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#188 「点」で理解する他者依存介護

おはようございます。fumioです。
とうとう・・、この日が私が3月にて退職することが公になり、やっと気持ちが落ち着きました。あとは、仕事を整理を加速して、4月からのやり抜くことをひたすらに進めていくのみです。

さらに、コントロールをしていかないと(^^)/

さて、今朝のお題は、「点」で理解する他者依存介護です。

■「点」で理解する
 まず、点での理解についてです。
ご家族の方は、介護の事業所に要介護の高齢者のケアをお願いする際に、どんな気持ちでお願いしますか?また、介護サービスを提供する側の事業所のスタッフは、利用される高齢者がどのような気持ちで今日ここに来ているか考えていますか?さらに、家族の方が何を考えていると思いますか?

 利用者の家族の方と面談する際に、相談援助職が家族に何を伺うか?はこれまでもこのnoteで綴ってきました。今日は、その伺った内容が介護の現場でどのように受け取り方になるのかを綴ります。

 相談援助職(私)は、病気や動作のことから性格的なことを家族や病院、本人に会った印象を含めて現場のスタッフに伝えます。

 スタッフの理解は、男性か女性、ベッドの位置、疾患、注意点などをききながら、おそらく(ここは私の経験と推察なので)他の利用者との関係性や
これまで利用した高齢者のイメージ(経験知)を総動員して理解に努めます。

 ここまでです。(繰り返しますが、おそらく)

■私の理解は「平面」と「空間」
 相談援助職(私)は、先ほどの現場「スタッフの理解」に、利用者と家族、関係者も含めて「どのように生活することが、いいのか?」(本人の時間と理解、家族の時間と理解、支えるサービス)を考えています。

 言葉にすると「在宅に返って、生活するために、ここで何をして欲しいか?」のオーダーを出します。

 食事・排泄・移動・移乗などの場面が時間と日にち、それぞれの生活シーンで展開されるか?(これが平面と空間の理解、但し私の)を頭で展開しているので、そのための理解を促す説明をします。

■他者依存介護
 どうでしょうか?
相談援助職と現場スタッフの違い、ゴールに向けて一緒に進む感じになっているでしょうか?難しいところですよね。

 今後のことは、相談援助職(相談員、ソーシャルワーカー、介護支援専門員)・家族が考えるよね・・。で止まってしますと「点」の理解で止まってしまう。 現場のスタッフは、ここでの「点」での介護のことだけ考える!あとのことは、私たちの仕事ではない・・となってしまう。(酷いことを言うと現場が困らない・・・、もっというと他の利用者が困るから・・。)こんな発想もあるかもしれません。

 事業者や施設の「点」での関わりから、利用者と家族の方がどうなっていくのか?を考えていく、気づく・・。現場スタッフ像!

 表現を換えれば、「ここで(事業所)でこれが困ったな~??」(と感じるスタッフ)が、他のスタッフと他の職種に「今後やこれからの生活で、本人困るよね?家族はできるのかな?・・・」など相談し合う時間が生れること。

■点→面→空間・・・個人のあなたへ
 正解を求める気持ち・・・、私の中にもある正解が欲しい、答えが欲しい、どうやったらいいのか?教えて欲しい!

 家族も現場スタッフも当然本人も、私(相談援助職)も「不安の塊」です。ここの不安を集めて「大きな不安」に換えるよりお互いの不安を改善やケアをしながら「不安の分散」へ

 不安で見えなくなった「現時点から短期間の目標」を頼りに、「変化をやりがいや楽しみに」(現場のスタッフから悠長!!)と言われそうですが
発想を変えないと自分の中の悪魔に取り込まれてしまうので・・。

 最終的には、人に気づけ、気づけた自分に気づけた!これが私の現時点です。他者依存にしない介護の話

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