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男には女がなんで怒ってるのかわからない!妻や彼女が不機嫌になる理由

男:「いったいなんだって機嫌が悪いんだ?」
「何を怒っているんだ?」
「なんでそんな大事件になるんだ?」

こんなふうに男はいつだって機嫌を損ねる女にたじろぐ……。

女からしたら好きで不機嫌になっているわけではない。
怒っているのにはちゃんと理由あってのこと。ただそれを言いたくないだけだ(笑)

女:「それぐらい察してよ」
「イチイチ言わなくちゃわからないの?」
「ちょっとは気づいてよ!」

しかし、男にはちっとも通用しない。
「だってそんな事……言わなきゃわかんないよ」
……となる。

それを聞いた女はさらに怒りを爆発させる!

だって「私のことを見てれば言わなくともわかるでしょ」と思っているから。

忙しくしている私や辛い状況下にいる私に対して男が「声をかけようとしないから」「動こうとしないから」不機嫌になる。

たとえば……だ、

料理をしながら洗濯物を干していたり、
フライパンに火をかけてるときに子供が泣きだしたり牛乳をこぼしたり、掃除をしているときに電話が鳴ったり宅配が来たり……。

こんな状態なのに「なぜ気づかないのッッッ」。

しかし、男には女の怒りの原因がてんで思いつかず、ますます女というものがわからなくなる。

「何を一人でそんなに怒ってるんだ?」
「俺がいったい何をしたっていうんだ?」

そう、男には彼女や妻を怒らすことなど何かした覚えもないのだから。

でも女からしたら「あんたが何もしようとしないからでしょっ」……って話(笑)


女には男のそんな“気づかないこと”“鈍感さ”に腹を立てているのだけど、そもそも気づかない男性には「気づかないことが悪」だなんて思っちゃいない。
鈍感なことを責められてもしようがないのである。

男には「して欲しいことがあれば言やあいい」だから。

しかし女は
「言わなくとも気づくのが本当の思いやり」
「言ってから動くのでなく言わなくとも動いてくれるのが愛情」

と思い込んでいるから噛み合わない。

太古の時代から赤ちゃんや子供を守り育てることが役目であった女性は、言葉以外のところから情報を読み取り相手の望むことを想定し行動するのが得意。
その人の表情や仕草、視線、身振り、声のトーンや声の大きさ、言葉の抑揚……などから相手の気持ちを推し量り、相手の状態に気づくことができるのだ。

しかし女性と違って生まれつき非言語能力に乏しく、もともと相手の気持ちを読み取るセンサーが高機能でない男性に「察してくれ」というのも、「察してくれないから落胆する」のもハッキリいって時間の無駄(笑)

女の気持ちを察することができない、先回りして動けないのは決して「愛がない」からではない。

それは彼が、夫が、男だから、なのである。


だから男が「何もしない」「動かない」「気づかない」ことに腹を立てるより、女はやって欲しいことを言葉に出して伝えてお役目を与えることが互いのイライラを減らす方法となる。

神崎桃子

不機嫌な妻や彼女への対処法
~なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~


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