なんでもできる人にならなくていい
インタビューが得意で、
おもしろい文章を書けて、
締め切りを当たり前のように守り、
クライアントとのやりとりもスムーズで、
急振りの仕事にも笑顔で対応できて、
専門的な内容にも対応できる
なりたいライター像をあげたらキリはない。
でも、それと同時に、私はこんな人にはなれないということに気づいている。
これまでライターとしての転機はいくつもあった。もう私は書けない、そう思ったこともなんどもあった。
そんな時に「なんでそう思うの?」と聞かれると、大抵の原因はいくつものことを同時にできないからで。一つひとつならちゃんとできているのに、自分が何もできない人間に思えてしまっていた。
でも、考えてみてほしい。あなたが小学生だった時のことを。
足が速くて、かっこよくて、女の子にモテて、男友達ももちろん多くて、頭が良くて、先生からも親からもいい子だと言われていて、ドッジボールが強くて…
どれかに当てはまる人はいたとしても、全部に当てはまる子はいなかったはずだ。そして、その全部に当てはまる子になることは、すっごく難しいことも知っていた。
なんだ。昔から知ってたのにね。
大人になると、どうして子供の頃に「できないね」と理解したはずのことを、求めてしまうのだろう。
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