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私の考え癖

私は気が付くと考えている。幼い頃から無意識のうちに考えている。考えてもしょうがないことを考えがちである。

いつも何を考えているかというと、自分が何をすべきかである。見通しが立っていると安心できる。だがどうなるかわからないことに対しては、心配や不安で覆われている。その心配や不安を取り除くために考え、自問自答している。

私は他人から、何でそこまで考えるのかよく聞かれる。失敗して笑われるのが悔しいからである。負けず嫌いだと思う。

以前言われた、

何でこんなこともできないの?

が頭から離れない。
言葉を放った相手が同級生だったから尚更かもしれない。出来ていないことは出来るようになれば良いと考えている。
しかし出来ていることが前提なのであれば、まずスタートラインに立つために努力しなければならないと考えている。

また、出来てないことで人に迷惑かけるのが申し訳なくなってくる。他人が失敗しても、誰でもそういうことあるよねと思える。そういう人に対してフォローをすることもできる。だが自分自身に対してはそう思えない。

そして気が付くと、私の頭の中は~すべき、~せねばならないという言葉で埋め尽くされているのである。

出来る人に対してとても尊敬する。だがそれと同時に出来ていない自分と対面することになる。
そこでまた、出来るようになるには~すべき、~せねばで埋まるのだ。

私自身でも面倒くさい人だと思う。くだらないなぁと嘆く。そして自己嫌悪になるのが苦しくなって、考えることをやめられたらいいのにと思うこともある。

それでも考えるのをやめないのは、その考え癖が役に立つこともあるからである。

よく気が付くね!仕事が丁寧だね!

そう声かけられることもある。言われると、存在していて良いと認められているようで嬉しく思う。
神経質な所もあるが、それが良くも悪くもある。良い面も悪い面も踏まえた上で、行動できたら良いのかなと最近思っている。