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2022年10月5日のコマエダージ #150

東京都狛江市のコミュニティラジオ、こまえエフエム「コマラジ」水曜 夜9時のボサノヴァ番組「Bossa da Comaedade(ボッサ・ダ・コマエダージ)」
今週もお聴きくださいましてありがとうございました\(^o^)/
今井亮太郎です♪

↓番組前のおきまりの定点撮影📸↓ 



祝!150回!今回のテーマは「秋のピアノ・ボッサ」


10月最初の放送だった今回は、なんとコマエダージ放送150回\(^o^)/
リスナーのみなさま、素敵な仲間たち、ディレクター吉田さんはじめコマラジスタッフのみなさまに支えていただいて150回まで来ることができました!!!
本当にありがとうございます♪♪♪
次は200回を目指してがんばります\(^o^)/


というわけで、放送150回目となった今回は「秋のピアノ・ボッサ」をテーマに、ノスタルジーな秋にピッタリなピアノで綴るブラジル音楽をセレクトしてお届けしました〜♪


まず1曲目は、パーソナリティ今井亮太郎の楽曲「スカイブルーの肖像」から!
今井亮太郎4thアルバム『コバルト・ダンス』(日本コロムビア/2015)に収録された楽曲。
秋の雰囲気にピッタリではないかな〜^_^

作曲時にショートストーリー文は下記の通り!

 何も変わらない、懐かしいこの異国の街。
広がる海も、真っ青な空も、建物の白い壁も。
人々の会話すら昨日のことのように変わらなく感じる。あの時に出会った、
どうしても忘れられない彼女だけが
この景色から欠落しているよう。


M1. スカイブルーの肖像 - Retrato em Céu Azul - / 今井亮太郎



2曲目にお届けしたのは、ブラジルを代表するピアニスト、ジョアン・ドナート(João Donato)の「Brisa do Mar(海のそよ風)」。

浜辺の波のように、
心の中の幻想は通り過ぎていく。
誓いも、約束も、歌も。幸せに法則はない。
耳を傾けて、
彼の心がなんてささやいているのか、理解しよう。
それは繊細なメッセージ。
海のそよ風のように。

という内容の淡い恋心のこの楽曲は、ジョアン・ドナート本人の作曲。

今回お聴きいただいたのは、ジョアン・ドナートが1枚まるまるピアノソロで奏でたアルバム『O Piano de João Donato』からの「Brisa do Mar」。
ドナートのピアノが、幻想的になる秋の海に合うのではないかな〜♪

M2. Brisa do Mar - 海のそよ風 - / ジョアン・ドナート



3曲目は、アントニオ・カルロス・ジョビン(Antônio Carlos Jobim)の「Insensatez(愚か者)」。

ボッサ・ピアノと言って、やっぱり一番最初に思い浮かべるのはジョビンですね♪
単音で奏でる独特な世界観はジョビンにしかない世界!
美しく、孤高で、まさに秋にピッタリ!

失恋を悔やむ心を歌ったこの楽曲は、作曲はジョビン、そして作詞は9回の結婚・離婚を繰り返したヴィニシウス・ジ・モライス(Vinícius de Moraes)。

私の軽率な心、愚かさのせいで
私自身を傷つけて 泣くことになった
なぜ私の心はそんなに弱いのか
人を愛したことのない私の心は
愛される資格はない
私の心よ、誠実なの心を持って行きなさい
許しを求めないものは
決して許されないのだから

M3. Insensatez / アントニオ・カルロス・ジョビン



4曲目にお届けしたのは、セルジオ・メンデス(Sergio Mendes)の「Nanã(ナナン)」。

「Nanã」は、バーテン・パウエルやウィルソン・ダス・ネビスらは彼に師事したペルナンブコ出身の作曲家、モアシール・サントス(Moacil Santos)。

彼女はナナン、僕のナナンです
一晩中、僕はナナンを見た
今、僕の過去は彼女の後ろに消えてしまった
ユーカリが小川を覆うように
人生は愛がそう思わせるもの
そして僕はナナンを見た
幸運は月の光に乗って彼女を見つけた

セルジオ・メンデスがピアノをこれだけ弾く音源は意外となかなか聴けないのでは?
ピアニストというよりサウンドアーティストなイメージのセルジオ・メンデスですが、ピアノもめちゃくちゃカッコいいんです♪

M4. Nanã - ナナン - / セルジオ・メンデス



5曲目は、ジンボ・トリオ(Zimbo Trio)の奏でる「O Grande Amor(偉大なる愛)」。

ジンボ・トリオ(Zimbo Trio)は、1963年末にサンパウロにて結成されたボサノバ・トリオ。
メンバーは、アミルトン・ゴドイ(Amilton Godoy/Piano)、ルイス・シャヴェス(Luís Chaves/Bass)、ルビーニョ・バルソッティ(Rubinho Barsotti/Drums)。
シャープでキメがバシバシ決まるカッコイイサウンドで、まさに都会サンパウロらしいピアノ・トリオです♪
かつてサンパウロで聴いたな〜(^^)
カッコ良かった!!

