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モチベーションが経営資源として希少化している

社員意識調査の大手であるギャロップ社によると「仕事に対して前向きに取り組んでいる」と答える従業員は全世界平均で13%しかいません。
また、日本のリクルートキャリアによる「働く喜び調査」でも、「働く喜び」を感じていると答えた人は全体の14%となっており、その他の調査も含めてまとめれば、およそ8割から9割の人は、自分の仕事を「どうでもいい」と考えており、「意味」や「やりがい」を見出せていないことが示唆されています。これはつまり、現在の企業では「モチベーション」が経営資源として希少化している、ということを意味します。

永遠の課題です。残念ながら、20対60対20の法則が、しっかり当てはまります。ボーナスや昇給でやる気を出させる、という考え方がダメなのも経験済みです(^^;;

このような世界にあって、仕事の「意味」の形成をないがしろにしながら、目の前の仕事で設定されたKPI=経営管理指標の数値を高め、生産性を上げようとするのは典型的なオールドタイプの思考様式と言わざるを得ません。
一方で、仕事に「意味」を与え、携わる人から大きなモチベーションを引き出すのがニュータイプということになります。

意味を与える。難しすぎます。
よく例えに出る話が、大工などの話しですよね。
<もし船を造りたいのなら、男たちをかき集め、木材を集めさせ、のこぎりで切って釘で留めさせるのではなく、まず「大海原へ漕ぎ出す」という情熱を植え付けねばならない。>


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