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何度でも 20240627

いつのまにか継続して書くことが止んでしまっていました。

あぁまただ、とおもう。

続けるということの、なんと難しいことか。

もうやめちゃおうかな、ともおもったりする。

でも、ゼロにしてしまうのは勿体無いし、ほんのすこしだけ悔しいから、また何度でも書き始めたいとおもいます。

中途半端なところからだって、始めてみれば積み重ねてゆけるし、それはひとつの形を成してわたしのなかに降り積もってゆくものだから。

昨日は大好きなひとたちに会って、お好み焼きとパンケーキを食べ、それから海が見える本屋さんを訪ねました。

花の名前を教えてもらったり、お好み焼き屋のおじちゃんの口笛を聴いたり、パンケーキを半分こしたり、本の背表紙の並びにウットリしたり。

現実感のない穏やかさが、波がくりかえし打ち寄せるみたいに、何度も何度もわたしのまわりを満たしました。

心地好くて永遠を信じたくなったけど、満ちたものは、ゆっくりと欠けてゆく。
言いたいこともしあわせな時間も。

でも悲しまなくて大丈夫だということも知っています。

欠けたものはまた満ちるから。
別の感情でも、ことばでも、景色でも。

だからやっぱり、繰り返すことを諦めないようにしたいなと、本屋の庭先に咲いた梔子の花を眺めながら、改めておもいました。


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