SixTONESを推し始めた3つの理由-ストーリー性と緩急とセルフプロデュースの沼
突然だけど、私は SixTONESというジャニーズ事務所所属の6人グループのファンです。
所謂「推している」というやつなんだけど、推している理由は主に3つあるので、今回はそれをつらつらと書いていきますね〜!
※ここからの内容はあくまでもファン歴の浅い一個人として感じた・感じていることを書いたものになります。一部事実と異なる点や表現が拙い箇所がある可能性を了承の上お読みください。
1.グループ、そして個人のストーリー性
●グループとして
SixTONESは元は「バカレア組」と呼ばれていました。
2012年に放映されていた私立バカレア高校というドラマに出演していた6人。特別グループ名も付いていなかったのでそのまま「バカレア組」と呼ばれていたようで。
でもドラマ終了後は6人で活動することが次第になくなっていっちゃったんですね。
そんな6人が2015年5月1日に再びグループとなった。
その際にジャニー喜多川氏から付けられたグループ名が「SixTONES」。
名前に込められた意味は6つの音色、6つの原石。
同年代、そして歳下世代がデビューしたりデビュー間近となっていく中、彼らがSixTONESとしてやっていくことを決めたのは今後もこの世界に身を置いていくという覚悟だったと思います。(ここにもかなりドラマがあるけれど話すと長い)
ただ、ファン待望の再集合かと思いきや、
思いのほか集客力はなかったようで、
結成当時は悔しい思いもしていたみたいで。
出会い→注目を浴びる→解散→再集合→試練→栄光へ…
なんだか少年漫画のようなストーリーだなーと思いませんか?
そういう側面に惹かれちゃう。
●個人として
SixTONESのメンバー6人にも深いストーリーがあるのです。
★ジェシー
友達の紹介で入所。色んなJr.内グループを経験したがバカレア組が大好きで再集合をメンバー、事務所にかけあったのがこの人。グループのシンボルであり、信頼を置かれている。
★京本大我
父親は京本政樹。二世である自分に悩んだこともあったが、二世に甘んじない姿勢で相当な努力を重ね、現在ではアイドルとミュージカル俳優を両立。苦手だった歌はミュージカル界でも高い評価を受けるまでに。
★松村北斗
入所すぐにCDデビューするも、グループが解体。トップを走り続けるも報われないことも多かったが、得意な演技でブレイクの兆し。心の壁が厚いタイプだが徐々にグループ内での顔つきが柔和になってきた。
★髙地優吾
テレビ番組のオーディションを勝ち抜き入所。松村と同じくCDデビューするもグループ解体。自分の武器が見つけられなかったが、笑顔と癒しという、グループカラーの裏をかく個性をつけ、唯一無二の存在に。
★森本慎太郎
同事務所でデビューしていた兄を持ち、入所直後から大きな仕事を任されるが兄が不祥事で脱退。今は自分自身の力で突き進み、持ち前の明るさと気遣い力でグループを盛り上げる。
★田中樹
同事務所でデビューしていた兄が脱退、そして逮捕。世間的にも肩身が狭い思いをしたが、腹をくくって自分の長所であるMC・ラップを磨き続けた。この2点は今ではJr.内随一。
全員に共通しているのは、
入所してから今までのタイミングでデビューしそうな立ち位置に一度は来ていたということ。
そして、それにもかかわらずここまでデビューしていないということ。
お茶の間ゆるゆるジャニーズファンだった私でも全員の名前を知っていたほどでした。
最初に見たとき「あ、この子知ってる」「この子も知ってる!」「みんなまだ事務所にいたんだ…!」と驚きの連発で。
その期間の中にはきっと信じられないくらいの悔しさや苦悩があったんじゃないかな。
特に身内が同じコミュニティから悪い理由で消えてしまうだなんて、残されたものにとっては本当にきつかったんじゃないかな…。
でもそれらを乗り越えて今光り輝いている彼らを純粋にかっこいいと思うし、苦難だったかもしれないこれまでのストーリーも含めて愛おしい。
2.圧倒的な目力でのパフォーマンスとバラエティとの緩急さ
SixTONESには目力があると思う。
もともと知ったきっかけはオリジナル曲『JAPONICA STYLE』のMV。
落ちたきっかけはオリジナル曲『Jungle』のライブパフォーマンス動画。
ああこれはもうファンクラブ入会だしお金落としたいわと思ったのはYouTubeの音楽フェスの動画。
覇気がえげつない…!
