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NPO設立&フリースクール運営、不登校支援のこれまで③行く場所がない

学校へ行かなくなってから2ヶ月。
小学校は夏休みに入ろうとしていました。

今まで平日の日中は、なんとなく外に出るのが【良くないこと】をしているような感じがして、学校が終わったくらいの時間から公園へ行ったり買い物へ行ったりしていました。娘も近くの公園は、なんとなく同級生がいるかもしれなくて【話しかけられたくない】ので、校区を離れた少し遠目の公園で遊んでいました。

夏休みに入ると、元々仲の良かった友達も日中から遊ぶことが出来るので、朝から夕方まで、堂々と遊ぶことが出来ました。

『このまま、普通通りに夏休み明けも学校に行けたらいいな。』

夏休みが終わりを迎える位には、娘たちももしかしたら学校に行けると思っていたのかもしれません。宿題も全部終わって、明日は始業式だから準備して早く寝ようねって声をかけて。翌朝、しっかり目覚めて2人とも学校へ元気に登校して行きました。

でも、また始業式の次の日から行かなくなりました。

フリースクールを探す中で、不登校との関わり方や親の会などの団体、公的な支援の教育支援センターがあることが分かりました。

教育支援センターは無償で、出席の扱いになるとのことなので、まずはここなら行ける時に行ってみようと思い、娘は乗り気では無かったものの家での生活でやることが無くなる日が出てきたので説明や体験、本登録になるまでの数回行ってみました。

学校のような教科ごとの時間割ではないものの、体を動かす時間や創作の時間、外出レクなど1ヶ月ごとに予定が組まれていました。行きたいところだけ行けば、数時間でも一日の出席になるようだったので、娘の行きたい時間を聞いてそのに合わせて送迎をしました。

パートの時間の都合もあり、親の送迎は必須だったのでなんとか行ける日には通いましたが、娘にとって【行きたい】場所ではなく、また送迎の時間や連絡のやりとりが電話連絡ということもあり、自分のスケジュールと娘の行きたい日と、学校とのやりとりとで、私自身もこれは続かないなと感じており、結局5回ほど通ってその後は行くことはありませんでした。

フリースクールは検索もしましたが、利用料金が高額に感じてしまい見学などにも行くことはありませんでした。1回の利用料金を設定しているところもあり試しに行く選択もありましたが、近隣には無かったということ。また、月額のところも魅力的なところはあったのですが、2人分となると相当な額が必要となると思い、パートも時間数を増やしたりフルタイムで働けたらもう少し収入は増やすことが出来たのかもしれませんが、そうなると今度はフリースクールの送迎や、もし学校に少しでも行けるようになった時に柔軟に対応できないと思ったので、それも出来ませんでした。

そして、そもそも、小4の娘は対象年齢でしたが、小2の娘は行けない年齢でした。

どのフリースクールも小4からで、小2から学校へ行っていない子どもはあまり居ないのでは無いかとも思い、ますます学校へ行ってくれたらなぁと思いが強くなりました。

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