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夫に前立腺マッサージをすることになった話【実践編】

実践編と書きましたが、その前に夫にも準備をしてもらってました。
そう、浣腸です。
「やらなくちゃ…だめ?」と夫は言ってましたが、初めてだし何が起こるか分からんし浣腸するってどこ調べても書いてあるから、ひとまずやった方がいいよ!(笑顔)ということで、夫氏、初浣腸。

1.腸をきれいに

人肌に温めたお湯(35〜37°くらい)を浣腸器(注射器みたいなやつ)に入れ、肛門にぶっ刺し、湯を入れ、トイレで出す。
これを夫は5〜6回繰り返してやってました。トイレで出したものが、透明になるまでするそうです。

全裸でお風呂場とトイレを往復する夫、を見守る私。ケツにぶっ刺して湯を入れ、それをトイレで出すたびに唸り声を上げる夫。「あ"〜」とか「ウゥワ〜うぅん」みたいな苦しいのかスッキリしてんのかよく分からん声を出してました。シュールです。
私はというと「大丈夫?」と声をかけつつ、スマホで前立腺マッサージの予習をしておりました。

2.いざ、実践!
2-1 事前マッサージ(肛門周辺)

出すものを出し、夫の腸内が綺麗になったところで、いよいよマッサージに入ります。
夫は布団の上に仰向けになり、ご親切にM字開脚までしてくれました。何もかもが丸見えですが、全く恥ずかしがる様子はありません。きっと変態なんだと思います。

肛門ってこんな感じなんですね、と観察しつつ、お尻の下に大判タオルを敷き、側にローションとティッシュ、念のための小さいタオルを置きます。
ゴム手袋を装着して、準備万端!

「では、今から前立腺マッサージを行います」
「よろしくお願いします」

お辞儀をし、いざマッサージに入ります。まずは、いきなり指を突っ込むのではなく、肛門周辺と会陰部をゆっくりマッサージ。もちろん、ローションをつけて。
リラックスさせるため、ゆっくりゆっくりマッサージ(というか撫で撫で)をするのですが、なんか、意外と難しい。気を抜くと力が入りすぎたり、速くなってしまう。思ったより数倍ゆっくり、優しく撫でてあげると、より気持ちよくなりやすいみたいでした。

夫にどんな感じ?と聞くと「普通にマッサージとして、気持ちいいよ」と返ってきました。順調のようです。
参考サイトにはこの事前マッサージは30分くらいかけてやった方がいいとあったんですが、夫に言うと「いや、たぶんそんなに時間かけなくて大丈夫だよ」とあっさり挿入の許可がおりたので(?)、10分くらいの事前マッサージで肛門内に進行することになりました。

この辺りはパートナーさんと調整してみてください。人によりけりなのかなと。気持ちよさを優先するなら、30分くらいかけた方がいいのかもしれません。

2-2 ドキドキの指挿入

「入れます、痛かったら言ってね」と声をかけ、まずは、小指からゆっくり挿入。おぉ、思ったより狭い!とドキドキしました。
夫からはなんともいえない緊張なのか気が抜けてるのか、変な声が出てました。声を出すか、息を吐いてもらったら、力が抜けて入れやすいかなと思います。
小指をゆっくり半分くらいまでいれたら、しばらく停止。夫の肛門筋の緊張が緩和するまで待ちます。慣らしというやつでしょうか。

やはり違和感はあるようで、少しでも動かすと「アッ、まって」と言われました。繊細な部分なので、こちらも慎重になります。

少しして、ゆっくり小指を引き抜きました。すごい、抜くときの押し出されてる感がすごい。と、ちょっと感動。人体の神秘ですね。ちなみに綺麗にしてくれてたからか、引き抜いた指も全然汚れていませんでした。

小指での準備運動は終わり、マッサージをするため今度は中指を入れます。小指よりも太いので、さらに慎重に挿入。様子を見ながら、ゆっくり入れていきます。
前立腺は、お腹(会陰部)の方向にあるので、仰向けの場合、手のひらを上に向けて入れた方がよさそうです。

私は間違えて下に向けて入れてしまい、途中で指をぐるりと一回転させました。夫からは軽く悲鳴が上がりました。ごめんね。

2-3 ゆっくりマッサージ

中指を入れたらしばらく動かさず、慣れるまで待ちます。この時夫は深呼吸を繰り返していました。痛くはないけど、違和感はある…という感触みたいです。どれくらい待ったか測っていませんが、体感で5〜10分くらいだったと思います。

「たぶん、大丈夫」という夫の了承を得て、中指をお腹側に向けてトントンと小さく押してみました。夫とのやりとりが完全に処女との初夜…女の私としては、もの珍しい体験をしています。

中をトントンして、「ちょっと痛いかも」という声で止めて…を繰り返しました。優しく力を入れないように意識するのって、結構繊細な作業です。

あと、前立腺がどこにあるのか、さっっっぱり分かりません。図解説明や体験された方の記事を見てこの辺りにあるはず…とかこれか…?と地味に探しましたが、1回目では居場所を掴めませんでした。

「ここ?」と聞いても、夫も「わからん…」と…

(大丈夫かな、ちゃんとマッサージできてるのか…)と不安に思いながらも、ひとまず1回目が終了したのでした。

3.1回目のマッサージの効果・感想

こうして初めての前立腺マッサージが終了。およそ1時間〜1時間半くらいかかったと思います。夫も、私も、なんだかぐったり。緊張してたからね。これで良かったのかしら?と思いながらの1回目でした。

しかし翌日、夫からは「前より違和感減ったかも…昨日の夜もトイレで起きなかったし…!」という感想が!ま、まじか?!プラシーボ効果※じゃなかろうな?!と驚きました。

※プラシーボ効果…有効成分が含まれていない薬剤(偽薬、プラセボともいわれる)によって、症状の改善や副作用の出現が見られること。 偽薬効果ともいわれる。 プラセボ効果が起こる理由は明らかになっていないが、暗示や自然治癒力などが背景にあると考えられている。

前立腺の居場所は不明でしたが(笑)少しでも効果はあったようです。我が夫婦は、これを境に週に1回の前立腺マッサージを行うことになりました。

次回は、マッサージを1ヶ月続けてみて、どんな変化があったのかを記していきたいと思います。

ここまで読んでくださった方がいるか分かりませんが、お読みいただきありがとうございます。それでは、また!

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