「O Grande Amor (偉大なる愛)」は、ジョビン&ビニシウスでの愛の楽曲。歌詞は下記の通り。

いつも1人の女には1人の男がある。
見せかけの愛と失った決意を忘れるために。
どうなっても大きな愛が勝つに違いない。
心の中で悲しんだ人に与えられる、許しのように。

M5. O Grande Amor - 偉大なる愛 - / ジンボ・トリオ



6曲目にお届けしたのは、エレガントなピアノソロ!
フランシス・ハイミ(Francis Hime)の奏でる「Meu Caro Amigo(親愛なる友へ )」♪

シコ・ブアルキ(Chico Buarque)作詞、フランシス・ハイミ作曲でショーロスタイルで描かれたこの楽曲は、親しい友人への手紙のような内容!
それも、嘘をついてしまった友人への謝罪の内容だったりします(笑)

親愛なる友よ、許してください
この国ではたくさんのサッカー、
たくさんのサンバ、ショーロ、
ロックンロールがやっている
雨が降る日もあれば、晴れる日もあります
でも、言いたいのは
黒だということです

この音源は、フランシス・ハイミが自身の曲をピアノソロで奏でた『Meu Caro Pianistas』というアルバムから。
このアルバム、実は若い頃にリオデジャネイロで新譜で見つけて購入して、心地よいピアノの音色に当時は寝る前に聴いていたアルバム(笑)
今回のテーマから久しぶりに引っ張り出してきたのですが、あらためてめちゃくちゃ良いじゃん!!
間違いなく名盤です♪

アルバムタイトル『Meu Caro Pianistas』は、フランシス・ハイミの代表曲「Meu Caro Amigo」から文字って、ですね^_^


M6. Meu Caro Amigo - 親愛なる友へ - / フランシス・ハイミ



7曲目にお届けしたのは、ミルトン・バナナ・トリオ(Milton Banana Trio)の「Serrado(セハード)」。

ミルトン・バナナ・トリオは、リオデジャネイロ出身のドラマー、ミルトン・バナナ率いるピアノトリオユニット!
リオデジャネイロらしい、軽快でグルーヴィーなサウンドが特徴。

楽曲は、ブラジルのポップスMPBを代表するシンガーソングライター、ジャヴァン(Djavan)の作品。
故郷の地セハードに帰りたい、という想いを歌った楽曲。

主よ、僕は故郷に帰ります
僕の愛に味付けをしたのはそこにある
とてつもないサウダージを僕に与える
僕はまた幸せになれることを知っている
みなさん、あなたたちと一緒に僕を泣かせて

ミルトン・バナナ・トリオの奏でる「Serrado」、めっちゃグルーヴィーでカッコいいでしょ!

M7. Serrado - セハード - / ミルトン・バナナ・トリオ



今回の生演奏は「Folhas Secas(枯葉のサンバ)」♪

「秋のピアノ・ボッサ」のテーマでお届けした今回の生演奏は、#148回でエリス・レジーナ(Elis Regina)の歌でもお届けした楽曲「Folhas Secas(枯葉のサンバ)」。

秋らしいタイトル、メロディの雰囲気もどことなく秋らしいこの曲ですが、実は秋のことを歌った楽曲ではなくサンバチームへの想いについて歌った楽曲!

ブラジルで最も由緒あるサンバカーニバルのチーム「マンゲイラ」(エスタサォン・プリメイラ・ジ・マンゲイラ)のことを歌った曲。マンゴーはマンゲイラのシンボルなんです♪

マンゴーの落ち葉を踏みしめるとき、
わたしのエスコーラ・ジ・サンバの
曲の詩人を思い浮かべる。
いくど歌いながらこの丘を登っただろう
いつも太陽が私を照らして、
そして人生が終わっていくのだろう 。
時がもう私が歌えないことを知らせるとき
私はギターとともに青春を懐かしく思うだろう。

という歌詞の楽曲で、作詞作曲はマンゲイラの重鎮のネルソン・カヴァキーニョ& ギリェルミ・ジ・ブリート。
マンゴーの大きな葉っぱが落ち、また新しい葉っぱが生えてくるというところに、マンゲイラは永遠だということを重ねています。

ノスタルジックな秋の季節に、引き継がれていく想いを奏でたくて、生演奏で選曲してみました♪

いかがでしたか?(^^)



次回のコマエダージは10/12(水)\(^o^)/


今週もたくさんのメッセージ、本当にありがとうございました!\(^o^)/


さて、
次回の放送は、10月12日(水) 21:00〜です♪
Karen Tokitaさんのパーソナリティ回デス\(^o^)/

次回もぜひお楽しみに!

