満(みちる)もしくはこめだった

生きるために必要のないものを愛してる。

満(みちる)もしくはこめだった

生きるために必要のないものを愛してる。

最近の記事

過ぎた緊張をどうしたものかと今日ももがく。

私は緊張しいだ。昔からそうだったかと言えば、そうでもなかった気がする。 幼い頃の記憶にこんなものがある。習っていたバレエの発表会の直前、「緊張しないの?」と聞かれた質問に私はこう答えた。 「しないよ。いつも通りやれば良いだけだから」 私は誰に繰り返し言われた訳ではないのに、自分のこの言葉をやけに覚えている。そして思い出す度、新鮮に驚いている。そんなこと言えるんかい、幼い自分。言えちゃったんかい、幼い自分と。 反して大人の私は今毎日のように緊張している。近頃の緊張っぷり

    • 七草粥も明日に迫ろうというこの頃ですが、あけましておめでとうございます。今年もマイペースに、何かしらを書いていきたいと思います。 本年もよろしくお願いいたします。

      • 二度目の沼は深い沼。

        私には、懐古の趣味が多分ある。 基本的に一度好きになったものはいつまでも好きだし、昔はまったジャンルを懐かしんで語ることが好きだ。だからだと思う。同世代と「あるある」で盛り上がることもしばしばだ。 ここ最近、旬ジャンルに対して熱過ぎて持てあますことなく、穏やかな愛で慈しめるようになったからか、昔はまったものをぐるりと巡っている気がする。 例えば、犬夜叉。 これは私の人生ジャンルとも呼べる作品で、作者の高橋留美子先生は神だと本気で思っている。あまりグッズ収集癖がない私が

        • 私という何者でもない何かは、永遠にパラメーターが緑

          マイナス感情というのは、誰にとっても基本的には毒だ。 毒は、毒消し草や、毒消しの魔法を持っているのならば解毒できる。 ところがどっこい私にはそのどちらもない。歩く度にSEがして体力をごりごり削っていく。 どこかで毒消し草を見つけなきゃ、魔法を覚えなければと思って生きてきた。だって周りはいつの間にかどちらか、あるいはどっちも手にしていて、ちゃんとその度解毒をしているのだから。 年月が経ってレベルが上がれば、あるいは手にすることができるんじゃないか。 そう期待していた部

        過ぎた緊張をどうしたものかと今日ももがく。

          「親知らずを抜いた」なんてカジュアルに言っていいものじゃない。

          そもそも何故生えてくるのだ、やつは。 よく聞くよね。「親知らず虫歯になっちゃったから抜いた」とか、なんなら「虫歯になるかもしれないから抜いた」とか。 その勇敢さ、なんなのだ。 と、この度虫歯によって止むを得ず親知らずを抜いた私は、思わずにはいられない。だって乳歯と違い、生え替わるものではないのだから。勝手にぐらぐらとしてくれるものではないのだから。しっかり根をはって、歯茎にささっているものなのだから。 そんなのを??抜く???? いざ抜く段になって、私は必死に気をど

          「親知らずを抜いた」なんてカジュアルに言っていいものじゃない。

          その昔、「宝箱」と名付けられた屋根裏部屋がありました。

          ツイッターでも呟いたのだけど、先日、心の大切な場所にあるお店の閉店の報に触れた。 「常連」という程通えなかったそのお店、私からの一方的な付き合いは、それでも10年を超える。 通い始めた当時、そのお店は通称「屋根裏」と呼ばれていた喫茶店だった。 そのお店は都内にあり、まだ1人で都内にあまり出たことない学生身分は緊張しながら一生懸命足を運んだ。 学校から行った方がまだ運賃が安いと、制服姿で足を運んだ。 それはそれは、浮いていたと思う。 そのお店には、色んなカルチャーが

          その昔、「宝箱」と名付けられた屋根裏部屋がありました。

          「きみはきれいだ」朗読しました。

          フリーの絵本「きみはきれいだ」(さく・え nuraさん)を朗読してみました。 ツイッターにも投稿したけど、せっかくなのでこちらにも。

          「きみはきれいだ」朗読しました。

          「きみはきれいだ」朗読しました。

          すっかり家にいる時間が増えました。

          自分は普段、随分と演劇に足を運んでいたのだと思い知る。 私の出かける理由、それしかないんかーいと。 同時にどれだけ演劇に日々を豊かにしてもらっているのだろうと思い知る。 これは実は自分が出演側の意味も含まれており、つまり、私が出演予定だった舞台も延期になってしまった。 本当だったらもう稽古は始まっている頃で、目まぐるしい日々を送っている予定だった。顔合わせもままならず、共演する方々のお顔すら存じ上げない。 もちろん、こんな世の中なので、延期になんの異論もない。 た

