
- 生徒たちに、日常生活で具体的な比例や反比例の例を出し合い、違いを共有します。

**セッション4: 自分で比例や反比例を見つける**
- 生徒たちに、自分の興味を持つ事例から比例関係や反比例関係を見つける課題を出します。
- 課題の中で、どのようにして関係性を見つけたかを考え、クラスで共有します。

**セッション5: 考察と予測を楽しむ**
- 生徒たちに、あるデータが与えられた場合、それが比例か反比例かを考察する課題を出します。
- グループで協力して考え、クラスで予測を発表し合います。

このような導入を通じて、生徒たちは日常生活の中での比例や反比例の例を見つけ、図やグラフを通じて関係性を理解し、自分自身で問題を解決する楽しさを感じることで、学習への意欲を高めることができるでしょう。

GPT君に算数を聞いてみた

②国語「やまなし」の場合

もちろんです!6年生の国語の単元「やまなし」の学習を魅力的に導入する方法を考えてみました。以下が導入のアイデアです。

**単元導入: 「やまなし」の魅力に迫る!**

**セッション1: 物語の舞台への想像力をかきたてる**
- 生徒たちに「やまなし」という言葉を提示し、何を連想するか尋ねます。
- 山の中で何が起こるか、どんな出来事が待っているかクラスでディスカッション。

**セッション2: 登場人物に興味を持つ**
- 主要な登場人物を紹介し、一人一人の特徴や役割を共有します。
- 生徒たちに、この登場人物たちに関して「知りたいこと」や「興味を持ったこと」を書いてもらう課題。

**セッション3: 謎めいたストーリーの一部を読む**
- 生徒たちに物語の一部を読んでもらい、何が起こったかを予想させます。
- どんな状況なのか、登場人物たちは何を感じているのか考えさせます。

**セッション4: 表現力を豊かにするためのワークショップ**
- 文章中のイメージを膨らませるために、登場人物や風景の描写について考えます。
- 形容詞や比喩などを活用して、自分なりの描写を書いてみる活動を行います。

**セッション5: 予測と興味を膨らませる**
- 生徒たちに今後の展開や結末について予測させます。
- 「やまなし」の中で興味を持っている部分や疑問点を共有し合い、これからの学習に向けてワクワク感を高めます。

このような導入を通じて、生徒たちは物語の世界に興味を持ち、自分なりの質問や考えを出し合うことで、学習への意欲を高めることができるでしょう。

GPT君に国語を聞いてみた

③理科「水溶液の性質」の場合

もちろんです!6年生の理科の単元「水溶液の性質」を学習する際の導入方法を考えてみました。以下が導入のアイデアです。

**単元導入: 水と物質の不思議な関係**

**セッション1: 身の回りの溶液を探索する**
- 生徒たちに、日常生活でどのような溶液があるか考えさせます(例: お茶、ジュース、洗剤など)。
- それぞれの溶液がどのように作られているのか、何が溶けているのかを予想させます。

**セッション2: 実験で水溶液を作ってみる**
- 水に砂糖や食塩を入れて溶かす実験を行います。
- 生徒たちに、それぞれの実験結果を観察して考察させます。何が起こったか、どのように変化したかを話し合います。

**セッション3: 溶解度の実験を行う**
- 異なる物質を同じ量の水に溶かす実験を行い、どれだけ溶けるか比較します。
- 生徒たちに、どの物質がよく溶けるか、どれがあまり溶けないかについて考察させます。

**セッション4: 色と光の実験を楽しむ**
- 食品着色料を使って色と光の実験を行います。
- 生徒たちに、溶液の色がどのように変わるか、光をどのように反射するかを楽しみながら観察させます。

**セッション5: 自分で実験を考えてみる**
- 生徒たちに、自分で面白い水溶液の実験を考える課題を出します。
- それぞれの実験アイデアを発表し合い、どのようにして水溶液の性質を見つけるかを共有します。

このような導入を通じて、生徒たちは日常生活での水溶液や実験を通じて水溶液の性質に興味を持ち、自分なりの疑問や実験アイデアを考えることで、学習への意欲を高めることができるでしょう。

GPT君に理科を聞いてみた

④社会「武士の政治」の場合

もちろんです!6年生の社会の単元「武士の政治」を学習する際の導入方法を考えてみました。以下が導入のアイデアです。

**単元導入: 武士たちの政治的力と影響力を追求しよう!**

**セッション1: 武士のイメージを考える**
- 生徒たちに、武士と聞いてどのようなイメージが浮かぶか尋ねます。
- 武士に関する事実やフィクション、映画などの要素を共有し、武士像の多様さについて話し合います。

**セッション2: 武士の地位と権力を探る**
- 生徒たちに、武士の中でどのような地位や権力があったか考えさせます。
- 武士の政治的な役割や社会的な地位について、それぞれの意見を共有するディスカッションを行います。

**セッション3: 武士の主な仕事と政治への関与**
- 武士たちの主な仕事や役割を紹介し、彼らがどのように政治に関わっていたかを考えます。
- 生徒たちに、武士の政治的な影響力がどのように社会に影響を与えたのかを考察させます。

**セッション4: 武士の倫理と政治の関係性**
- 武士道や忠義などの倫理観が、武士の政治的な行動にどのような影響を与えたかを考えます。
- 生徒たちに、武士たちがどのような価値観を持って政治を行っていたのかをディスカッションします。

**セッション5: 自分で考える武士の政治的な決断**
- 生徒たちに、もし自分が武士だったら、どのような政治的な決断をするかを考えてもらいます。
- それぞれの決断について、理由や影響を述べるプレゼンテーションを行い、互いの意見を尊重しながら話し合います。

このような導入を通じて、生徒たちは武士たちの政治的な力や価値観に興味を持ち、自分なりの意見や考えを発表することで、学習への主体的な参加と深い理解を促進することができるでしょう。

GPT君に社会を聞いてみた

⑤AI×単元構想で生産性を上げよ!

どうでしょうか。

普段人間が考えるとかなーり時間がかかる「単元の導入を考える」という作業がGPT君にお任せするとこんなに簡単にかつ具体的にアイデアを得ることができます。

もちろん、アイデアそのものは荒削りでまだまだ発展途上な点はあります。だから、人間の手によるしっかりとしたチェックは大切であるということはお忘れなく。

しかしそのことを差し置いても、AIを使うことで私たちの仕事の生産性は爆上げになること間違いないでしょう。

まだまだ学校現場ではGPT君の活躍の場がありそう…!

まずは、GPT君で何ができるのかいうのを探っていくのが大事。失敗したり、うまくいかなかったりしても次やりゃーいいんです。次また起き上がってやりゃーいいんです。

やらなかったことより、やって後悔した方が絶対イイ。

どんどんチャレンジしていきましょーー!

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