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「ありがとう」と「ごめんなさい」
日常生活において、「ありがとう」と「ごめんなさい」は、セットになることが多いと思った。
「大変そうだからこれやっとくね。」
「ごめん、ありがとう!」
申し訳なさを感じての「ごめん」と、感謝の「ありがとう」。
よく考えてみれば正反対の言葉だ。
私もよく使ってしまうのだが、わざわざ謝る必要は無いなとも思う。
人に迷惑をかけないようにしなさい。
日本に住む人の中で、小さい頃にそう教わったことがある人は結構いるのではないだろうか。
この言葉は私の通っていた小学校の目標にも書かれていたのを覚えている。
あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい。
一方、インドではこう教わるらしい。
初めてこの言葉を聞いたとき、少しだけ心が軽くなった気がした。
どちらが正しいとかは無いけれど、こっちの方が気持ち的にあったかいなと思う。
そして、こうすることで、何事にも感謝の気持ちを持つことが出来ると思う。
感謝をするときの「ごめん」の有無はきっと、この二つ考えの差だ。
人に迷惑をかけてはいけない、と教えられたら、迷惑をかけたときは謝るに決まっている。
前者のように教わってきたとしても、これからは後者の考えで生きていきたいと思う。
何度も言うが、どちらが正しいとかいうのは全く無い。自分の中の考えの話。
感謝するときに謝る必要はない。やっぱりそう思うから、ちょっとだけ私の中で意識して過ごしてみようかな。
嘘っぽい「ありがとう」じゃなくて、真っ直ぐな「ありがとう」。
そんな「ありがとう」が増えていくといいなと思います。
(私の大好きな曲です。是非聴いてみてください。)
春
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