          すっかり家にいる時間が増えました。

          縫い物日和を過ごす。

          ミシンがないなら、手縫いで縫えば良いじゃない。 最近、縫い物にいそしむ日々。 外出を自粛しているから、と言う訳ではないのですが、まあ、結果として良いひとり遊びになっています。 思い出すのは、学生時代の家庭科の授業。 私はとにかくミシンに嫌われていた。というか、私の班(班って久々に言ったな)の誰かがめちゃくちゃ嫌われていた。 毎回違う個体のはずなのに、私の班のミシンだけいつも動かないのだ。ああしてこうして、とやってる内にいつも授業は残り15分。班に1台しか与えられない

          「名探偵アンドリュー氏と黄昏の家」Mono-Musica

          観てきました。 ポスターを撮る習慣が身についていないので、物販で買い買いしたこちらの写真で。(ガチさがばれる)(今更) 前作「名探偵アンドリュー氏と優雅な一日」の続きとして、劇団初のシリーズものとなった。コンサートやイベントで、過去のキャラクターや歌にまた会えることはあるのだけど、同じキャラクターで新しい話というのは稀。 ありがたくちょうだいしましたごちそうさまです。 シリアスな作風が多いモノムジカさんにあって、ずっと笑い声がひしめく前作は異例だったのだけど、そのノリ

          「名探偵アンドリュー氏と黄昏の家」Mono-Musica

          千秋楽は幕が上がるから迎えられるもの。

          こちらの記事を読んだ。 元花組男役、天真みちるさんの、3.11の際のお話だ。 今みたいにゆるくという訳でなく、贔屓を観にそれはもうガンガンに劇場にいた頃だ。 そんなガンガン観に行く先に、花組さんもいた。 この時、あれだけの震災に関わらず、花組公演は確かほとんど中止することなく行われた、と思う。その中でいくつか夜公演だけが振替になった。いくつかの中に、私がチケットを取っている回もあった。私はそれに落胆できるくらいの状況にいた。 運良くも振替公演に行けた私は、たそ(天真

          千秋楽は幕が上がるから迎えられるもの。

          紅茶の賞味期限を切らした。

          そうそう切れるものじゃないのにね。 我が家の食べ物BOXを確認していたら、以前友達からもらった紅茶が出てきた。 賞味期限切れてた。 そもそも、夕食のパスタソースの賞味期限も切れてた。まあね、あくまで美味しく頂くための期限だからね、多少平気平気、と思うタイプなので無駄にはしないのだけど、どっちも足の早いものではない。 私どんだけしまいこんでたんだろうなって話だ。 パスタソースは完全に存在を忘れていただけなのだけど、紅茶はちょっと違う。 大事に大事にして、切らしたのだ

          紅茶の賞味期限を切らした。

          「BROTHER MOON」Mono-Musica

          自粛、なんてすっかり嫌な気分にさせられる言葉になってしまったから、好きなものの話をします こちら、演劇のDVD。「BROTHER MOON」。 Mono-Musica(モノムジカ)という劇団さんを応援していることは、 先達ての記事でちらりと触れたのだけど、そちらの劇団さんのDVD。こちらはどっひゃいなことに6年前に上演されたもので、DVDで見たころにはすっかり時が経ってしまい…。ツイッターで今更言うのも、という変なためらいで感想を心に留めていたので、こっそりここにしたた

          浅草をてく

          浅草を散歩してきたの意味。 カメラ片手に歩いてきた。浅草駅から降り、仲見世近辺をうろうろしたのち、ソラマチまで向かいました。 だんだん色づいて視界が開けてくイメージ。 私は初めて詣でたら初詣、という信条を掲げているので初詣してきた。 やることなすこと全部あかんて。(意訳) 大人しく結んできたので、今度どこかで引き直して上書きしようと思う。 ぴーかん。 普段意識しないと日光をあまり浴びないもので、一生分のビタミンDを生成した気がする。やっぱり影響あるのか、仲見世も道

          楽しいことを考えよう。

          例えばディズニーランドのこととか。 舞台も、ライブも、テーマパークも、あらゆる娯楽が自粛中止延期で、心がえぐられるような気持ちです。 こんな私でさええぐられるのだから、実際に関わっている方々の心境はいかばかりか。そして何より、実際の生活が心配。 私の愛する「生きるのに必ずしも必要のないもの」たちは、こういう時いの1番にきられがち。仕方のない部分はあれど、納得いかんな。なにが不要不急じゃ。めっちゃ必要だし、めっちゃ急いで必要だわ。 こんなことを考えまくって、演劇の未来を

          Solo Concert -白い夜-

          コンサート、どなたの。って言えば、三廻部結衣さんの。 私が応援している劇団に「Mono-Musica(モノムジカ)」さんという方々がいます。女性だけの劇団さん。そちらでMIKUさんというお名前で活動しているのが、今回のソロコンの主。 あっ、もし同じ写真をツイッターで見たとするならば私ですので誤解なきよう。もしツイッターじゃないところにあるなら、それは誰だ。 MIKUさんの歌は素晴らしく、オーダーした白いジャガードのお衣装はとても洗練されていた。 一緒に作ったかと思うほ