見出し画像

宣言。

約2年、学校を休んでいた次男。

転校を機に、学校に通えるようになった。

今までと何が違うのか…

今の学校は小規模校。4年生は特に人数の少ないクラスで、支援級の子供たち全員合わせても12人。

クラスの構成は、通常級8人。支援級の4人はは、情緒、知的、難聴。様々な個性を持った子供たちの集まったクラスである。

幼い頃から培われた子供たちの柔軟性が想像できる。

ある日、午前中の調子が悪く、休む予定にした息子。昼休み、どうしてもクラスのみんなと遊びたくて、午後から登校した日があった。

そこでの、クラスメイトの反応。

「昼から来るとか、すごくない!!僕だったら、1日休むのに〜」

息子のクラスメイトたちは、なんて褒め上手❣️
褒めているつもりもないのかもしれない。心からそう思ってくれていたのかも。

また、様々な過敏性から学校に色々なグッズを、持ち込んでいる息子。

ある日、ドキドキしながら初めてiPadを教室で使った。
「誰もiPadのこと何も言わなかったよ!」と嬉しそうに話してくれた。

そんな出来事から、クラスメイトたちの自己肯定感の高さを感じた!

休みがちだったり、突然、午後から登校したり。色々なグッズを持ち込んだりする息子を見事に認めてくれた。実に自然に。

人を好意的に認めれる力ってすごいなぁ〜

人数の少なさだったり、自然豊かで穏やかな環境だったり、色々な要素があるのだろうが…

みんな誰もが必ず持っているだろう、ちょっとずつの困りと上手く向かい合えているのだろう。中には、簡単には乗り越えて行けない困りを持ち合わせている子供たちもいるだろう。しかし、そんな子供たちが様々な支援を受けるための土台がここには出来ている気がした。

違いを認めれる柔軟な心❣️

子供たちと裏腹に、息子がICTを持ち込むことにドキドキしているのは、実は先生たち。
そんな先生たちへ、息子からの挑戦状⁉︎
現在息子は支援級で多くの授業を受けている。

「僕は、4年教室でみんなと一緒に国語の勉強がしてみたいです。僕は書くことが苦手でとても苦しいです。iPadを使って楽しく作文を書いてみたいです!」

とは言え、2年間のブランクは正直感じる。まともに授業を受けたのは小学校1年生まで。4年生たちの読み書きのスピード、量、内容…  きっと衝撃を受けることだろう。
そんなことも少しずつ話してみたが、気持ちは変わらない様子。
ならば、あなたも「覚悟」しなければね!
スムーズなキーボード入力。iPadの操作。文章の組み立て方。2年分、遅れている漢字学習。

夏休み中に鍛えるぞー!

家から出ることも出来なくなっていた子が、クラスメイトからの刺激をこんなにも受けたがっている!
上手く行くこと、行かないこと色々あるだろうが、挑戦してみる価値はありそうだ。スポンジが水を含んで行くように、グングン成長している。4月、私の手を掴んで、隠れるようにして目に涙を浮かべ教室に入っていた息子。今は、私の手を離し、新しい挑戦に飛び込んで行こうとしている。

息子の成長を信じて、少しずつ距離を取り背中を押してやる時期なのかなぁ、と。

私にとっても息子からの「自立宣言」。
…しかし、やっぱり、大人の方がドキドキする💦

クラスの子供たちを見習って、柔軟な心で息子を見守って行く!

私もここに宣言しておこう❗️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?