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透明パーティションを考えてみた2

新型コロナウイルス対策として、弊社で出来ることをやってみようという試みから、先日に飛沫感染軽減用透明パーティション(ミスミ発注)をアップしましたが、ミスミは少し敷居が高いかもと思い、ホームセンターで透明アクリルを購入して、その場でレーザーカッターにて加工することを想定したバージョンも作ってみました。

透明パーティション_200406

今回は少し小さくています。飲食店などでテーブルの真ん中に置くようなことを想定していて、向かい合って食事するときに使えるような想定です。座っている状態として、仕切りとしての高さは450mm、幅は一人用で600mmにしています。

透明パーティション2使用例1

レーザーカッターを置いてあるホームセンターかFabLabなどは必要となる時点でまだ手軽とは言えませんが、少しでも作るきっかけになればと思います。最初から自分で考えるのは時間と労力がかかるのですが、たたき台でもいいので一度形(図)になったものがあると、その欠点に気づいたり改良点を考えたりするのはずっと楽になりますよね。今回もデータ(3D:  Autodesk Fusion360, 3D: STEP, 2D図面: PDF, カット用2D: AI)は公開しますので、必要な方はご自由に加工してください。

■設計について
・透明アクリルの3mm厚を使用することを想定しています。
・加工するレーザーカッターの精度は十分高いと思いますが、部材組み合わせの公差は大きめにしています(部品隙間は0.5mm)。
・使用するアクリルはホームセンターで売っているものを想定しています。弊社調べですが、正面パネルは 650 X 545mmで1枚、側板は 545 X 320 mmで2枚とれるようにしています。
・切り抜きの加工ができるのであれば、アクリルではなく他の材料でも良いかと思います。

〇注意点
・今回も成り立つであろう形としていますが、試作もできておらず性能や安全性を保証はしていません。
・制作される方はご自身の判断でお願いいたします。

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