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「することがない」、「なにをしたらいいかわからない」は幸福度を下げる

このnoteは、Comfort Life Coachingから一部を引用して掲載しています。


今、あなたはなにか
することがありますか?

家事、
育児
仕事のプロジェクト

多くの人は、

多くのやることを抱えて、日々を生きています。

それで、充実して、今日も1日やり切った、と充実してすごいるのなら
あなたはとても幸福度が高いと言えます。

しかしながら、
その行っている何かに集中して取り組めない時、

理想とすることに対して、優先度の違うことに取り組まなければならいない時、うっうつとした気分におちいるのではないでしょうか?

あるいは、「することがない」、「なにをしたらいいかわからない」という感情を持ちながら、日々のルーティン(起きてご飯を食べて、家事をして、風呂に入って、寝て)で終わってしまう。そうした日常に充実感を感じず、何のために生きているのだろうかと、生きている意味がわからない憂鬱な気分に陥ってしまう。

1日の中で何もやることがないのは、幸福度が一番下がります。そして幸福度を上げるきっかけを掴むにはこの先を読んでみてください。

幸福を感じる生き方をするには?

●ないもすることがなくて死ぬことはないよね?

20代の終わり、いっとき派遣会社に登録してしごとをしていた時があります。

そこは、非営利団体で、私に与えられた仕事は数枚のハガキのデーターを入力して、それでおしまい。

9:30の出社で10:30ごろにはその日の仕事が終わってしまう。そのあとは、なにもやることもなく、何も支持されず、デスクで17:30退社という理想の9時〜5時ではありました

たぶん、部内予算の削減をされないよう人件費として確保するために雇われたのだと薄々感じる様になりました。

しかし、人はやることがなく、

しかし、ひとはやることがない、という状態は本当に辛いのです。

給湯室に行っては、しんどい気持ちを抱えながら「何もすることがなくて、死ぬことはないよね?」と自分で自分に語りかけていました。

そのうちに、その様子を見かねた課長があれこれと用事を言いつけてくれたおかげで、事なきを得ましたが、あの日々の辛さは今でも忘れることはできません。

無くなる数年前のある日、以前ほど自由に動けなくなった父がポツリと、「父ちゃん、なにもできなくて、生きていても仕方がない」というのです。

私は「そんなことはないよ。家のこともやってくれているでしょ?」と答えたのですが、実際できる範囲の家の細々としたことを頼んでいたのですが、父はのあちこちを直したり、いじったりするのが唯一の趣味と言ったら趣味で、それも自由にできずに、辛かったのだと思います。

人は、ただ生きているだけでは体は生きていられても、それだけでは幸せを感じません。

人間の脳は、物事や状態に対応するようにでいており、何もしていない状態では機能が低下していくだけでは活発に動きません。やる気になったり、幸福感を得る・ストレスに対処する(セロトニン)などの脳内ホルモンも分泌されないということ。

すなわち、「することがない」という活動の緩慢さは、科学の視点からも「幸福度」を下げるのです。

時間的な制限
行動の制限
身体的な制限
環境的な制限

を強いられるような外部の状況で、「なにもしようがない」のならいざ知らず、そうでなければ、私たちは本来自分で選択して「すること」を決め、なにかを行っています。致し方がないということでも、それに納得という選択をして行っています。

どんな状況であっても、本来私たちは、自分自身が主体的に(自分で決め、行動することを決める)生きることをのぞむ生き物です。それができない時、【不自由】を感じ、さらには【幸せではない】と感じるのです。

●情熱を傾けられる【なにか】がわからない?

とはいえ、

  • 自分がなにをしたらいいのかが、分からない

  • 夢中になれるなにかが、分からない

  • 日々、無為なまますごして、モヤモヤとした気持ちを抱えて過ごしている

という方も多いのではないでしょうか?。

私自身もこれまで、人生で夢中になれるなにか、生き甲斐となる一生の仕事、というものを模索していました。たまたま選んだ化粧品会社の仕事、仕事自体は楽しく感じる時があっても、はたらいている周りの人間の仕事への評価の低さに嫌気をさして、昇級試験を受けても上がる給料は微々たるモノ、それらからこの仕事は先が見えないと心底感じました。

「自分は本当はなにがやりたいんだろう」
「自分は何をやるべきなんだろう」

20代、30代は、夢中になれること、一生続けていける仕事、というものをずっと模索していました。

そうした悩みを抱えた時期というのは、本当に辛いのです。前にも後ろにも行けない、進めない動けない状態に陥ります。

そうした中で、やってみたいこと、興味の向いたことをあれこれとやってみる日々が続きました。

グラフィックデザインの学校、フラワーアレンジメント、ディスプレーパースのデザインスクール、マクロビオティック、・・・・。いくつかは仕事として片足を突っ込んだ(関わった)りもしましたし、今の仕事にも役に立ってはいますが、通過点でした。

そのほかにも、香道の体験教室に行ってみたり、ヴォイスヒーリングのワークショップ、レイキアチューメント、などなども。

こうしたやりたいことを、少しずつでもやってきたことは、とても良かったと思っています。

一見、仕事にも人生にも影響していないようなことに見えても、ささやかな興味のあることやなんとなくやってみたいこと、というのは、あなた自身の、【好き/嫌い】【得意/不得意】を実感する・見極めることにつながるからです。

脳は行動しなければ活発に動くことはないように、自分自身の【好き/嫌い】【得意/不得意】は、やってみなければわからないからです。

そしてその【好き/嫌い】【得意/不得意】が、わかってくると、それを人生のの中で意識しするようになるし、それを人生の中での活動や選択の基準にするようになるのです。

この続きは、以下からどうぞ

●体験から気づく・やりたいこと

●生きるは、活きる・あなたの能力を使うこと


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