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学びに貪欲でありたい

わたしは学びデザイナーをめざすモリコマチ。人材開発・組織開発について学んでいる。去年の3月に大学を卒業したばかりの、ぴかぴかの社会人1年生だ。

大学を卒業して、もう少しで一年になる。この一年は社会の荒波についていくのに必死だった。2024年に入って少しずつ仕事に慣れてきたので、今年は学びたいことをとことん学ぼうと思っている。

学んでみたいことをあげてみたら、両手じゃ収まらないくらいたくさんだった。昔からわたしは欲張り(笑)

学びに貪欲でありたい


「社会人、どう楽しむかは自分次第。遠慮せず、やりたいことに貪欲に生きたほうがいい」

一年ほど前、大学を卒業するわたしに先生が贈ってくれた言葉。この言葉がわたしに挑戦する勇気を与えてくれるし、わたしの学習意欲をかき立ててくれるエネルギーのような言葉だ。

大学生の間は、大学に行けば学びの機会がそこら中に転がっていて、授業はもちろん、何気なく研究室や図書館にいるだけでも多くの学びがあった。「一緒に勉強しよう」と声をかけたら、よろこんで一緒に学んでくれる仲間がいた。学びに恵まれていた。

だからこそ、大学を卒業するときにわたしは不安だった。大学を出たらもう学びの機会がなくなってしまうのではないか。大学を出て、わたしは何を学べるのだろう、と。

でも、社会人になってみて、そんなこともなかったなと思う。自分次第で学びの場はいくらでもみつけられる。去年は「ラーニングバー」や「Tool Salon」といった、さまざまな学びの場に参加させてもらったし、今年に入ってからはグラフィックレコーディングの勉強と英語の勉強を始めた。今年の夏にはコーチングの勉強も始まる。

あとは、今でも大学時代の仲間と連絡をとって、本の感想を共有したり、世界史が得意な友人に世界史の特別講座をやってもらったり、大学生の後輩たちに最近学んでいることについて教えてもらったり、仲間と学ぶ機会は今でも続いている。

「学びたい」という気持ちと貪欲さがあれば、大学を離れてからも学ぶ機会はたくさんあるのだと学んだ。

それに、学ぶ機会は普段の生活の中にも転がっていると気づいた。仕事でミスをしてかなり落ち込んだときに上司が「いい学びになったね。どうしたら次からミスしないかを考えて、実践してみよう」と声をかけてくださって、失敗を学びに変えるきっかけになった。今では、失敗しても(かなりヘコむけど)いい学びになったなと前向きに考えて、振り返るようにしている。

学びの機会は、日々の仕事やプライベートの中で、いたるところに転がっている。学ぼうと思えばどんなことも学びに変えられるのだ。今年も「すべてのことから学びを得てやる」というくらい、学びに貪欲に生きるぞ!

あの言葉を贈ってくれた先生に伝えたい。今、わたし、貪欲に生きてます! 社会人は大変だけど、とっても楽しいです!

今年、学びたいこと


そんな一年を送ってきたわたしが、今年特に学んでみたいのは「人はどう学ぶのか」というテーマ。

わたしは大学時代に人材開発・組織開発という分野に出会い、そのおもしろさを知り、もっとこの分野について勉強したいと思った。そして、これを仕事にしたいと思い、今はビジネスパーソン向けの教材をつくる仕事をしている。

これまで、リーダーシップやファシリテーションやマネジメントや組織開発の手法などを学んできたが、ふと、こんなことを考えるようになった。
「人ってどのように学ぶのだろう? 人はどんなときに学びたいと思うのだろう? そもそも、学びってどういうことなんだろう?」

人材開発・組織開発の原点である「学び」について学ぶ。それが今年の目標である。

今年挑戦したい本たち

前にどこかで、文明や文化は人間が学んできたことの証だ、みたいな話を聞いたことがある。「学び」は人間の原点なのかもしれない。
ちょっとだけ壮大な学びの旅になりそうな予感!わくわく!

さいごに


小さい頃、父とふたりで近所のお祭りに行ったときに、沿道いっぱいに並んだ屋台を見て「あれもほしい、これもほしい、それもやりたい」と欲張って、ダダをこねた。「全部はだめ!」と叱られて泣いたのを思い出した。

23歳のわたしは「あれを学びたい、これについて知りたい、早くあの人みたいになりたい」と、学ぶことに欲張りだ。
お父さん、ごめんなさい。私、大人になってもやっぱり欲張りみたい(笑)

学びたいことを中途半端にせず、全部学び通して、社会で活躍するビジネスパーソンになって、いつか父に「欲張りも悪くないね」って言ってもらえる日が来ますように。

以上、学びに貪欲で欲張りなモリコマチでした。
お読みいただきありがとうございました。


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