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阪神タイガース藤浪晋太郎投手は紫のグローブで復活を期すのか?

私は阪神タイガースファンです。シーズンが始まって阪神戦を見る時の私は全身チームカラーのイエローに染まっています(笑)試合を見たいがためにCS放送にも加入しています。

そんな阪神ファンの私が今年大いに期待していること、それは藤浪晋太郎投手が本当の意味で復活することです。

野球中継を見る時はイエローに染まりますが、今日の記事は藤浪選手をモチーフに「紫」について取り上げています。
(今日の記事は1月12日の当WEBサイトのブログで書いた内容を加筆修正した記事です。また阪神タイガースネタとなっておりますが、他球団のファンの方も暖かい目でお読みくださるとうれしいです)


藤浪晋太郎投手の苦悩

プロ野球ファンの多くの方がご存知のことだと思いますが、藤浪選手は制御が効かなくなったコントロール難で、ここ何年も本人もまわりも期待する成績を収めていません。それどころかマウンド上で苦悩する表情に見ているこちらも苦しくなるほどでした。

苦悶の表情ってああいう表情を指すんですよね。バッターにデッドボールを当ててしまうと突如乱れてしまう場面を何度も見てきました。もともとあまり顔に感情を出さないタイプの選手でしたけど、その度に申し訳なさそうな、苦しそうな表情に変わっていくのを見て、「あー今日もダメだったか」「いつになったら復活できるの?」「メンタルの問題なんじゃない?」「入団当初からチヤホヤされたからじゃないのか?」「藤浪も終わりか・・」などと勝手なことをテレビ画面に向かってつぶやいていました。

ある意味ファン失格ですね。


復活の兆しの見えた2020年シーズン

そんな藤浪選手が昨シーズン、何かをつかみかけたようなピッチングを見せてくれました。いわゆる抜け球というヤツが激減してきたのです。

それまでは抜け球がデッドボールとなってしまい、そこからガタガタに崩れるパターンの連続だったのですが、昨シーズンはそれが見られなくなったのです。

その年の春季キャンプで元中日ドラゴンズの山本昌邦氏が阪神の臨時コーチを勤めてくれました。昌さんの「今年の藤浪くんは違うよ」という太鼓判にファンとしても心強く思えたものです。

勝ち星こそ1勝しか挙げられませんでしたけど、安定し始めたコントロールは十分に復活へ手応えを見せていましたし、昨季途中からリリーフへの配置換えがありましたが、そこでのピッチングに不安定さはなくなり、来季への期待は膨らむばかりでした。



明るい表情は深い悩みを抜け出した証し

2021年の春季キャンプが始まりました。新型コロナによる緊急事態宣言がまだ続く中でのキャンプインですが、ファンとしてはコロナ禍の暗い気持ちを明るくさせてくれる一つの材料として期待せずにはいられません。

件の藤浪選手の復活もしかりです。

春季キャンプから伝わってくる話題は復活の手応えを感じさせてくれる内容のものばかりです。何よりも藤浪選手の表情が本当に明るい。最近始めたばかりだというインスタグラムでも素の藤浪選手を披露していて、その投稿内容(ファンからの質問に答えるというやつ)からも深い悩みから抜け出したんだなと感じさせてくれるものでした。

そんな藤浪選手が今季から紫のグローブを使うということがニュースになっていました。(2020年12月15日)


藤浪選手にとっての紫。そこにはどんな関わりがあるのでしょう。ここからは紫色の考察をしていきたいと思います。

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紫色に込められた変容と成長

紫には変化・変容という意味があります。特に変容には、「それまでとはまったく違う姿を見せる」という意味があります。つまり今までの藤浪晋太郎とはまるで別人、を思わせる意味なのです。

まず最初に断っておきますが、藤浪選手が色彩心理を取り入れたのかどうかは分かりません。もしかしたら深い悩みでもがき苦しむ果てに色彩心理というものに意識が向かったのかもしれないし、そうではないかもしれません。ただ単に紫のグローブを使おうと思っただけなのかもしれません。

そんなことは藤浪選手自身にしか分からないことです。しかし間違いなく、紫には「変容」という色の意味があるのです。

ここ数年、彼は屈辱的だったはずです。大阪桐蔭時代の栄光やプロ入り後3年連続二桁勝利を挙げ、さあここから野球人として頂点を極めようとした矢先の右肩の炎症。そこから投球フォームが微妙に崩れだし、たった一球でも抜け球が出てしまったことで制御が効かなくなってしまうコントロール。ファンからのヤジ。周囲から聞こえてくれるネガティブな声。

この頃の藤浪選手の思考と感情は、すべてがネガティブなものだったはずです。よくぞそこから抜け出そうと踏みとどまったものだと感心します。実際にそれで続けられなくなる人だって世の中にはたくさんいます。

そういう意味では今年紫のグローブを使おうと思った藤浪選手の潜在意識は今までの自分とは明らかに違うということを色で表現したかったのかもしれません。変容できた証しとして、自らが選んだ紫色をグローブに採用したのかもしれません。

実際マウンド上では投げる度に必ずグローブが視界に入ってきます。その度に「今までのオレとは違う」という思いが無意識にわき上がってくるはずです。

その意味でも今季完全復活している藤浪選手の姿をファンとして見守りたいと思います。


紫は最高位の色

先程の新聞記事でも書かれていましたが、紫は最高位の色として知られています。冠位十二階は聖徳太子が制定した、世襲制度に左右されない、実績を重んじる人材登用の制度です。その中で紫は一番位の高い「大徳」がつけることができる色です。

冠位十二階



これは紫が高い位置にあたる色であることの裏返しです。紫は精神性の高い色であることを色彩心理ではうたっています。

阪神タイガースの今季のスローガンは「挑・超・頂 挑む・超える・頂へ」です。「ちょうちょうちょう」です。笑ってはいけません。矢野監督が大真面目に考えたスローガンです。とはいえ言葉の響きから、笑いを少しでも取ろうとしている阪神カラーのイエローの色彩心理がうかがえますけどね。

それは置いといて。頂は頂点です。紫も頂点の色です。藤浪選手が紫のグローブを使おうとした色彩心理に「頂点に立つ」という思いが無意識に働いたとしたら、こんなに頼もしいことはありません。


紫は青と赤のバランスを取る色

紫は二つの色を混ぜたことによってできる色です。青を赤を混ぜた色です。

「冷静の青」と「情熱の赤」

この二つの色彩心理のバランスを保つ色が紫です。

試合中、この二つの心理は欠かせない要素です。冷静さはピンチになればなるほど必要となります。すべての塁をランナーで溜めてしまう満塁の大ピンチ。この時こそ動揺することなく大ピンチを切り抜ける冷静さが必要です。そして「ここぞ!」という最高のピッチングをするためにレッドのエネルギーを全身に集中させ、渾身のストレートを投げ込む情熱さが必要となります。

藤浪選手はそんなシーンを、かつては何度となく見せてくれました。昨シーズンもピンチの場面を160kmを超える剛速球で三振に仕留めたピッチングがありました。テレビの前でもその圧巻さが伝わり、私自身も鳥肌が立つほどの興奮を味わうことができました。


紫が実現させる藤浪晋太郎の成長した姿が見たい

このようなピンチの場面はこれからも必ずといっていいほどあると思います。そんな時こそ紫の色彩心理を活かしてほしい!変容した藤浪晋太郎の姿を見せてほしい!

今季も興奮を味合わせてくれ!完全復活を見せてくれ!そして頂点を見せてくれ!と、最後はいち虎ファンとして今日の記事を締めくくらせていただきます。


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