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ブルーが必要な時の心理状態とは?思考を混乱させないで、自分にとって正しい答えをみつけたい時

ブルーは内側に向かって動く色です。それは自分の中にある答えを見つけたい時に効果的な色として有効です。

自分の中にある答えを見つけたいのに、自分の外側ばかりに目を向けていては答えを見つけることはできません。つまり周りの声に振り回されていては自分にとって正しい答えは見つからないということが言えます。

自分の内側にある答えを見つけること。それは自己探求です。自己探求する時にブルーはとても有効です。ではなぜ自己探求に必要な色がブルーなのか?それはブルーが内向的な性質を持っていることに起因しています。



色には動きがある

色には動きがあります。どういうことかと言いますと、特定の色を見ることによる心理状態の動きです。それは色の持つ性質とも言えます。

赤・青・黄色の三つに色を例にとって説明します。シュタイナーの色彩論を引用してみます。

黄は放射しようとする。中心が濃く、周辺へ放射・拡散していく。拡散するほどに淡くなる。

青は黄と正反対。周辺から内に向かって放射する。青は内に向かって輝く。

赤は黄と青の調整者。赤は制止した色として作用する。赤はその場に留まり続ける。

ルドルフ・シュタイナー

この「青は内に向かって輝く」という一文が、自分の中にある答えを見つけることは自然と自分の内側に向かっていくことであり、その時に輝く色が青であることを理解することができます。

黄色を見ると外に向かって広がっていく様子がわかると思います。赤は広がりもせず内側にも向かわずその場に留まっている色だから、世の中の多くの看板で赤の配色を採用し、他の色よりも目立つ効果を期待して赤が使われています。人の心理を動かす工夫がされているのです。

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青い空の下にある赤い看板は遠近法という効果で赤をより一層目立たせています。遠近法で青は遠ざかる効果があります。逆に赤はこちらに向かって出てくる効果があります。一方は遠ざかる青。一方は向かって出てくる赤なのですから、赤の看板が目立つのも納得ですね。

絵画は青い空を描くことで、作者がもっとも注目させたい題材を自然に目立たせているとも言えます。

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内側に向かう青を使う場面

内側に向かうということについてもう少し詳しく見ていきましょう。自分の内側に入り込む時の心理状態はどのような時でしょう?

それが先程出てきた「自己探求」です。自己探求とは、自分はいったい何を目指していけばいいのだろう?とか、私は何をするためにこの世に生まれてきたのだろうといった「人生の目的」を見つける時におこなわれます。自己探求を色彩心理に当てはめたときの色が、内側に入り込む動きを持つブルーなのです。

この時に必要なことは他人の声に惑わされないことです。人の声に惑わされる時は意識は外側を向いています。外に自分の人生の目的を見つけるヒントを探しにいっている状態です。

もちろんこれが悪いことだとは思いません。人のアドバイスが自分の人生の目的を探すきっかけになることだってあります。だからといって意識を外ばかりに向けていると本来見つけるべきものから遠ざかってしまうこともあります。

「本当はこれをやりたかったのに、あの人が言ったことにも魅力を感じてそのとおりにしてみたけど、今になって本来の自分のあるべき姿から遠ざかっていたことがわかった」と後悔するくらいでしたら、最初から自己探求をおこない、自分の本当の答えを見つけた方が良かったですよね。

後悔しないためにも、本気で自己探求したい時はブルーを意識的に活用しましょう。


日常の中で自己探求する時にちょうど良いブルーを探してみた

自己探求する際には積極的にブルーを活用してみたいと思います。自分の内側に向かわせてくれる色なのですから、使わない手はありません。

ということで世の中にあるブルーを探しに外に出掛けてみました。自分の中にある答えを見つけたい時にいつでも使える状態にしておかなければいけません。いつでもブルーを見つけられる状態にしておかなければなりません。

普段私たちは、どこに行けばブルーを見つけることができるでしょう?それを探しに行ってきましたよ。動画を撮りながら7km程歩いてきました。





ブルーを探しに出掛けたら、いつのまにか浜松城を案内していました(笑)

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それにしても今日の空は澄み切った美しいブルーでした。もうこれだけでも感動モノです。


いつでも顔を上げればブルーは視界に飛び込んでくる

わざわざ探しにいく必要もなかったです。いつもいつでも空にはブルーがああったではないですか。思考がグチャグチャになってしまった時、どこかに青いものはないか!なんて慌てる必要もありませんでした。自分の答えを見つけたい時は空を見れば良かったのです。空一面にブルーが広がっていたのです。

しかも利用料は無料。答えが見つからなくなり困ってしまったら空を見ましょう。空を見て一面のブルーに刺激されたあなたの心理は、いち早く自分の答えを見つけることができ、悩みの時間を少しでも減らすことができるのです。

青い空って偉大ですよね。

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今日はブルーの意味のひとつの側面、「自己探求」について書いてみました。ブルーには他にも意味があります。その意味を知ることでブルーの活用の幅が広がります。そんなことを知ってみると色にもっと興味を持てるようになります。


あなたの色彩心理の幅が広がりますよ。


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