見出し画像

「ローカルxメジャー」から「グローバルxニッチ」への構造転換

「自分が作りたいもの」に思いっきりこだわって製品を作った場合、潜在的な市場規模の大きさは、作り手となる個人の嗜好に共感する人がどれくらいいるのかによって決まることになります。もし同じような好みを持った人がたくさん存在すれば、市場規模は大きくなりますし、同じような好みを持った人がそんなにいなければ、市場規模は小さくなります。

自分が作りたいものにこだわってみたいもんです。弊社の業務は、「お客さんの希望通りの物をいかに正確に出来るか」という仕事なので。

しかし、いずれの場合でも、個人の感性が思いっ切り反映されたアート作品のような製品ですから「共感できる人」に対しては非常に強い訴求力を持つことになります。
一方、市場における多数派の好みに合わせて製品を作った場合、市場規模はそれなりに大きくなるかもしれませんが、多くの人の好みを最大公約数的に拾っているために、訴求力は低下し、どうしてもフォーカスの甘い製品にならざるを得ません。

ローカル市場のメジャーセグメント向けに当たり障りのないボンヤリとした製品やサービスを展開しているオールドタイプは、各国からグローバル市場のニッチセグメントに向けて切っ先を尖らせた製品やサービスを展開するニュータイプから攻撃を受け、徐々にその陣地を縮小させていくことになるでしょう。

市場への提案力という点においても、またコスト競争力という点についても、グローバル市場のニッチセグメントに向けて事業展開するニュータイプにかなわないという状況が生まれます。

グローバル市場、、、弊社には関係ないので感想もありません(^^;;



ここまで読んで頂きありがとうございます😊