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結婚式準備でやっといてよかったこと ①会場決め編

結婚式をあげた。数ヶ月前のことだ。


どんなに感激した映画も、日が経つに連れてその衝撃が薄れ、「果たしてほんとに、言うほど面白かっただろうか」と思えてしまうように、少しずつ、あの莫大な金を使い、人様の時間を頂戴したイベントが、現実だったのだろうか?と、感覚が薄れ始めているころである。


が、しかし。


結婚式は、マジ

本当にやってよかったと思う。



準備は勿論大変であったし、かなり精神をすり減らしたーーー我が夫は男性には珍しく(?)協力的であったため、幸い結婚式準備を理由とした喧嘩などはしなかったがーーーともかく、いまこの瞬間に結婚式当日のことを思い返すと、


これは確実に、走馬灯になる。



と思うのである。

それくらい、人生のなかの濃い1ページになった。


大変だったし、でも、楽しかった。




共働き夫婦が激務の中で並行して準備するのは、相当キツかったし、準備だけでもたくさんのお金が飛んでいった。


しかし、払ったお金に後悔はない。
いままでみたことのない、親や友人の涙が見られたのはとても感慨深く、そしてなによりしたいことを実現した一日であったため、私たち夫婦にとって、一生の思い出になったわけである。  

だが無論、金のほうから手元に戻ってきたいと言うならば、やぶさかではない。宝くじのような形でも良い。わたしは受け入れる。

とにかく、今回は、私が結婚式に向けて、やっといてよかったなぁということを、noteにまとめておこうとおもう。

ひとさまの参考になるかわからないけど、まぁ読み返したときに自分の思い出になりますし。おすし。
ということで、このnoteに残していくわけである。

①会場は本命から見に行かない



結婚式場を見るに当たって、必要なことは、
【なんとなく見に行かないこと】である。

なぜかというと、「結婚式場は、即日契約が、一番安い(お得)な場合がある」からである。
なんとなくで巡ってしまうと、損をしてしまう可能性がある。

ちなみに、わたしはなんとなく以外のなんでもないテンションで式場巡りをはじめてしまった。
馬鹿なので、「近いから」という理由で初手の会場を選んだのである。


これは本当に危険で、どれくらい危険かと言うと、暇つぶしに入った住宅展示場でノリ家を買ってしまうくらい危険である。


無論、家の庭から石油が吹き出してダイヤの指輪がポテコ程度に感じるし、量がありすぎて両手につけきれないので2日に一度川に捨てる、みたいな生活をしているひとは勝手にすればいいと思うが、大抵の人はそうではないだろう。


まぁ結論、たまたまわたしはなんだかんだ割引の一切ない会場に決めたので、損はしなかったものの、選んだ会場によっては大損だったかもなぁと思うわけである。ほんとによかった。

なお、結婚式場にありがちなキャンペーンは下記の通りである。

【ありがちなキャンペーン例】

■今日契約すれば前撮りプレゼント!
■今日契約でゲスト食事代割り引き!
■今日契約でシャボン玉とフラワーシャワー演出プレゼント!

★キーワードは【今日】

先方も営業さんなので当たり前だが、とにかくその場で決めさせたがるわけだ。


いま、ここで、すぐに、決めろ。


というわけである。

ちなみに、「では、一旦契約してしまおう」というのも、なんだかんだ難しい。

一度会場を抑えてしまうと、他の会場が気に入ってしまい「やっぱりやめたい」となった場合に、手付の「前払い金」が返却されない場合がほとんどなのである。

前払金は10万円だったり20万円だったり金額はまちまちだけれど、「あとから別の会場に変えたくなってしまった」というときに、そのお金は当然返ってこないわけで、目先の得のために、大きな損害を被る可能性があるのである。

では、どうすればいいのか?
あれこれ回る前に、優先順位をつけていくのが良いと思う。  

オススメなのは、ゼクシィなどの雑誌やインターネットで式場を調べ、式場の雰囲気や評判を参考に『一軍』『二軍』『三軍』まで順位付けをし、候補を決めておくことだ。

そして、当然だが三軍から見ていく。
そして、見積もりを出してもらう。

不動産と一緒で、初回から【他式場の見積もりがあれば持ってきてください】という、相見積りを積極的にしてくれる式場もある。

つまるところ、「本命ではない式場から回って、その見積もりを持って本命にいき、交渉してみる」というのが賢い。

しかし「本命じゃなかったのに気に入ってしまう」というのも、また結婚式あるあるなので、結局全員頭を悩ませることになると思う。

「結局最初の式場にするひとが多い」というのも、よく聞く話である。

②ゼクシィ経由で見に行く


次に大切なのは、式場巡りの予約方法である。

プロポーズされたらゼクシィ、という、リクルート社の掌の上で踊らされたような流れは個人的にはあまり好きではないのだが、とにかく結婚式の見学に行く前には、ゼクシィのキャンペーンを見ておいたほうがよい。

なぜかというと、ゼクシィは、「会場を巡るだけでJTBギフト券などがもらえる」という

「いいんですかそんなことをして?」


というイベント等を行っているのである。
この世の中が、いかに目に見えないお金の流れでできているかがわかる仕組みである。


とにかく、ゼクシィ経由で見学にいけば、会場見学をしてうまい試食をたべ、さらにもらったギフト券で焼き肉を食う、という黄金ルートを辿ることが可能なのだ。


是非ここは漏らさずに抑えてほしいポイントだ。


③事前に日程の候補を出しておく


もうひとつ大切なことは、「事前に結婚式をあげる時期を決めておく」ことである。

ふと思い出したのだが、わたしが結婚式場をまわったと、散々説明をうけ、見学をし、「なかなか良いのではないかしらむ」と思った会場(ここまで約2時間)で、最後の最後に「この式場の最短予約は再来年です」といわれて衝撃をうけたことがあった。


わたしはつぎのオリンピックを目指すアスリートかよ、という話である。

当時はコロナ禍で、各式場も契約後に延期に延期を重ねたカップルが溢れていたこともあると思うが、とにかく結婚式場をというのは、「ここで結婚式がやりたいです!」と指定して運良くそこが空いていることは、よほど先のスケジュールで持ち込んでいない限り、人気の会場ではあり得ないものだと思ったほうがよい。


基本的には、こちらから条件をだし(大安、土日、春など)合致する日程がたまたま空いていたら、とりあえず早いものがちで契約していく、という世界なのである。


みんなの条件は似たりよったりであるし、その日があいていたとして、「1ヶ月2ヶ月ほど、家族と一緒に悩ませてください」と待ってもらえる暇などないのだ。
待ってくれて数日だと思った方がいい。


一目惚れした会場なら尚更、「いまここで日程を抑えてしまいたい」という瞬間があるかもしれないのである。

そのため、結婚式場を決めるときは、両家の親に時期や条件(大安じゃなくてもいいのか、距離は?最寄り駅は?季節は?)をきちんと確認し、条件を明確にしておくことが大事なのである。

わたしは式場で、「契約後に、おばあさまがどうしても大安じゃなきゃ許さないといって、日程をずらした方がいましたよ」といった話も聞いた。

二度手間にならないためにも、きちんと条件を確認し、自信を持って会場と契約できるようにして解くことが、とても大切だとおもったのである。


ということで、会場決め編の記事は以上である。
この3点に気をつければ、大抵の式場見学はスムーズに行えると思う。


つづく


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