龍を巡る旅【東北】#1
山形県鶴岡市にある善宝寺へ。
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きっかけは、
昨年、菩提寺の龍王堂の屋根修復工事を
請け負わせていただいたこと。
今年は辰年。 年男で辰にご縁のある年。
せっかくなら 御礼参りに行こうと思い立ち、 龍王堂にお祀りされている
龍神様の総本山へ行ってきました。
いざ、龍とご縁をいただけるというお寺へ。
http://ryuoson.jp/
ここのお寺で祀られているのは 龍神様で 、男の龍神様と女の龍神様といらっしゃるらしい。 古くから大漁祈願をする漁業関係者から 信仰が深いのだそう。 田中家のご先祖様が眠る菩提寺、梅扇寺は、港町が近いこともあり 昭和初期に御祈祷場として龍王堂が建てられたのだとか。
お盆やお彼岸にいつもいっていたのに、ただ通り過ぎるだけで、そこが龍神様が祀られている御祈祷場だと知ったのは、恥ずかしながらお仕事をいただいてから。聞けば、何やら凄い龍神様だと言うものだから、この年男のタイミングで総本山へ行くしかない、となったわけです。
雪深い月山を超えて、
降り出したみぞれ混じりの雨に慄きながら慣れない雪道を進むと、ぱーっと日本海が見えたところで 虹が！（歓迎されてる！？）
ご祈祷を受けさせていただき、 安堵なのか感謝なのか、言葉でうまく言えない思いが込み上げてきた。御祈祷の間、龍神様の気配をすぐそこに感じていました。本当に。長い歴史の間、 365日、休むことなくご祈祷してくださっていることがどれだけ凄いことか。
語彙力なく、うまく説明がつかないけれど、祈りのチカラでこの土地が守られてきたのだと。
これって物凄いことだと思う。
答え合わせのように、 ご祈祷を終えたら土砂降りに。 奥殿にお詣りして 境内を出る時には雷が鳴り始めて、さらにヒョウまで降ってきた！苦笑
日本海側ではごく当たり前の冬の風物詩で、
だから米どころなのだと聞いたことがある。
ほぼ、冬は快晴の太平洋側住みの者にとっては、
この時期の雷雨はなかなかないのでびっくり。
山形でいただいたご飯が本当に美味しかった。
龍神様のお恵みは絶大だ！笑
星読みyujiさんが『日本』で記している
土地のバイブスを
ひしひしと感じられる場所。
yujiさんの著書『日本』に 記してあるように、聳え立つ山々と荒々しい日本海の雰囲気も相まって、まさに修験の土地といった雰囲気。どこか空気がピリッとしている。
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC-yuji/dp/433495345X
出羽三山は修験のお山で 月山が前世、羽黒山が現世、湯殿山が来世をあらわし、三山を巡ることで「 生きながらに生まれ変わることができる」場所らしい。
ご縁ができたので、またお礼参りに行こうと思う。
次は緑が美しい季節にでも。
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