アイドルの動画だなんて最後まで観られないだろうと思っていたけれど、気づいたら観終わっていて!
ダンスがすごく揃ってるわけでもなく、歌も正直MVやライブなら修正された音源を使っているから上手いかどうかなんて判断できない。(後にマジで上手いんだということを知るのだが)
でもとにかく心に刺さったのは、観るもの全てを獲物のように睨みつける目力の強さでした。
どんな表情をすれば良いのか、どんな表現がしたいのかという意志のある人の目。
きっとこれまでの経験の中で周りの環境がめまぐるしく変わる中で自分自身と向き合い、自分自身のことを知ったことで得た目なのだろうと思います。
そんな目が、パフォーマンスが好き。
その一方で、高すぎるバラエティ力も兼ね備えているのがSixTONES。
YouTubeのジャニーズJr.チャンネル内での動画はいつもいつも私を笑わせてくれる。
パフォーマンス動画との緩急の差がエグいのも魅力。
おすすめ動画をいくつか挙げると!
①すとらじ
SixTONESがラジオをやってみたら?という企画。
(結局音声だけじゃ何も伝わらない内容になってしまうのが醍醐味)
すとらじはいろんな回があるんだけどこの回が何故か自分のツボに刺さりまくってて、
大喜利の箇所とかマジで好きです。
自分のツボが万人受けするかは分からないけれど1番オススメしたい動画はこれ。笑
②Mr.ズドン
名作。馬鹿なことを全力で楽しく。朝見たらとりあえず人生頑張ろうって思える。
メロディが耳に残って延々と無限ループされる呪いがかかります。
みんな頭の回転早いんだな〜と感心もする!
③KYゲーム
お題にそってポーズして、人と違うポーズしたらダメという単純なゲーム。
それだけなのに…ただただ面白い。
すごいのはカメラアングルもほぼ固定で無機質な会議室でやってるってところ。
なにも演出がなくてもこの6人でゆるく面白いことやってるのが本当に楽しい。
3.己を知っている6人
ここまで推せるポイントを書いてきたけれど、やっぱり結局は6人それぞれが己のことをよく知っているということが好きだし、尊敬できるポイントなのかと。
もう20数年も生きてきて、ただ顔が良いだけじゃ人のことは好きにならないけれど、本当に尊敬の念が6人にはわくのです。
それぞれ10年以上前からこの世界に身をおき、1度は仲間の頂点に経つも一気に崩れるような出来事を経験してる。
1度目に頂点に立った時は、きっと大きな外部の思惑の力があったと思う(話題性が高いとか、サプライズとか、兄弟がいるとか)けれど、それがなくなった時にすごくそれぞれ自分に残るもの、自分が本当に持っているものを考えたんじゃないかな。
やりたいこと、できること、求められていること
仕事では自分がやりたいこと(will)、自分ができること(can)、自分に求められていること(must)の3点を射抜くことって大事だと思っているのですが、SixTONESはまさにそれを体現していると感じます。
それは己と向き合って、他者をよく観察して、謙虚であり続けた結果なんだろうな。
つくづく仕事人だなーと思います。
応援したくなるようなストーリー性
圧倒的なパフォーマンス
バラエティ力
自己理解の深さ
will, can, mustを射抜く仕事力
これが私が人生初レベルでアイドルにハマった理由でございます。
SixTONESと仕事論みたいなものでまた1つnoteをかけそうなくらい。笑
パフォーマンスだけじゃなくて彼らの仕事や自己に向き合う姿勢も素敵なので、良かったら一緒に応援しましょう〜。
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