Muito obrigado!!!! 
Tchau tchau!!!


今週のオンエア曲

M1. スカイブルーの肖像 / 今井亮太郎『コバルト・ダンス』より
M2. Brisa do Mar - 海のそよ風 - / ジョアン・ドナート『O Piano de João Donato』より
M3. Insensatez / アントニオ・カルロス・ジョビン『Antônio Carlos Jobim』より
M4. Nanã - ナナン - / セルジオ・メンデス『The Great Arrival』より
M5. O Grande Amor - 偉大なる愛 - / ジンボ・トリオ『Caminhos Cruzados』より
M6. Meu Caro Amigo - 親愛なる友へ - / フランシス・イミ『Meu Caro Pianistas』 より
M7. Serrado - セハード - / ミルトン・バナナ・トリオ『Samba de Bossa』より
M8.【生演奏】Folhas Secas - 枯葉のサンバ -

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1. 100万回の月 - Seu Olhar é Como a Lua -
2. 通り雨のあと - Depois da Tempestade - (Karen Tokita Vocal ver.)
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↓ダウンロードは下記から↓

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〈参加メンバー〉
*100万回の月
Karen Tokita(Vocal/Guitar/Chorus)
今井亮太郎(Organ/Rhodes Piano/KENBAN-Harmonica)
満島貴子(Flute)
亀井恵(Marimba)
Alexandre Ozaki(Drums)
*通り雨のあと
Karen Tokita(Vocal/Chorus)
今井亮太郎(Organ/Piano/Percussion)
外園健彦(Guitar)
コモブチキイチロウ(Bass)
黒田清高(Drums)


* * *

☆Karen Tokita&今井亮太郎『海辺のカフェの水曜日』配信限定シングル

1. 海辺のカフェの水曜日 - Quarta-feira no Café da Praia - (Karen Tokita Vocal Ver.)
2. 流星ピアス - Brinco de Estrela Cadente -
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↓ダウンロードは下記から↓

【Karen Tokita ライブ情報】
・10/15 吉祥寺M.J.Smile
・11/10 渋谷Jz brat sound of Tokyo

詳細はこちらへ!(Karen website

☆Karen Tokita ファンクラブ詳細はこちら(メンバー募集中!)

【今井亮太郎 ライブ情報】

♪10.15(土) 今井亮太郎ソロプロジェクトVol.126 〜Ryotaro Trio Groovin'〜 @ Swing(銀座)
メンバー *
今井亮太郎(Piano/Organ)
亀山アキラ(Bass)
黒田清高(Drums)
ステージ * 19:00〜
オープン * 18:00
チャージ * ¥3,600
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel : 03-3563-3757
– Swing –
中央区銀座西2丁目2番地 銀座インズ2-2F
03-3563-3757
http://ginzaswing.jp



♪11.18(金) / ひらしん平塚文化芸術ホール
今井亮太郎コンサート〜花と星とリオデジャネイロ〜

会場 * ひらしん平塚文化芸術ホール 大ホール
開場 * 17:30
開演 * 18:30
出演 *
今井亮太郎(Piano/Organ)
満島貴子(Flute)
Gustavo Anacleto(Sax/Flute)
亀井恵(Marimba)
外園健彦(Guitar)
コモブチキイチロウ(Bass)
Alexandre Ozaki(Drums)
Francis Silva(Percussion)
※豪華スペシャルゲスト出演予定
* タイアップ企画 :  インフィオラータ
さまざまな花びらや色砂などを用いて1つの大きな絵をみんなで作り上げる参加型のアートです。ライブ前にぜひご参加ください。
チケット * 全席指定
一般:¥4,000
学生:¥2,000
※小学生以下無料…全席指定のため、LivePocketより無料チケットの予約手続きをお願い致します。
※未就学児も入場可能…全席指定のため、保護者の膝の上でなく座席が必要な場合はLivePocketより無料チケットの予約手続きをお願い致します。
チケット取り扱い * LivePocket
https://t.livepocket.jp/e/ryotaro_hiratsuka_hana_to_hoshi
主催/お問い合わせ * ヨネザワ楽器 0463-23-7097
後援 / (一社)平塚市観光協会、(公財)平塚市まちづくり財団、(株)タウンニュース社
– ひらしん平塚文化芸術ホール –
神奈川県平塚市見附町16番1号

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