見出し画像

QUITTING(クイッティング)やめる力最良の人生戦略

こんにちは 元書店員のfumioです。積読中の読了した中から本日の1冊は
kindleで読んだこちら↓

 ジュリア・ケラー著 児島 修訳 日本経済新聞出版
 QUITTINNG(クイッティング)やめる力 ー最良の人生戦略ー

【目次】
第1部 やめられないーーーーーそれは、ただの思い込み
 第1章 鳥、ミツバチ、五輪選手が教えてくれる「あきらめ」の正体
  ・自然界は無駄を嫌う 他7エピソード
 第2章 「もう無理!」を神経科学で読み解く
  ・神経科学者の挑戦 他7エピソード
 第3章 ジェニファー・アニストン、仕事をやめるーーーーー
   「やめること」は。メディアでどう描かれてきたのか
  ・「やめる登場人物」への共感 他4エピソード

第2部 なぜ「Quitting」は悪いことばになったか
 第4章 忍耐は、なぜ重視されるようになったのか
  ・19世紀の人生哲学『自助論』の絶大な影響 他7エピソード

※3部構成にて、第11章にて、いろいろなエピソードを交えて「やめる」について書いてあります。

翻訳書ではありますが、読みやすくなっていますので「継続は力なり」をポジティブ側面からと、ネガティブ側面からも考えることができると思います。やめることに悩むことは、日本独特の悩みでなく、アメリカでも同様であり。特別視することは、むしろ自分を見つめないことにつながらないか?と考えさせられます。

■元書店員が熱くなるポイント
 「人間」という種であるが故に、「やめる」ことに悩む、故に有名人から私たち一般人にもドラマが生まれる。主観と社会の眼から、「やめる」ことでの失敗のみを不安がることばかりでないこと。
「やめる」ことにも、いろいろな自分以外の「悩み」があること、視野を狭くしていることに気づかされます。

■相談援助職としてのポイント
 「やめる」とは、つながりから外れてしまうこと。そして、新たにつながりを創ること。「やめる」ことは、これからの人生100年時代では、登山に例えるなら、登りたい山が難しければ途中から降りて別の山に登ることも、綺麗な景色を眺めにリスクを取りながら登り感動して降りる山も(事故でなくなりことも)、頂上へたどり着き山を降りて、またチャレンジを考えたりと・・・。

 こんな印象で捉えることができるんだな~と感じます。失敗がダメ、成功が正解!人生の選択に「やめる」ことを含めていいんだな~と考えられ、相談を受ける際の例えになる1冊です。

 何回も読んめる1冊(^^)/
    

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?