うに

雑文。

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最近の記事

死にたがりオタクが神山智洋くんを好きになった話

私の日々には、とっても死にたい日とうっすら死にたい日の2種類がある。 経緯は省くけれど、人生短いながら紆余曲折ありまして。特にここ数年はフルコンボだドン!という感じでもうおなかいっぱい。濃すぎる。メンタル四面楚歌、程々にしてくださいマジで。(こんな暗いスタートの沼落ちブログある?????) これはそんな死にたがりオタクの私がWEST.の神山智洋くんと出会い、早々にコンサート初参戦を果たして名実ともに「神山担」になるまでの記録です。 何か8000字近くなっちゃったので流し

    • 祝福

      羽根が生えるのは、薬指を失った時よりも痛かった。 肩甲骨が皮膚を突き抜け、まるで成長期の子どもの背が伸びるように、少しずつ生えてくる。血を含んだそれは肉に似ておぞましく、風呂場の鏡におびえながら、日に何度もシャワーを浴びる。根元から文字通り骨の髄までお湯がしみて叫び出しそうになるけれど、それでもきちんと洗わなければ、羽根に血の色が沈着する――どころか肩甲骨ごと腐り落ちてしまうというのだから、毎日戦争だ。 一瞬の激情。 仕事の忙しい両親に代わり、わたしを育ててくれたのは母

      • 希死念慮をいつも抱えて生きている。 しかし全て放り出してしまいたい、死んでしまいたい、消えてしまいたい、とこれまで一度も考えたことのない人間の言葉を、誰が信じられるのだろう。 私は加藤シゲアキの言葉を信じている。重岡大毅のうたを信じている。 私自身の言葉を、信じている。

        • 女性になんてなりたくない

          女性の働き方改革、女性の社会進出、などという言葉が昨今大手を振って歩いているが、そもそも私は「女性」になどなりたくない。 そんなものになるくらいならいっそ死んだほうがマシである。と、本気で考えている。 「女性」になるということは「少女」でなくなる、ということだ。もちろん、客観的に見れば私は間違いなく前者である。しかしこれは身体的な事実には関係がない。重要なのは、その精神なのだから。 初経が来たときの絶望を今でも覚えている。 幼い私にとって、母親の粗暴さは「女性」への嫌悪

        死にたがりオタクが神山智洋くんを好きになった話

        • 希死念慮をいつも抱えて生きている。 しかし全て放り出してしまいたい、死んでしまいたい、消えてしまいたい、とこれまで一度も考えたことのない人間の言葉を、誰が信じられるのだろう。 私は加藤シゲアキの言葉を信じている。重岡大毅のうたを信じている。 私自身の言葉を、信じている。

        • 女性になんてなりたくない

          #相互題詠やってみた

          きっかけはTwitter(新X)のフォロワーのツイートから、こちらのnoteを拝読したことでした。 相互題詠について詳しくはこちらの記事で解説して下さっているので見てもらえたらと思うのですが、まとめると、2人以上でそれぞれお題を提示し、相手から与えられたお題で短歌を詠むという企画。 主に2種類のパターンがあって、お題の単語を何かしらの形でうたに入れるものと、それをテーマとして詠むもの。 お相手は先述の記事をおしえてくれたフォロワーのゆずちゃん!今回は後者でそれぞれ5首、と

          #相互題詠やってみた

          あなたの言葉が澪標

          ※NEWSpace、加藤シゲアキさんのグッズ『嵌まりゆく時間/言葉の澪』についての解釈・感想を自分の好きなように語っています。 見た。 まずはとにかく、私の狂い様を見てほしい。 見事に狂わされた。 泣いてしまいそうなくらい美しくて、何度も読み返して、そのたびに新たなツイートをしている。 だってこんなとびきりのラブレター、他にある???ないよ。 NEWS担10年選手にして加藤担デビュー。今までほんと〜〜〜に手越くんのことばかり見てたから今ちょうど新規ハイなんですけど、そ

          あなたの言葉が澪標