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遠いところ

これは沖縄でしか上映されてないのかな?
たぶんそうだった気がするんだけど、
これは全国で上映されるべき。

綺麗な海、温かい人たち、
毎日多くの観光客でにぎわう沖縄だけど、
その反面では、負の連鎖も続いている、、
沖縄だけではないかもしれないけれど、
沖縄はほんと狭くて、一見知らない人でも
話してみると地元の先輩だったとか
友達の友達だったとか、、
あるあるなんだよな~

まあ、何が言いたいかというと、
そういう類というか、
負のスパイラルに一度足を踏み入れちゃうと
ほとんど抜け出せないのよ。
自ら望んでいなくても、
親がそうだったら、
子は親を見て育つから自然と流れで、、
みたいなこともよくある。
というか、だいたいそのパターン。

私は親、友人、周りの人たちに恵まれていて、
何不自由ない生活を送ってきたから
こういう人たちの気持ちには
正直なりきれない。
けど、前職で、
この映画に出てくるような場面に実際に立ち会ったり、
いろんな境遇の人たちを見て、
なんて自分は幸せボケをしていたんだろう
て考えさせられた。

結局、悩んで悩んで、色々考えたけど
答えが出ないまま転職して、
何かこういった人たちの役に立てるような仕事はないか
とか、
こうならないためにできることはないか
とか、
今も模索中、、、。

けど、いつも引っかかるのが、
私が中学生の時に、
いわゆるヤンキーの同級生が
何かしらで困っていた時に、
手を差し伸べたんだけど、
「同情しなくていいよ」
って言われて、、
それが今でもずっと残ってて。
すごく難しいなって今でも思う。

確かに、私は
心のどこかで、そういう人たちのことを
”かわいそう”
って思っているのかも。
だから力になりたい。とも思うのかも。
でも一生懸命生きていて、
それをかわいそうって思われるのは
不快に感じるだろうし、
いい気はしないよね~

んんんんん。
こういう話すると止まらない汗
とにかく、
この映画は
重いとか、胸が痛いとかの
そういうのじゃなくて、
この現状は分かってはいるんだけど、
私のできることって何だろう。
て改めて考えさせられる映画だった。

まあ、考えるだけでは仕方ないし、
当たって砕けろ精神で
自分のできることから行動しようって
強く思った。

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