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あと4年を何に使うか

Twitterで大好きな小袋成彬を検索してたら発見した対談。

僕は20代の感覚っていうのをすごく信用してるんですね 
                             又吉直樹

わたしはいま26で、月曜の夜中12時過ぎに唐突にこんな言葉に出会ったわけだけど、

26をこえてこれから30歳にむかう時間をこれまでどうとらえてたかっていうと特になんもなくて。

あったのは焦りと違和感とある種の(いい意味での)あきらめというか、安心感みたいなもの。

20代前半を無為に過ごしてきたんじゃないかという焦り、

"社会に出て"もうすぐ5年にもなるのにこんなもんかという違和感、

そして25という何となく世間的な節目、をこえて結婚も昇進もしていない、何者にもなっていない、たぶんこれからも特別ではない人生が続くのだというあきらめ。

安心感は、何者にならずにすんだことへなのか、つぎのボーダーラインが30だと認識してそこまでの時間の猶予ができたことへなのか、なんなのか。

ほんとうにそれだけのものしか、20代を過ごすこの先4年に対して思うことはなくて。


そんな状態でなんの気なしに対談読んで。

20代の感覚をこれからも信じられるものとして持ち続けると仮定した時、

これから先の4年どう過ごすのかめちゃくちゃ意識した。

はじめて意識した。


本物を知るとかそんなチープなことじゃなくて、

無駄なことをするとかしないとか、そういうのこされたモラトリアム的な時間の使い方を許される限りしたいし、

自分の感情の触れ幅をもっと理解するとか、勢いに任せるとか、意識的にしないとできなくなったり自制するようになったりするようなことを積み上げたいとおもった。



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