次はどんな景色を見に行こう?
コーチングを学び実践する中で、対話をさせていただく機会が増えてきました。
クライアントさんの言葉から、その世界観や唯一無二の経験に触れさせていただくと、「ただただ、美しいなぁ」と感じます。
一方で、「私の言葉、合っていますか?」と質問をいただくこともあります。
私自身、もともと他の人と自分を比べやすい性格だったり、正解を求めながら走り抜けてきたので、「これで大丈夫かな?合っているかな?」と迷う気持ち、すごく共感します。
そんな時、この一節を思い出します。
人生とおんなじ。歩き続けていると、そのとき、そのときに思いがけない美しいものが現れる。その美しさは、人それぞれに違っていて、その人だけの特別なもの。くるり、くるり。初めての美しい景色を、ただ、ただ見たくて、万華鏡を廻していく。
坂崎千春「片思いさん」
あぁ、そうだ。
何を美しいと思うか、どう感じるかは本当に人それぞれなんだ。
そして、葛藤も悲しみも、喜びも安らぎもその人だけの美しい道のりを形作っているんだ。
改めて、そんなことを感じさせられます。
どこかにあるはずの正解を求めるより、目の前でクルクル表情を変えている”今、この瞬間の自分の気持ち”に明るい方へ進むためのヒントはあるのだと思います。
その直感に従って進んだ先には、きっとさらに見たこともないような特別な景色が待っているはず。
何かに迷った時は、「私は何を美しいと思うんだろう?」「次は、どんな景色が見てみたいんだろう?」そんな風に問いかけてみようと思います。
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