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ハグが大切 -my story-

ゆる軽ボディセラピストSachiこと森井さちこです。
東京 目黒にて"疲れないカラダ作り専門"サロンの
オーナーセラピストとして
日々お客様の体に触れさせていただいています。

体のケアをするということは、心身の不調や辛さの改善であったり、
健康や美を作るための行動であったりします。

ですが、それだけではありません。
体をゆるめて整えていく過程は、心と体がきちんと繋がっていく過程。

体が"ゆるまる"と、自分でも(無意識にでも)見ないようにしていた
本音が出てくることがあります。

サービス中、体が緩んでくると眠ってしまう方もいますが、
緩んでくると、話したかったことがたくさん出てくる方もいます^^

"ちょっと辛いな""しんどいな"は体からのサイン。
何か無理をしたり我慢したりしている結果かもしれません。

ただ、その"サイン"人によっては結構見落とされがち。

例えば美容室で"肩こってますね"と言われて、
初めて肩のコリに気がついたり、
これがコリなの?初めて知った!と言う方いませんか?

かく言う私も、今の仕事を始める研修中に
先生に指摘されるまで、無自覚だったコリがあります。

まずは、その体からのサインに
気がつくことができるようにしましょう♡

普段意識して運動をしていたり、ケアをしている人ほど、
敏感にそのサインに気がつきます。
(中には敏感過ぎる方もいるので、
ある程度の鈍感力も重要。要はバランス。)

でも、
・忙しくてそんな時間がない!と思っている方
・運動嫌いな方
・運動しよう!なんて考えたこともなかった方、
・やった方がいいのは分かるけど…と言うズボラさん (←私これ)
そんな方にも好いてもらえるようにお伝えしたいなと思っています。

前置きが長くなりましたが、noteの始まりに
今の仕事を選んだきっかけから、
私自身のことを少し書き残しておきたいと思います。

大切な人にもっと触れたい

今の仕事を選んだ理由、色々ありますが、最も大きなきっかけが
大切な人にもっと触れたいと思ったからだったりします。

自分に能力はあるのか?

私のキャリアは、
住居デザイン科の大学を卒業し、二級建築士を取得。
という、全く異なるジャンルからスタートしました。

ただ、最初の会社も1年と少しで辞め、
某テーマパークキャストに転職をし、さらにその後ワーキングホリデーへ。
2年間イギリスでフリーターとして様々なお仕事をしました。

帰ってきて、まだ20代。
キャリアとして、何を選んでもいい。何でもできる!
と思ったら…逆に何を選んでいいか分からなくなりました。

それまで、自由にいろいろ選んでいたのに、
いざ、ここから先はブレちゃいけない、
"きちんとした道"を選ばなければいけないと思うと
全部が全部、決め手にかける、選べない。

選択肢は多い方がいい!と思ってここまできたので、
何か1つを選ぶことは、その先、今出した答えは変えてはいけない
不自由になることのように思えました。

そんな自信薄弱で優柔不断、ヘタレな人間でした。

本当に大切なことは少ない

これじゃ困るので、一気に断捨離。
余計なこと、余分なことを
どんどん頭の中から排除するように軸探しをしました。

そうしたら、今度は
本当に何も持っていない自分しかいなくて愕然。
何もできない自分。

ただ、今まで出会った人、環境だけが、
とてもありがたいこと、私の財産だと思ったのです。

何も持っていないからこそ、
それだけは大切にしなければならないなと思いました。

そんな折に、ふと日本に帰ってきた直後の
ちょっとした違和感を思い出しました。

それは、急にハグができなくなったことでした。笑

ハグ文化がない日本

イギリスで出会う大切な人、お世話になった家族や友人とは、いつもとは言わないけれど、再会のたびにハグをしたり、頬どうしを合わせるキスが生活中に溢れていて、"普通"のことでした。

2年ぶりに日本に帰ると、自分を訪ねてイギリスに来てくれて以来、約1年にぶり母に再会しました。

向こうで出来た習慣からすると、ハグをして当然の場面でした。
それでも、自分で不思議な感覚でしたが。
実の母親とハグをしませんでした。

大事に思う気持ちは、新しく出会った誰よりもあります。
ただ、母親にハグすることは
異様に恥ずかしく感じて、こそばゆくて出来ないのです。
皆様の生活の中にはハグはありますか?

触れることは気づくこと

そんなある日、
たまたま、母が1日講習で"リフレクソロジー"を習ってきました。

習った内容を忘れない為、
その日の"復習"に足を貸すと言う口実に受けさせてもらいました。
そのとき感じたことが、触れられて嬉しい気持ち。安心感。

母の体温や指の細さ、質感などを感じたり、
自分の中にある言葉にならない愛しい気持ちを感じました。

そして、これを出来るようにすれば、
母親に触れる口実になる!ということに気がつきました笑
もちろん、素直にやってあげたいと思いました。

触れるコミュニケーション

なんとも恥ずかしいですが、大切な人にもっと触る口実が欲しい!笑
それが最初の大きなきっかけだったのです。

小さい頃は両親と手を繋いでいたのに、
ある程度の年齢になったら触れることがなくなります。
その次に触れる機会が例えば介護のときであったら、
ちょっと寂しいなと思うのです。

触れることの大切さは、自分自身ではなく、
誰かに触れたときこそ感じます。
言葉にならない気持ちのコミュニケーションになります。

ただ、自分以外の誰かとのコミュニケーションは、
自分自身とコミュニケーションがどのようにできているかにも
関わっていると感じます。

まずは自分自身に触れることは、自分のリアルな心と体と向き合うこと。
自分の体に触れることは、本心を客観的に見つめることにも繋がります。

だからこそ、体ケアのためだけではなく、
コミュニケーションとして触れることも
私は大切にお伝えしたいなと思っています。

ここ1年、人との距離感について敏感な世論になりました。
今、身近な人は、あなたにとって大切な人だと思います。
その大切な人の1人にあなた自身も含めて欲しいし、大切な人を大切にするために、あなたの心身の健康を大切にすることを価値あることだと考えてもらえたら嬉しいです。

ENJOY your body & your life!
Sachi

my story②


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